ふんばろう宮城プロジェクト

東日本大震災から発足した「ふんばろう東日本支援プロジェクト」公認団体として2013年4月から活動する復興支援プロジェクト

まちの風景は変わらずとも、子どもたちは人生の階段を登っています

2012-02-05 23:57:39 | 活動報告
 きょうは岩手県上閉伊郡大槌町へ行ってきました。住居倒壊率が64.6%と沿岸被災地で3番目に高い同町は、昨年7月に訪れたときとそう変わらなかったように感じました。

 今回の訪問は、震災で自宅や塾を流され、勉強する場所を奪われた子どもたちへの支援事業・放課後学校「コラボスクール」を運営するNPOカタリバさんが、昨年7月の「女川向学館」に続き、1月23日に開校した「大槌臨学舎」へ企業から支援していただいたパソコン50台を届けてきました。
 ふんばろう東日本支援プロジェクトの「PC設置でつながるPJ」リーダーの渡辺秀一さんを中心にリカバリされたパソコンたちも懸命に勉強する生徒たちに使ってもらえれば本望だと思います。
 
 上町ふれあいセンターで開催されている「大槌臨学舎」では、3月9日に実施される公立高入試に向けて約50人の生徒たちが机に向かっていました。ふんばろうの西條剛央代表からパソコンと目録を受け取った生徒たちは、目を丸くしながら「どうもありがとうございました」とあいさつ。そのあと、早稲田大学院で心理学と哲学の教鞭をふるっている西條代表から、生徒たちへ「プレッシャーを克服する方法」の講話も行われました。
 
 ふんばろう東日本支援プロジェクトでは被災地での学習支援を行っています。お気軽にご連絡ください。(こせきかつや)
【お知らせ】インターネット教材で受験生の直前対策をバックアップします
http://flat.kahoku.co.jp/u/volunteer25/

これから—大震災を生きる 空き校舎に学びの場/NPO提案、地域結束(河北新報1/6付)
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1087/20120106_01.htm


最新の画像もっと見る

コメントを投稿