木曽Now2

木曽の自然と大阪の自然を日記風に

ヤマトリカブト 附子(ぶし・ぶす)

2021-09-10 06:31:53 | 木曽Now

開田高原アメダス   今朝の最低気温 13.7℃  昨日の最高気温  23.4℃     
木曽町新開      午前7時の気温 14.5℃    今朝の天気  晴れ

今年も
トリカブトが
咲きだしました
ヤマトリカブトだと
思っています。


一か所は
咲き始めたとたん
草刈りで
切り倒されて
しまいました。


毒草だからと
言う訳ではなく
雑草として
刈られてしまいました。


トリカブトは
毒にも薬にもなる
植物です。


生薬名を
附子(ぶし・ぶす)と言い
関節リュウマチや
神経痛の薬として
また
体を温めたり
滋養強壮の薬としても
使われるそうです。


毒の話としては
狂言の『附子』について
昨年詳しくふれたので
今回は省略します。


ブスと言う言葉は
使ってはいけない
言葉ですが
このブス
トリカブトの毒を飲むと
筋肉がマヒして
顔が無表情になることが
語源と言われています。


本日は
コメント欄
閉じています。








我が家にやって来る蝶

2021-09-09 07:00:28 | 昆虫など

開田高原アメダス   今朝の最低気温 14.9℃  昨日の最高気温  16.3℃     
木曽町新開      午前7時の気温 15.5℃    今朝の天気  雨

毎年
夏になると
蝶のために餌台を
設けている。


以前にも書いたが
カルピスを発酵させたもの
その上に
バナナを置いている。


もともとは
我が家のエノキに
オオムラサキを
誘致するためだった。


今年は雨が多く
すぐにカルピスが
薄まってしまい
開店休業状態が
続いていた。


そんな中で
やってきた蝶たちを
紹介する。


肝心のオオムラサキ♀
今年は数回しか
見ていない
ちゃんと卵
生んでくれたかな?


学名に
芸者と言う名を持つ
クジャクチョウ。


この写真は
散歩途中撮った写真
我が家では近づくと
すぐ飛び去る。


ヒオドシチョウも
常連さん
このチョウも
艶やかな衣装を
まとっている。


スズメバチに
追い払われても
しつこくやって来る
ルリタテハ
なかなかの猛者だ。


ホシミスジは
餌台にと言うより
近くにあるシモツケが
目的かも?


一番最近
やって来たのが
キベリタテハ
憧れの蝶。


翅は完璧に美しいので
最近羽化したてだと
思われる。


シラカバなどの
カバノキ科が食樹
我が家のシラカバにも
産卵してほしい。

(露出を変えるとブルーが美しい)




モズには出会えます。

2021-09-08 07:01:25 | 散歩道の鳥たち

開田高原アメダス   今朝の最低気温 14.2℃  昨日の最高気温  21.5℃     
木曽町新開      午前7時の気温 14.5℃    今朝の天気  曇り(今にも降りそう)

足しげく通っている
場所がある
開田高原の入り口の
である。


ソバとトウモロコシ畑が
広がっている
残りは休耕田?
広い草地になっている。


ホオアカが出ると
聞いた場所
いまだに
お目当ての鳥には
出会えていない。


その代わり
毎日迎えてくれる
鳥がいる。


それはモズさん
小学生の同級生に
モズさんと
言う子がいたので
モズさんと言うと
その子を
思い出してしまう。


顔は覚えているが
漢字で百舌とは
書かなかった記憶
苗字の漢字は
覚えていない。


話はそれたが
ここで出会うモズ
どうやら雛も
混じっているようだ。


草っ原に
ぽつんと立つ木と
電線の上を
往復している。


姿が見えなくても
「キィー キィー キチキチキチ」
もう少し濁っているように
思うが
甲高い鳴き声で
どこにいても
すぐ分かる。


広い縄張りを
家族で毎日
飛び回っているようだ。


この場所なら
バッタなど餌に
困ることは
ないだろう。





好きな花が咲き始めました。

2021-09-07 07:04:05 | 木曽Now

開田高原アメダス   今朝の最低気温  8.9℃  昨日の最高気温  22.6℃     
木曽町新開      午前7時の気温 10.0℃    今朝の天気  晴れ

