最近、滅多にしない掃除をよくしています。
掃除と言っても、家の中でなく、家の外回り。
(家の中は嫁さんに任せております。スンマセン)
掃除だけでなく、草刈や、茂ってきた木の枝落とし、
冬野菜に向けての畑作りなども。
また、仕事でも掃除しています。
掃除と言っても、知人より自宅外壁の塗装をして欲しいとのご依頼。
塗料と道具は支給して頂いたのでやりやすい。
たまにはこんな仕事もいいかもと思ったのですが、
いざ塗装しようと外壁をよく見てみると、これがスゴーく汚れているのですね。
くもの巣はもちろん、カビのようなコケのようなものから水垢まで。
雑巾で水拭きしてみると真っ黒な汚れ!
いやーこれは凄い。
水と空気のきれいな屋久島と思っていたのですが、
この汚れ具合は、大型車がガンガン通る国道沿いの外壁のような黒さ。
これはこれは大変だ。
なんといっても家一軒丸ごとなので。
とにかくきれいにしないと。
真っ黒になる雑巾を何度も何度も洗いながら拭き掃除を進める。
最初はこの汚さに閉口していたのだが、
少しずつきれいになっていくのを見ていくうちにある種の快感と達成感を覚える。
掃除というのは、特に技術や経験が必要な仕事でなく、
誰でも行動すればそれなりに結果が目に見えて出来るものであり、
そして人にも喜ばれる行為だと再認識する。
世の中には色々な仕事があるけれど、
一般的に、偉い仕事が優れており、誰でも出来る単純な仕事は低く見られる傾向がある。
実際、給与もそれに比例している。
でも、この掃除という行為を、世のため人のためにと思い、黙々と続けていると、
ふと、これはひょっとしてひょっとすると、スゴーく尊い仕事なのかもしれないなあと感じる。
なんか、目から鱗が落ちたような、なんか、大事なことを発見したような気分。
普段あまり掃除をしないほうなので、ひとつ心して家庭でも頑張ってみるか ・ ・ ・ な。
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