木曽Now2

木曽の自然と大阪の自然を日記風に

星空散歩 開田高原

2019-11-07 07:27:48 | 星・星座

開田高原アメダス    今朝の最低気温   -3.9℃     昨日の最高気温  13.1℃
木曽町新開       午前7時の気温   -2.5℃       今朝の天気   晴れ(霜)

10月31日快晴
月齢3.3の三日月
この時期御嶽山に
天の川がかかる。


19時過ぎに
月が沈んだ後
天頂の夏の大三角から
西空のいて座にかけて
綺麗に天の川が
見えるはずだ。


夕方18時55分
御嶽山の山麓に
三日月が沈み始める。


三日月と言えども
とても明るい。


月のすぐ左上で
明るく輝いているのは
第5惑星の木星だ。


画面の右端には
特徴のある
かんむり座が見える。


そのすぐ左上に
ヘラクレス座
その下の
へびつかい座は
御嶽山に半分
沈んでいる。


19時14分
さそり座のすぐ上の月は
御嶽山に姿を隠した。


いて座の上では
土星が明るく
輝いている。


20時00分
いて座の南斗六星が
山麓に沈もうとしている。


画面に夏の星座
わし座やこと座が
入ってきた。


この時期のこの時間
まだ七夕の星が
頭の上で見られるのは
意外に
思われるかもしれない。


結局
目的の天の川は
ぼんやりと見えただけだ。


御嶽山南側
山麓の灯りは
名古屋方面の光害?だ。


どんどん
開田高原の夜空も
明るくなってきたいる。


その後
天頂の夏の大三角を
撮影した。


偶然
流れ星が大三角を
横切ってくれた
ラッキー!


最後の一枚は
秋の星座
ペガスス座だ。


大きな四角形を
空に描いている。
天かける馬の上半身に
見えるだろうか?


すぐそばで
肉眼でも見える銀河
アンドロメダが
ぼんやり輝いていた。




以前
木曽馬の里で撮った
天の川の写真です。

(2013.5.13 2:54撮影)


(2017.5.29 0:50撮影)

惑星が並んでいます

2019-11-03 07:43:25 | 星・星座

開田高原アメダス    今朝の最低気温  1.3℃     昨日の最高気温  14.9℃
木曽町新開       午前7時の気温  1.5℃       今朝の天気   晴れ

最近
暗くなるのが
早くなってきた
日の入りの時刻は
16時55分。


この時刻の少し前
決まって木曽馬の里に
出勤?している。


御嶽山の夕焼け
写真を撮るためである。

(2019.10.31 17:16撮影)

雨が降らない限り
夕食準備の前
毎日の日課である。


夕焼けの写真
99%は空振りだ。


宝くじと同じで
買わないと
当たらない
写真も行かないと
撮れないと言うことである。


この時期
惑星が綺麗に並んでいる。

(2019.10.31 17:24撮影)

一番低い所に金星
その少し左上に木星
さらにその左上離れた所に
土星が見える。


金星のすぐ下に
一番太陽の近くを回る
水星があるはずなのだが
ここでは見えない。


先日31日には
月齢3.3の月が
木星のすぐそばで
輝いていた。

(2019.10.31 17:23撮影 木星と月)

いつも持ち歩いている
デジカメのTG-4
望遠にしても
豆粒ほどの月にしか
写らないのが
残念である。

(2019.11.1 17:18撮影 月と木星)





かに座 しし座 木曽にも春の星座が 

2019-03-17 08:00:30 | 星・星座

開田高原アメダス  今朝の最低気温  -9.8℃     昨日の最高気温  4.8℃
木曽町新開     午前8時の気温  -4.5℃     今朝の天気    薄曇り