散歩道で
好きな花が
咲き始めました。


ウメバチソウ
どこからどう見ても
美しい花です。


蕾がほどけた
花の中を
のぞいてみます。


中心に雌しべ
その周りを
5本の雄しべが
取り囲んでいます。


そして
雄しべの周りに
芸術的とも言える
仮雄しべが
並んでいます。


先端が丸くなった
腺体は扇のように
広がっています。


外側が白っぽく
中央部は
黄色っぽい色に
なっています。


退化して
花粉を出さなくても
立派に虫を呼ぶ役割を
果たしているようです。


花粉を出す
雄しべは
面白い動きをします。


雌しべに
寄り添っていた
雄しべは
一本ずつ生長して
花糸が伸びていきます。


花糸が伸びると
花粉を出し始めるのです。


五番目まで
順番に生長して
花粉を出し続けます。


5番目の花糸が
反り返るように開くと
ようやく雌しべの
柱頭が顔を
出します。


自家受粉を
避けるためとは言え
とても面白い
仕組みです。


雌性期の花を
探しましたが
時期が早く
見つけられませんでした。


結構
花期の長い花なので
まだしばらく
楽しめそうです。


初めて
最低気温が
一桁になりました。



困った時のリス頼み

2021-09-06 07:03:13 | 動物

開田高原アメダス   今朝の最低気温 12.0℃  昨日の最高気温 21.8℃     
木曽町新開      午前7時の気温 12.5℃    今朝の天気  晴れ

三日間
ほぼずっと雨が
降り続いていた。


雨に降り籠められるとは
こういうことを
言うのだろうか?


昨日も
太陽が顔を出したが
黒い雲が流れてきて
ざっと強い雨が降る
変な天気だった。


三日も歩かなかったら
体が鈍ってしまい
完全に運動不足
何より困るのは
ブログの材料がないこと。


そんな雨の中でも
救世主がやってきた
クルミを目当てに
やって来るリスだ。


何度も
登場しているので
またか!
とお思いでしょうが
これも苦肉の策
お許しのほど!


どこかからともなく現れ
餌台に駆け上がり
クルミを物色
うまい具合に
餌台に腰を落ち着け
クルミを割り始めた。


この場所で
クルミを割ってくれると
撮影のチャンス。


三脚の上に
カメラを据え
写真は撮り放題
インスタ・フェイスブック用の動画も
心置きなく
撮らせてもらった。


時々
我に返ったように
窓の様子を伺う姿が
何とも言えず
可愛い。


ひとしきり
食べ終えて
お土産に
クルミを一個
くわえて
帰って行った。


お馴染みのリスの
ブログですので
コメント欄
閉じています。



ゆり様へ
お尋ねの写真
貼り付けておきます。


ヤマドリ
ハトより大きく
地上を歩いていることが
多いです。




イソヒヨドリ(メス)
ヒヨドリくらいの大きさ
地上を歩くことは
滅多にありません。

どちらかだと
いいのですが・・・。





ツリフネソウ4種

2021-09-05 07:00:46 | 木曽Now

開田高原アメダス   今朝の最低気温 14.7℃  昨日の最高気温 18.8℃     
木曽町新開      午前7時の気温 15.0℃    今朝の天気  曇り

散歩道に
ツリフネソウの
群落がある。




お馴染みの
ピンクの
ツリフネソウと
キツリフネが
仲よく咲いている。




その中で二株だけ
白い花の
ツリフネソウが
咲いている、


山の斜面なので
近づいて
接写できないのが残念。


確か
去年は白花は
咲いていなかった。



突然変異で
色素が抜けた
アルビノ種なのか?


紅一点と言うのは
緑色の中の
ザクロの紅い花を
言うのだが
これはまさしく
白一点
とても目立つ。


キツリフネは
距と呼ばれる
尻尾?の部分が
くるりと
巻いていないのが
特徴だ。


白花のツリフネソウは
明らかに距が
巻いているので
ツリフネソウの
変種と言うことだろう。


また別の場所に
ピンクのツリフネと
白いツリフネソウの
中間色のツリフネソウが
群生していた。


大きく伸びた
下唇に当たる部分が
明らかに白っぽい。


ツリフネソウは
変種が多い植物
なのかもしれない。




キセキレイのファミリー

2021-09-04 07:24:26 | 散歩道の鳥たち

開田高原アメダス   今朝の最低気温 14.8℃  昨日の最高気温 18.0℃     
木曽町新開      午前7時の気温 15.5℃    今朝の天気  雨

