木曽Now2

木曽の自然と大阪の自然を日記風に

信州のヒヨドリ さわやか自然百景を見て

2020-04-20 07:38:47 | 散歩道の鳥たち

開田高原アメダス    今朝の最低気温  6.0℃     昨日の最高気温  15.6℃    
木曽町新開       午前7時の気温  6.0℃       今朝の天気  激しい雨

最近
ヒヨドリを
よく見かける。


と言うか
冬鳥がいなくなったので
ヒヨドリがよく
目につくだけ
かもしれない。


林の中ではなく
道路沿いや
人家の建つ場所に多い。


ヒヨドリの写真を
何枚か撮ってきたが
ブログに載せてもなあと
思案していた。


昨日の朝
テレビをつけたとたん
ヒヨドリの
可愛い映像が
映し出された。


NHKのさわやか自然百景
「東京 小金井公園」
と言う番組だった。


ヒヨドリ特集
と言う訳ではなく
都立小金井公園に
集まる鳥たちを
紹介していた。


サクラの蜜を吸う
メジロやヒヨドリ
苔を集めて
巣作りをするエナガ
などの野鳥の姿が
生き生き
映し出されていた。


その中で
嘴のまわりを
花粉だらけにした
ヒヨドリの姿。


枝にとまっていて
目の前を飛ぶ
小さな虫を器用に
嘴で挟み取る姿に
感動した。


ヒヨドリ
お主もなかなか
やるのう!
と言う訳で
予定を変更して
信州のヒヨドリを
アップしてしまいました。




ダンコウバイ 咲き始めました

2020-04-19 07:26:55 | 木曽Now

開田高原アメダス   今朝の最低気温  3.4℃    昨日の最高気温  6.4℃    積雪  0cm
木曽町新開      午前7時の気温  5.5℃      今朝の天気  晴れ(雲が多い)

一週間前には
まだ蕾だった
ダンコウバイが
咲いている。


遠くからでも
以前より黄色が
目立ちます。


クスノキ科の
ダンコウバイは
雌雄異株。


雄株の雄花の方が
集まって咲いているので
賑やかに見える。


花被片は6枚と
確認できるが
雄しべは
数えられない
10本近くありそうだ。


雌株の雌花は
花数が少なく
寂しそうだ。


雌しべが目立つが
その根元に
花粉を出さない
雄しべが見える。


近くに
雄株と雌株があるため
毎年秋には
果実も見られる。


同じクスノキ科で
アブラチャンと
花がよく似ているが
アブラチャンの花には
短い柄があることで
区別している。

(アブラチャンの花)

昔観察会で
ダンコウバイの花序は
団子のように
見えるから
団子梅だと
教わった。


また
葉の先端が
割れているので
先割れスプーン
団子うまい(檀香梅)と
教えてもらったことを
いまだに覚えている。






蝶も飛び始めました 開田高原

2020-04-18 07:33:27 | 昆虫など

開田高原アメダス   今朝の最低気温  2.7℃      昨日の最高気温  14.7℃    
木曽町新開      午前7時の気温  3.0℃        今朝の天気   雨

朝方は
まだ冷え込むが
陽が昇ると
気温がぐんぐん
上がってくる。


冬眠から目覚めた
蝶たちが
開田高原でも
飛び始めた。


散歩していて
一番よく目にするのは
テングチョウ。


枯れ葉が
舞うような感じで
飛んでいる。


我が家の
エノキにも毎年
産卵にやって来る
お馴染みさんだ。


日向ぼっこを
のんびり
しているのは
ルリタテハ。


この時ばかりは
翅は全開
太陽を目いっぱい
浴びている。


翅のブルーが
美しい。


スジボソヤマキチョウも
伴侶を求めて
飛び回っている。


そろそろ
クロウメモドキも
芽吹くころ
産卵のシーズンだ。


エルタテハは
こんな格好でも
飛び回っている。


越冬中に
何があったんだろう?
心配になる。


遠すぎて
種類が分からない蝶も
フキで吸蜜中だ(キタテハかも?)。


もうすぐ
蛹で越冬していた
ギフチョウの
目覚める時期だ。


フキの花 複雑な花です

2020-04-17 07:08:36 | 木曽Now

開田高原アメダス   今朝の最低気温  -4.7℃    昨日の最高気温 14.9℃    積雪  0cm
木曽町新開      午前7時の気温   0.0℃      今朝の天気    晴れ

