ふんばろう宮城プロジェクト

東日本大震災から発足した「ふんばろう東日本支援プロジェクト」公認団体として2013年4月から活動する復興支援プロジェクト

ボランティアフォーラムへ参加してきました!

2013-02-12 14:51:54 | 活動報告
 「持続的な復興の力へ〜ボランティアの新たな役割を考える〜」をテーマに平成24年度のボランティアフォーラム(仙台市ボランティアセンター・仙台社会福祉協議会主催)が2月2日、せんだいメディアテーク(仙台市青葉区春日町)で開催されました。

※オープニングは宮城三女OG合唱団による「復興の力に。感謝とともに贈る歌声」が披露されました。

(以下、河北新報2月4日付から引用)
 東日本大震災から丸2年を迎えるのを前に、今後のボランティア活動の役割や被災者支援の在り方を考える「ボランティアフォーラム」(仙台市ボランティアセンター主催)が2日、仙台市青葉区のせんだいメディアテークであった。
 市内で活動した個人や企業の関係者約240人が「持続的な復興への力へ」と題し、中長期的な支援活動に向けた課題を話し合った。
 東北大ボランティア支援室を担当する大学院法学研究科の米村滋人准教授は講演で「学生ボランティアを利用できれば成果は大きいが、学生の参加意欲は高くない。大学側がきちんとした形で供給する仕組みが必要だ」と提案した。
 パネル討論もあり、被災地で親を亡くした子どもたちのケアに取り組む仙台グリーフケア研究会の佐藤利憲理事(仙台青葉学院短大講師)は「中長期的な支援者は自分の限界をよく理解し、よき相談者を持つことが大切だ」と強調した。(引用終わり)

 
 ふんばろう宮城支部も実行委員会から事前にご案内をいただき、活動内容を報告するパネル掲示やパンフレット配布をさせていただきました。また、第3部「ボランティア団体の活動紹介(リレートーク)」で筆者が登壇し、活動報告をさせていただきました。
 筆者発言の要旨は「今回のフォーラムの趣旨は学生ボランティアを含めた継続的なボランティア数の確保だと思うが、ボランティアの数が減っていく潮流は変えようがないと感じている。そうであるなら、既存のボランティア団体がもっと他団体と連携・協業をして被災された方の支援にまわることも大切なのではないか。きょう報告されている団体の活動内容を見せていただいたが、同じような支援を別々に行っているところが多いように感じる。ボランティアの数を増やすことが目的ではなく、被災された方のサポートをすることが目的であるなら、ボランティア団体の横のつながりを増やして、より広く、深く被災地支援ができると思う」。


 ふんばろう宮城支部では、被災地の復旧・復興支援を目的に活動している団体との連携を今後とも図っていこうと考えています。ふんばろうの得意分野はネット上でのネットワークによる情報集約とマッチング、それに地元メンバーのフットワークです。
 志を同じくする皆さん、今後とも手を携えて連携をしてまいりましょう。(こせきかつや)

▽平成24年ボランティアフォーラム第2〜3部(ユーストリーム)
http://www.ustream.tv/recorded/28976498#/recorded/28977568