ふんばろう宮城プロジェクト

東日本大震災から発足した「ふんばろう東日本支援プロジェクト」公認団体として2013年4月から活動する復興支援プロジェクト

シンガポールNGO「マーシー・リリーフ」から届けられた毛布

2012-01-20 07:40:32 | 活動報告
 全世界に飛び交うインターネットがもたらした、とてもハッピーな出来ごとがありました。
 昨年12月初旬、私のケータイ電話へ国際電話がかかってきました。「FEEDERのTAKAさんかな」と思いつつ、電話に出ると「はじめまして、シンガポールのNGO団体マーシー・リリーフの小林です」と日本人女性の声。「じつは…」と話し込むこと20分。小林恵梨子さんが通訳ボランティアとして所属するマーシー・リリーフから被災地へ物資支援をしたいという申し出だったのですが、そのきっかけとなったのがこの「ふらっとブログ」。もりや産業(大阪市)さんから寄託を受けた「寒さ対策シート」7000本の配送手配の様子などを書いたブログをマーシー側がネットで知り、連絡をくれたというのです。

 その後、年末にかけて支援内容などを詰めて、毛布の支援をしてもらうことになりました。マーシー側はできるだけ地元で物資を調達したいと、秋田県にある寝具会社で5000枚の毛布を調達、19日に仙台、福島の拠点へ搬入されました。14日にはマーシー・リリーフ代表のHassanAhmad(ハサン・アハマド)と広報メンバー、そして小林さんを加えた6人が来日され、県沿岸部の視察と私がお世話になっている石巻の個人避難世帯を回って直接毛布を届けました。

伊藤さん(石巻市緑町)

菅原さん(石巻市大街道)

 22日以降、昨年末に冬物家電を申し込まれた方で、「毛布が必要」との要望をいただいた避難者を中心に配送させていただきます。(こせきかつや)