今年も
蕗の薹を天婦羅で
美味しくいただいた。


毎年
天婦羅やフキ味噌で
お世話になっているのに
花をじっくり
観察したことがない。


キク科には珍しい
雌雄異株なのだが
今回どんな花を
咲かせているのか
調べてみた。


雄株の花は
筒状花で
花の真ん中に
こん棒のような
柱頭がある。


単純な雄花ではなく
雌しべも持つ
両性花のようだ。


まわりにたくさん
白い花粉が
ついている。


柱頭が伸びる時
花粉を押し出している?
のだろうか。


もちろん
この柱頭は
雌しべの役目は
果たさない。


一方
雌株の花には
雄しべが
見あたらない。


筒状花から
紐のような雌しべが
出ているだけだ。


その先は
これから
2裂するようだ。


雌花の中心部に
形態の違う
花がいくつか
かたまっている。


花を分解しないと
この花が
どんな花か
よく分からない。


これだけでも
フキの花は
雄株に雄花
雌株に雌花と言う
単純な花ではない
不可解な花だ。


今回調べてみて
フキの雄株と雌株の
見分け方が
分かってきた。


見た目が
黄色っぽい花は
ほとんど雄株で
白っぽい花は
雌株のことが多い。


また
大きな蕗の薹は
雌株のことが
多いよいうだ。











キセキレイ 尾羽をフリフリ

2020-04-16 07:24:44 | 散歩道の鳥たち

開田高原アメダス   今朝の最低気温 -1.4℃    昨日の最高気温 14.0℃    積雪  0cm
木曽町新開      午前7時の気温  1.5℃      今朝の天気  晴れ(薄い雲)

ジョウビタキの歓迎を
受けた後
ワスレナグサが
群生する湿地帯で
キセキレイに
出会いました。


チチッチチッと
鳴き声のする水辺を
見下ろすと
水の中の落ち葉を
一生懸命
ひっくり返しています。


ここ木曽では
よく見かける鳥です。


自宅のデッキの上を
尾羽をフリフリさせながら
歩いている姿を
いつも微笑ましく
眺めています。


胸の黄色が
とても美しく
スマートな
細身の体が
魅力的な鳥です。


以前
ご近所の軒下で
子育てをしたこともあり
それ以来
身近な鳥に
なりました。









ネコヤナギ 雄花が咲き始めています

2020-04-15 07:30:16 | 木曽Now

開田高原アメダス   今朝の最低気温  -5.7℃    昨日の最高気温  5.9℃    積雪  0cm
木曽町新開      午前7時の気温  -4.0℃      今朝の天気  晴れ(一面の霜)

寒がり屋さんの
ネコヤナギについて
「ネコヤナギ コートの下にダウンを」
3月に紹介しました。


そのネコヤナギが
ようやく花を
つけています。


ネコヤナギは
雌雄異株
この木は雄株で
柔らかそうな
綿毛の間から
雄しべをたくさん
出しています。


花粉を出す前の
葯は鮮やかな
赤い色をしています。


花粉を出すようになると
葯は黄色く
変化するようです。






不思議なことに
どの部分から
葯が開き始めるか
決まりはないようです。


花穂の先端から
咲きだすのかと
思っていましたが
途中から
咲き始めているのも
数多くあります。




綿毛の中から
赤色や黄色い
雄しべが
この時期
なかなか美しく
見ごたえのある
風景です。


この近くに雌株が
見当たりませんので
これらの花粉は
無駄になるのではと
心配になります。


どこに
雌株があるのでしょう?
ぜひ雌株の雌花を
観察してみたいです。


昨日は
ジョギング中の
女子高生と唯一
挨拶を交わしただけ。




ジョウビタキのお出迎え

2020-04-14 07:24:16 | 散歩道の鳥たち

開田高原アメダス   今朝の最低気温  -0.5℃    昨日の最高気温  5.8℃    積雪  0cm
木曽町新開      午前7時の気温  -1.0℃      今朝の天気  晴れ

