高山 文彦著 文春新書 2006年
一連の『オウム関係』の指名手配犯がつかまり、月日の流れの速さと
人間やっぱり『逃げ切れる』ことはないんだな・・・と、思っていた私。
で、ふと図書館で目に留まった一冊。
麻原 彰晃と名乗る松本死刑囚があの『狂気』に走っていたのか・・・・と言うことを
本人は、なにも証言していないので、彼と関わりのあった人の証言で綴られている。
少年時代、盲学校で小学生から寄宿生活をし、そのときにあまりにも両親は
貧しかったので、彼に出る就学奨励金を生活費に充てたいと学校に申し出たことがあったそうな。
6歳から20歳まで寄宿生活で、「その間親が休みに迎えに来たりすることも、
服を送ってくることもなかった」と、当時の関係者が証言していた。
本当に貧しくて来ることが難しかったのだろうけれど、きっと彼は
寂しさと怒りとか色々な感情をこの間に育てていったのだろう。
だからと言って、彼のやったことがいくら寂しくてかわいそうな少年時代を
送ったからといって、正当化できるものでは決してない。
人間自分が愛されたことがなければ、人に愛を示すことは出来ないと私は思う。
彼には、両親に対しての恨みにはじまって、社会全体や国家に対する
私怨が膨らんでいったのだろうけれど、結局はこの個人的な私怨のために、
賛同して大勢の若者たちの人生を狂い、また、たくさんの被害者がでるような
テロを起こしてしまったことが、あまりにも不可解で理解不能な私。
で、ふと思い出したのがテレビの中継の最中教団幹部が刺殺された事件の犯人は、
すでに刑を終えて出てきているらしいが、彼のブログをみつけた。
そういや、「オウム」と覚せい剤とか北朝鮮との関係とかロシアとの関係とかが
あの当時は取りざたされていたような気もするけれど、記憶があいまいだ。
あの頃、テレビに出てそのディベート術で活発に発言していた上祐氏。
最近また、メディアでの露出が増えているけれど、「ひかりの輪」のHPで公開されている、
オウム事件についての総括を読んでもいまひとつよくわからない私。
また、今は宗教活動をしていないと言われている野田氏のブログのアドレスがアレフと読めるのは私だけなんだろうか・・・。
一連の『オウム関係』の指名手配犯がつかまり、月日の流れの速さと
人間やっぱり『逃げ切れる』ことはないんだな・・・と、思っていた私。
で、ふと図書館で目に留まった一冊。
麻原 彰晃と名乗る松本死刑囚があの『狂気』に走っていたのか・・・・と言うことを
本人は、なにも証言していないので、彼と関わりのあった人の証言で綴られている。
少年時代、盲学校で小学生から寄宿生活をし、そのときにあまりにも両親は
貧しかったので、彼に出る就学奨励金を生活費に充てたいと学校に申し出たことがあったそうな。
6歳から20歳まで寄宿生活で、「その間親が休みに迎えに来たりすることも、
服を送ってくることもなかった」と、当時の関係者が証言していた。
本当に貧しくて来ることが難しかったのだろうけれど、きっと彼は
寂しさと怒りとか色々な感情をこの間に育てていったのだろう。
だからと言って、彼のやったことがいくら寂しくてかわいそうな少年時代を
送ったからといって、正当化できるものでは決してない。
人間自分が愛されたことがなければ、人に愛を示すことは出来ないと私は思う。
彼には、両親に対しての恨みにはじまって、社会全体や国家に対する
私怨が膨らんでいったのだろうけれど、結局はこの個人的な私怨のために、
賛同して大勢の若者たちの人生を狂い、また、たくさんの被害者がでるような
テロを起こしてしまったことが、あまりにも不可解で理解不能な私。
で、ふと思い出したのがテレビの中継の最中教団幹部が刺殺された事件の犯人は、
すでに刑を終えて出てきているらしいが、彼のブログをみつけた。
そういや、「オウム」と覚せい剤とか北朝鮮との関係とかロシアとの関係とかが
あの当時は取りざたされていたような気もするけれど、記憶があいまいだ。
あの頃、テレビに出てそのディベート術で活発に発言していた上祐氏。
最近また、メディアでの露出が増えているけれど、「ひかりの輪」のHPで公開されている、
オウム事件についての総括を読んでもいまひとつよくわからない私。
また、今は宗教活動をしていないと言われている野田氏のブログのアドレスがアレフと読めるのは私だけなんだろうか・・・。