最近私たち夫婦がそれぞれ別々に体験し、お互いに語り合って感動や感激が
何倍にも膨れ上がった出来事(?)が二つもあった。
一つは知人と一緒にある催し物のために川口市へ出かけた妻が、帰りはそれぞれの
都合で別々に帰ることになり、川口駅から京浜東北線で大宮駅まで帰る車中の事柄。
私の妻にはかなり前から『脊柱管狭窄症』という持病があり。その痛みや
しびれなどが歩行にも影響する状況が続いており、普段はどこへ行くにも
私が車で送迎することにしているがその日は前述の知人との約束があり
電車を利用することになったのだ。
往路でかなり疲れていた妻は帰りの電車内では揺れるたびに痛む体に苦悶の表情で
つり革や手すりに摑まりながら時々自分でも眉間にしわを寄せていることに気づき
ながらも足を踏ん張っていたとのこと。
川口駅発車直後からその様子を目の前の席に座っていて見ていた小学4~5年生ぐらいの
女の子が隣の母親と妻の顔をチラチラ見ながらに何か言いたそうな表情で、もぞもぞと
体を動かしながら何か躊躇っている様子だったので妻もちょっと不思議な気持ちがして
いたという。
2番目の駅に到着寸前、その子はやおら立ち上がって可愛い小さな手を座席に指し示し
か細い声で『どうぞおかけください』と言ってくれたという。
妻はその子と隣に座る母親に感謝の言葉を繰り返したが戸惑いながらも思い切って声を
かけてくれたその子のはにかんだ優しい笑顔が一段と可愛く輝いて見えたという。
妻よりも一駅早く降りたその親子との別れの挨拶の時にその子の『ほっ』とした
ような嬉しそうな笑顔をみて胸が熱くなり痛みも忘れそうだったそうだ。
このように他人を思いやる心を受け継いだ日本人はすぐ近くにも大勢いると思うと、
やっぱり日本は素晴らしい国だということを再認識すると共についつい忘れがちな
自分自身のことを反省したいと思う。
何倍にも膨れ上がった出来事(?)が二つもあった。
一つは知人と一緒にある催し物のために川口市へ出かけた妻が、帰りはそれぞれの
都合で別々に帰ることになり、川口駅から京浜東北線で大宮駅まで帰る車中の事柄。
私の妻にはかなり前から『脊柱管狭窄症』という持病があり。その痛みや
しびれなどが歩行にも影響する状況が続いており、普段はどこへ行くにも
私が車で送迎することにしているがその日は前述の知人との約束があり
電車を利用することになったのだ。
往路でかなり疲れていた妻は帰りの電車内では揺れるたびに痛む体に苦悶の表情で
つり革や手すりに摑まりながら時々自分でも眉間にしわを寄せていることに気づき
ながらも足を踏ん張っていたとのこと。
川口駅発車直後からその様子を目の前の席に座っていて見ていた小学4~5年生ぐらいの
女の子が隣の母親と妻の顔をチラチラ見ながらに何か言いたそうな表情で、もぞもぞと
体を動かしながら何か躊躇っている様子だったので妻もちょっと不思議な気持ちがして
いたという。
2番目の駅に到着寸前、その子はやおら立ち上がって可愛い小さな手を座席に指し示し
か細い声で『どうぞおかけください』と言ってくれたという。
妻はその子と隣に座る母親に感謝の言葉を繰り返したが戸惑いながらも思い切って声を
かけてくれたその子のはにかんだ優しい笑顔が一段と可愛く輝いて見えたという。
妻よりも一駅早く降りたその親子との別れの挨拶の時にその子の『ほっ』とした
ような嬉しそうな笑顔をみて胸が熱くなり痛みも忘れそうだったそうだ。
このように他人を思いやる心を受け継いだ日本人はすぐ近くにも大勢いると思うと、
やっぱり日本は素晴らしい国だということを再認識すると共についつい忘れがちな
自分自身のことを反省したいと思う。