昨日は一日
雨が降り続き
肌寒い一日でした。


木曽に戻っての
最初の散策で
一番最初に
出迎えてくれた鳥が
ジョウビタキの雄。


もう里では
桜が満開の季節
冬鳥のジョウビタキには
出会えないと
思っていましたので
嬉しい出会いでした。


先月も
確かこの辺りで
顔を見せてくれました
同じ個体かどうかは
分かりません。


なかなか藪の中から
出てくれず
枝が邪魔になって
いい写真は
撮れません。


諦めかけたとき
藪から飛び出し
目の前の枝に一瞬
とまってくれ
それを最後に
飛び去りました。


昨日は
家から1歩も
出ませんでした。




ほどける春 ダンコウバイ オオカメノキ

2020-04-13 07:59:30 | 木曽Now

開田高原アメダス   今朝の最低気温  2.0℃    昨日の最高気温  8.8℃    積雪  0cm
木曽町新開      午前7時の気温  4.5℃      今朝の天気  曇り

久しぶりに
開田高原を
歩いた。


もう少し
春が進んでいると
思っていたが
雪こそないが
まだまだ冬枯れの
風景が続く。


いつもの
ウォーキングコース
このコースでは
ダンコウバイと
オオカメノキが
見られる。


ダンコウバイの木に
近づくと
遠目にも少し
黄色くなっているのが
分かる。


まだ
花こそ見られないが
蕾は大きく
ほどけている。




暖かい日が続けば
数日で咲きそうな
勢いである。


さてさて
オオカメノキは
どうだろう。


開花は毎年
5月の連休の頃
まだまだ
蕾かたしだろう。


近づいてみると
蕾はわずかに
ほころびている。


裸芽の葉も
2週間前より
幾分大きくなっている。


昨夜から
雨が降り続いている
この雨が
花起こしの雨に
なってほしい。


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ヒメウズ 大好きな花

2020-04-12 07:33:02 | 木曽Now

開田高原アメダス   今朝の最低気温  -3.4℃    昨日の最高気温  9.7℃    積雪  0cm
木曽町新開      午前7時の気温   1.0℃      今朝の天気  薄曇り


公園の木陰で
キンポウゲ科の
ヒメウズの花が
ひっそりと
咲いています。


注意して見ないと
見落としてしまう
小さな花。


大阪でも
それなりの
環境の場所に
行かないと
見られない花です。


レッドロビンを
植栽するとき
一緒に
ついてきたのかも?です。


この街中だ
いまだかって
見たことが
なかった花。


手で触れると
折れてしまいそうな茎に
小さな白い花をひとつ
下向きに咲かせます。


外側の花弁に見えるのは
実は萼片で5枚
花弁はその内側
雄しべと雌しべを
筒状に包んでいます。


ウズと言うのは
鳥頭と書きますが
トリカブトのこと
ヒメウズは
小さなトリカブト。


葉がトリカブトに
似ているからですが
トリカブトの仲間ではなく
ヤマオダマキの
仲間です。

(ヤマトリカブト)


(ヤマオダマキ)

下向きに
ひっそりと咲く花が
なぜか好きなので
こんなところで
ヒメウズに出会えて
嬉しい一日になりました。




昨日
食料品をどっさり
積み込んで
木曽に到着しました。


信州で迷惑かけられないので
2週間の自宅隔離を
行います
誰とも会いません。


人と出会わない
林の中の散歩だけは
許してもらいます。

ヘビイチゴ 物騒な名前

2020-04-11 07:16:11 | 日記

大阪アメダス    今朝の最低気温  6.4℃   昨日の最高気温  16.0℃   天気   晴れ
開田高原アメダス  今朝の最低気温 -7.0℃   昨日の最高気温   5.2℃ 

散歩に通る
公園で
ヘビイチゴの花を
見つけた。


黄色い花が
咲いているのは
知っていたが
コースから外れて
見に行くことは
なかった。


何の気なしに
まだまだ
短い草むらに入って
確認したら
ヘビイチゴだった。


ヘビイチゴとは
少々物騒な名である
もう少し草が深ければ
思わず辺りを
見渡すかもしれない。




この仲間の花は
2重の萼片を
持っているのが特徴。




副萼片の方が大きく
鋸歯もあり
まるで葉のような
形をしている。


よく似た
ヤブヘビイチゴは
この副萼片が
大きいのが特徴。


また3小葉も
丸みがなく
尖った葉を
していることで
区別している。



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