開田高原アメダス 今朝の最低気温 -9.6℃ 昨日の最高気温 2.4℃ 積雪 10㎝
木曽町新開 午前7時の気温 -9.5℃ 今朝の天気 曇り
開田高原の
冬枯れの道を
歩いていて
ウスタビガの繭を
見つけました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/66/4badc381deaf974209dbe5fc5a9a79df.jpg)
毎年
1個か2個
見つけています。
枯れ枝の先に
緑色の繭が
ぶら下がっているので
結構よく目立ちます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/6a/9141e86230bfe37236468d96a7b0f251.jpg)
繭の中に蛹が
入っていたのですが
秋に羽化したため
中は空っぽです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/61/6799bfa0b49b761a39966058ca10c0fc.jpg)
繭は木の枝に
しっかりと
括り付けられており
枝が折れない限り
外れることはないでしょう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/43/c329c6e93fab2f5cb18b0297948aa0d8.jpg)
構造を少し
見てみると
上の水平な部分が
成虫の出口で
2本の指で摘まむと
開きます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/bf/9eed2d03c3c446519b8dfef65aa1b297.jpg)
底には小さな穴が
開いていますが
これは水抜きの穴で
繭の中の
水抜きです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/66/8c226182d89845a823ffe82cd8967595.jpg)
これほど
複雑な構造の繭を
どの終齢幼虫も
間違いなく
作るのですから
驚くほかありません。
秋に羽化した成虫は
餌を食べることなく
すぐに交尾して
卵を産みます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/70/bd731bed34247796a1c97dae2590aea1.jpg)
この繭のウスタビガは
雌だったのか
繭のまわりに
4個の卵を
産み付けています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/24/577bf3585d0655957dfd89127906da2f.jpg)
来春は
コナラの木で
飼育したいと
思っています。
大阪に帰りますので
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