木曽Now2

木曽の自然と大阪の自然を日記風に

木材腐朽菌 サルノコシカケの仲間

2019-11-24 07:31:44 | 日記

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公園で枯れかけた
サクラの木につく
オレンジ色の
キノコを見つけた。


キノコは
できるだけ避けてきたが
あまりにも
鮮やかな色をしているので
ついつい写真を
撮ってしまった。


キノコについて
勉強を志した
時代もあったが
あまりにも奥が深く
手に負えなかった。


それ以来
名前を調べようなどと
大それたことは
考えないようにしている。


それでも
このキノコは
サルノコシカケの
仲間だろうと見当はつく。


木曽でも
枯れかけたシラカバに
サルノコシカケの仲間が
たくさんついていた。




その時も
アバウトに
サルノコシカケの仲間として
写真だけは
撮っておいた。




キノコは
大きく分けると
シイタケに代表される
木材腐朽菌(もくざいふきゅうきん)と
マッタケに代表される
菌根菌(きんこんきん)に分類される。


これらの写真のキノコは
木材腐朽菌として
枯れた木などを分解して
土に戻す大切な役割をしている。


もし
これらのキノコが
いなかったら
森の中でたおれた木や落ち葉
死んだ動物やフンなどが
どんどんたまってしまう。


キノコがつくった養分を
植物が栄養にして育ち
動物が植物を食べて育つ。


そして
キノコが植物や動物を
分解して土にもどす
いわゆる
森をリサイクルしている。


公園のこの桜も
開田高原のシラカバも
数年後には
枯れて土に戻ってしまう
運命だろう。


マッタケに代表される
菌根菌は
生きている植物と
共生しているキノコで
また別の機会に
取り上げたい。