夜遅くなると
冬の星座が
西の空に傾き
代わって
春の星座が
西の空から
昇ってきます。


ふたご座
こいぬ座の西側の
目立たない星座が
かに座です。


自分の誕生月の
星座なのですが
長い間
実物の星座を
見たことが
ありませんでした。


いわゆる
光害のある
都市では
まったく見えません。


ギリシャ神話では
ヘラの手下の
お化けガニ。


ヘルクレスに
踏みつぶされたと言う
オマケまで
ついています。


かにの胴体には
小さな星の集まりが
見えます。


M44プレセペ星団
ここ木曽では
何とか肉眼で
見ることができます。


かに座のあと
西から昇ってくるのが
しし座です。


オリオン座に次いで
形の分かりやすい
星座だと言われています。


人食いライオンの頭部は
?マークを
裏返したような形で
日本では『樋かけ星』
雨樋(あまどい)をかける金具と
見られていました。


ライオンの心臓にあたる
一等星がレグルス
21個ある一等星の内
一番暗い一等星です。


ししの全身が
現れるまで
寒くて待てず
上半身だけになりました。


冬の代表的な星座 おおいぬ座

2019-03-12 08:00:30 | 星・星座

開田高原アメダス  今朝の最低気温  -5.0℃     昨日の最高気温  5.1℃
木曽町新開     午前8時の気温  -4.0℃     今朝の天気    晴れ


昨日は
目まぐるしく変わる
天気だった。


夜中は雨音で
目が覚め
朝起きると
大きな牡丹雪が
降りしきる天気。


また雨に変わり
一日やむことなく
降り続いた。


先日晴れた夜
デッキに出てみると
おおいぬ座のシリウスが
青白く輝いていた。


慌ててカメラを出し
おおいぬ座の写真を
撮った。


おおいぬ座は
オリオン座のすぐ左下
冬の代表的な星座。


オリオン座の三つ星を
左下に伸ばすと
明るい星に
たどり着く。


この明るい星が
おおいぬ座の一等星
シリウスです。


シリウスは
太陽や月
惑星を除くと
全天で一番明るい星。


シリウスという名は
「焼き焦がすもの」
という意味の
ギリシャ語です。


中国では「天狼星」と呼ばれ
青白く輝く星を
オオカミの目に
見立てている。


犬に見えますか?(犬の絵が浮かびます)



冬の星座 美しく輝いていました

2019-01-31 08:00:36 | 星・星座
開田高原アメダス  今朝の最低気温  -7.9℃   昨日の最高気温   4.9℃
木曽町新開     午前8時の気温  -3.5℃     今朝の天気    曇り

一昨日のこと
夕食後ひと段落して
デッキに出ると
星空が美しすぎた。


オリオン座が南中して
冬の大三角が
美しく輝いている。


よし写真を撮ろうと決め
デッキの寒暖計を見ると
氷点下9℃を
下回っている。


この寒さの中
開田高原まで
車で出かける
気力がわかなかった。


三脚を家の前に立て
カメラをセットした。


家の前が暖かい訳では
決してなく
手間を省いただけのことだ。


まずオリオン座
一等星を2つ持つ
誰もが知る星座。

(NIKOND800E f4 10秒 ISO6400 50mm ソフトフィルター使用)

オリオンの左肩
ベテルギウスが赤く輝く。


赤色超巨星
星として晩年を迎えていて
いつ超新星爆発を起こしても
おかしくない星だ。


640光年離れているため
今日爆発しても
その光が地球に届くのは
640年後になる
気が遠くなる話だ。


次に
120mmの望遠にして
オリオン座三ツ星の下
М42オリオン大星雲を撮る。

(NIKOND800E f4 10秒 ISO6400 120mm)

ベテルギウスの距離の倍以上
地球からの距離は
1500光年離れる。

今まさに星が誕生する場所で
ガスに照らされた
若い星々が輝く。


頭上には
大好きな昴
M45・プレアデス星団が青く輝く
これも120mmで撮影。

(NIKOND800E f4 10秒 ISO6400 120mm)

枕草子の中でも
星はすばる!と
一番にあげている。


最後に35mmで
冬の大三角を写す。

(NIKOND800E f4 10秒 ISO6400 35mm)

ベテルギウス
おおいぬ座のシリウス
こいぬ座のプロキオン
三つの一等星を結んでできる
大きな三角形。


ものの15分ほどで
手がかじかみ
動かなくなる。


早々に後始末をして
熱い風呂につかった。


家の前だとこれが早い!(笑)