ふんばろう宮城プロジェクト

東日本大震災から発足した「ふんばろう東日本支援プロジェクト」公認団体として2013年4月から活動する復興支援プロジェクト

若者が楽しめるスペースづくりも欠かせない

2012-03-07 20:21:12 | 活動報告
 「震災前に戻すだけじゃなく、若者が残ろうと思う新たな町づくりが必要っすよね」。
 大阪のラジオ局「FM802」で活躍するディレクターの奈須裕之さん(NiceB代表)とDJ・野村雅夫さんは熱く語ってくれました。地域の活性化には若者の力が必要だと感じていた筆者とも意気投合。少ない時間でしたが石巻沿岸部をアテンドしながら、いろいろと話しをさせていただきました。
 奈須さんたちは、東日本大震災の被災地復興のために岩手県宮古市、岩手県大船渡市、宮城県石巻市にライブハウスを建設しようというプロジェクト「東北ライブハウス大作戦」の取材で3月3日に宮城入りされ、南三陸町にも足を伸ばして被災地の状況をしっかりと把握されていました。
 
※関西人っぽくなかった奈須さん(左)と日本人離れした顔立ちの野村さん
 「東北ライブハウス大作戦」も若者が楽しめる場を作り出すことが目的とか。実際に若者の地元離れは深刻です。地元企業の再興には、未来を託すことのできる若い人たちの力が必要なのですが、地元には若者が楽しめる場所も少なく、家と会社の往復だけではつまらない…。震災以前も町を出ていく若者が後を絶たなかったのですが、いま復興に立ち上がる若者のふんばりを続けられる土台づくりも必要なことです。

 「大阪で、僕らのラジオのイベントで協力できることがあったら何でも言ってください」と笑顔で語ってくれた奈須さんと野村さん。昨年9月にアテンドをしたFM大阪のDJ・RIOさんにつないでいただいたのですが、人とのつながりのすばらしさを強く感じました。
 「また来ますよ」と固い握手を交わし、大阪から「東日本大震災を忘れない」というメッセージをこれからも発信してくれることを確認しました。(こせきかつや)

資料
▽FM802 NIGHT RAMBLER [MONDAY] DJは野村さん
http://funky802.com/service/homepage/index/1125
▽東北LIVEHOUCE大作戦のサイト
http://www.livehouse-daisakusen.com/
▽磯部正文&平林一哉が被災地ライブハウス建設チャリティCD
http://smash.music.yahoo.co.jp/top/20120210-00000065-natalien/
▽焦点−大震災から1年/人口流動 深刻な転出超過/少子高齢化に拍車
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1071/20120306_01.htm


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