サイプレス

鬱病になり不安定な毎日。今は宝塚熱が再燃して、これがいい処方箋になっています。

ぼちぼちに過ごす難しさ

2012年06月03日 | うつ病


まあ、誰でもそうだと思うけれど、月曜日に出勤を失敗すると、

まるで、この世のおわりか・・・と思うほど落ち込み悩む私。

悩むだけならまだしも、動けない日が続く・・・ことが、かなり長い間続いていて、

いまだに土日の過ごし方は、要注意。

もう、友達にあってテンションが上がろうもんなら、回復するのに2~3日かかる。

先日も、友人とランチをしたけれど、会う時間は3時間と決めて、友人にもそのことを断り、

携帯のアラームを鳴らして、友人との楽しい時間も強制終了させたのだ。

このくらいで、ちょうどいいというか、もしかしたらもう1時間くらい時間を

短くしたほうがいいかも?っていうくらいなのかもしれないけれど、

友人にあって、2時間は、『ありえない!』

ので、テンションをあげずにぼ~っと過ごすことが肝心のようである。(笑)



どうやら、仕事だけでなく、友人とあって楽しい時間ですら、自分にとっては

エネルギーを使う『疲れる』原因だとわかってきたのは最近のこと。

なんでも、数字化したり、表にしたりと目に見えるものにするのが好きな私。

ここ3ヶ月ほど、一日の過ごし方や疲れ方、何かイベントの後の

動けなくなる日数やを、それこそ昔の夏休みの一日の過ごし方のような

表をせっせとつけて(友人には、やりすぎと注意された(笑))、

やっと、仕事をやりすぎるだけが問題ではなく、家でのそれこそ

掃除にかかった時間やら、料理の時間やら内容をメモしていって、

はじめて、これらのことすべてが「自分にとってあまりよくないこと」

だと、初めて知った。


その中で、親しい気の置けない人たちとのご飯ですら私にとっては

危険だということがわかったのだ。

会いたい友人と会うと、当たり前だがテンションがMAXになってしまい、

気がつかないうちにエネルギーの消費が大きいらしい。

今は、義務的な会社の会には、すべて不参加している私。

これは、義務的なことは「疲れるから・・・・」と、納得が最初から出来ていたけれど、

それでも、忘年会などの行事に「不参加です」と伝えるのは私にとっては

かなりハードルが高かった。

それでも、「Drストップがかかっているので・・・・」

と、自分なりに納得のいく言い訳ができたこともあって、この手のものは、

割と早い段階で軽くなったのだ。



 でも、会いたい人と会っても疲れてしまう私に気がついたのは、最近。

で、先日最近定年で卒業された方を囲んでのお食事会の案内が来たのだけど、

悩んだ挙句、幹事をしてくださっている方と、その後、ご本人に電話で

「今回は遠慮させて欲しい」と理由も正直に言って伝えたら、

本当にこの方たちはすごいと本当に思ってしまった。



「いやぁ~よかったね~。自分がどうすれば危ないかがわかって

そのことに対処できるようになって、おまけにそういった会に参加できないと伝えることは

自分にとってはすごい負担なことなのに、それを言える様になったのは、

会いたいけれど、そのほうが嬉しいよ!!」

と同じようにそれぞれがおっしゃて下さり、『あ~~私って本当に幸せ者』

としみじみしたのでした。



で、写真は、今日のお散歩でみつけたハチです。熱心に木の実をつついていたので

恐る恐るながらちょっと近づいてみました。