鳥撮りの師匠から
ホオアカが出たと聞き
散歩コースを
変えて歩いている。


先日
秋雨前線の影響で
朝から小雨模様
雨のやみ間に
歩いてきた。


この
開田高原には
珍しく
スズメの群れが
見られる。


草むらと
電線を往復する
スズメの中で
尻尾の長い鳥が
たくさんとまっている。


カメラで覗いてみると
キセキレイだ。


少し離れた場所の
キセキレイも入れると
合計7羽いる
ファミリーのようだ。


1羽が飛び立つと
みんな一斉に
飛び立ち
また同じ電線に
戻って来る。


雛もすっかり
大きくなり
親と区別が
全くつかない。


久しぶりに
鳥らしい鳥に
出会えた。






蝶のような蛾2種

2021-09-03 07:07:42 | 昆虫など

開田高原アメダス   今朝の最低気温 16.2℃  昨日の最高気温 20.3℃     
木曽町新開      午前7時の気温 16.5℃    今朝の天気  曇り

蝶は好きだが
蛾は苦手だと
おっしゃる方がいる。


実は私もそのひとり
蝶は大切に
標本にしていたが
蛾は集めたことがなかった。


絶対嫌い!
と言うわけでもない
触るとやたら鱗粉が
飛び散る。


誰かさんを思い出す
ぶっとい腹
小鳥の羽を
思わせる触覚
それに活動は夜。


好きな要素が
見つからない
だけかもしれない
イラガとチャドクガに
痛い思いをしたことも
追い打ちをかける。


ところが
嫌いなところが
見つからない蛾がいる。


開田高原を
歩いていると
昼間にひらひら飛んで
花で吸蜜している蛾。


最初の蛾は
チャマダラエダシャク
モンシロチョウより大きく
6cmほどもある。


優雅に飛び
花から花を舞う様は
決して蛾に見えない。


美しい私を見て!
と言うように
必ず翅を開いてとまる。


レース模様のような
綺麗な翅を
自慢しているように見える。


次の蛾は
イカリモンガ。


中学生時代
長い間我が標本箱に
鎮座していた蛾だ。


今のような
ネット社会ではなく
検索ツールと言えば図鑑
見ても載っていないため
新種かも?と胸を
躍らせていた。


鼻先が突き出し
まるで
テングチョウのような
風貌をしている。


毒がある蛾は
ほんのわずか
それさえ知っておけば
蛾を毛嫌いする
理由はないのかとも
思うようになっている。


蛾と言えば
北海道のブロ友
だんちょう様
思い出す。


少しは
蛾の応援メッセージに
なりましたでしょうか?(笑)






フシグロとフシグロセンノウ

2021-09-02 07:46:45 | 木曽Now

開田高原アメダス   今朝の最低気温 16.7℃  昨日の最高気温 20.3℃     
木曽町新開      午前7時の気温 17.5℃    今朝の天気  雨

よく似た名前の
花がある
フシグロと
フシグロセンノウ。


フシグロセンノウは
薄暗い藪陰で
オレンジ色の
鮮やかな花をつけるので
ご存知の方も
多いと思います。




それに比べて
フシグロと言う花
つぼ型の萼筒の先に
小さく控えめな花が咲く
目立たない花なんです。


同じナデシコ科
よく似た名前でも
まったく違う花を
咲かせています。


茎の節が濃い紫色に
なることから
節黒と名前が
付いたそうですが
それほど黒っぽい
節黒に
お目にかかったことは
ありません。




イソギンチャクのが
触手のような花を
なかなか愛らしい姿を
しています。


この時期
ススキの草原で
この花に出会うと
嬉しくなります。






コサメビタキ幼鳥?

2021-09-01 07:01:50 | 散歩道の鳥たち

開田高原アメダス   今朝の最低気温 14.3℃  昨日の最高気温 24.4℃     
木曽町新開      午前7時の気温 16.0℃    今朝の天気  曇り

先日
開田高原の
別荘地を歩いていると
鳴き声と共に
2羽の鳥が
数メートル先の
柵の上に舞い降りた。


最近鳥の姿を
見かけることが
少ないので
迂闊にも
カメラのスイッチも
入れておらず
レンズキャップを
つけたまま。


身動きをせず
焦りながら
撮影準備をする。


ファインダーを
のぞいてみると
一瞬コゲラ?
シジュウカラ?
羽にドット模様
雰囲気から
幼鳥のようだ。


まるで
日光浴のように
羽を広げる
動きを悟られないよう
シャッターを切る。


2羽が
縦に並んでいるため
手前の鳥にしか
ピントが合わない。


林の中から
鳥の鳴き声がすると
2羽とも同時に
林の中に飛び去った。


家に帰って
図鑑やネットで
調べてみると
オオルリやキビタキ
コサメビタキの幼鳥には
ドット模様があるそうだ。


目の大きさ
胸の白さなどで
コサメビタキと
判断したのだが
これ如何に?
先輩諸氏ご教授ください。


コントラストの
強い写真ばかりで
分かりにくい点は
ご容赦を。