雇い実
やといざね と読みます。
主に、板材を剥ぎ合わせていく加工方法です。
溝を掘り ↓
その溝に雇い実(木片)を入れて接合します ↓
板と板を繋ぎ合わせていく方法はいろいろとあるようですが、
今のところ、私はこの方法がしっくりときます。
この写真は本棚の棚板となる加工をしているところです。
このような加工により、幅広い板(テーブルなど)を作ることが出来ます。
凸凹の形状での実(さね)加工もあります。
これは無垢の木のフローリングや内壁の板材によく使われています。
この方法の場合、凸の切り欠き部分により、板幅が狭くなってしまうので、
板材を最大限に有効利用する場合はやはり雇い実が良いです。
緩過ぎず、きつ過ぎず、丁度良く調整します。
・・・ 二つのものを一つで繋ぐ ・・・
天と地を繋ぐものは人間だそうです。
その人間が正しく生きるのは重要。
世の中、世界のバランスをとっている、もしくは、鎹(かすがい)の役割があるとも言えます。
今、良心のままに一生懸命に生きることが求められていると思います。
緩んでいては天と地が裂けてしまいます。
出先でテレビを見ました。
お笑い系のバラエティー番組がやっていました。
大変な犠牲者が出ており、未だに救出されない数多くの方がいます。
この状況下での放送はどうかと思います。
今出来ることに打ち込んでいますが、なんだか落ち着きません。
もっと出来ることがあると思います。
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