(木村佳子さんのブログより引用)
そのアメリカから連結対象としていつまでも面倒を見てもらえるという幻想の中にいるのは怖い。
貯蓄大国などという数字のマジックにごまかされてはならない。国民に1400兆円もの貯蓄はない。日本が貯蓄大国だったのは昔の話で2005年には世界の中では貯蓄後進国になっている。
1973年から1974年の石油危機を体験して石油依存型経済から脱しようと原発に活路を求めたものの今回の被災でそれも一考を要するようになった。
この石油価格高騰の中でまた火力発電に戻るのか?
円安進行のさなか石油価格高騰はきっと冷酒のように日本経済に効いてくる。
少子高齢化、人口減少、財政危機に震災で足腰が弱まっているさなかの円安、原油高。
ゆめゆめ油断してられない。
とはいえ
昔から日本はピンチこそチャンスと頑張ってきた。
冷戦構造など神風にも恵まれた。
此度の危機に私たちは何を学ぶべきなのか。
身の丈に合った暮らし方?
共済の考え方?
そういえば民主党から大連立の話が谷垣総裁案で出されているとの話も出でいるそうな。
フラットな社会で手に手を取る。それにようやく目覚めたのか?
私が偉い、私が金持ち、私のほうがすぐれていると競い合ったむなしい競争の時代からの転換。
人の世界にもフラット化が進んでいる。見通せばどういう人が尊いのかよくわかる。無冠で働く名もなき勇敢な人々。人として当たり前のことをしようとしている偉ぶらないふつーの人々。
彼らこそフラットな社会の光だ。
つながろう! その光に。
日本経済大ピンチはその光を見るための受難なのかもしれない