以前から「PSA数値」が高いことから前立腺癌の疑いがあるということで
一昨日、一泊2日の入院で『経直腸的前立腺針生検』という検査をしたが
検査後の出血や高熱、排尿などに異常や問題がなく、予定通り昨日、
退院できた。
男性は加齢と共に前立腺が肥大するということは多くの男性に起こり得る
ことで50歳を過ぎるとその数は更に多くなるという。(誰にでも起こり得ること)
検査方法は予告されてはいたが、やはりかなり衝撃的なものだった。
肛門から自動生検装置のついた超音波の機械を挿入し、前立腺の状態を
確認し、針を12か所刺して前立腺の組織を採取したのだが、その器械を
挿入した時の痛みは人生77年、今まで体験したどの痛みとも比較にならない
強烈なものだった。
針を刺すごとに気持ちの悪い痛さを伴うので、12回の採取が早く終わ
らないかと思い、バチッ、バチッと組織を採る為の音が発生するたびに
あと何回、あと何回だ・・と体を硬直させながら残りの回数を数えていた。
更にその後、尿道から膀胱にカメラを通し、膀胱内に異常があるか
ないかを見る内視鏡検査。
これは脇に設置されたモニターを自らも見ながら医師の説明を受ける
もので、モニターに注意が向くためか痛み等は減少された感じだった。
癌の有無などを含む詳しい結果は12月11日に説明される。
医師からはこの検査の術後はほとんど問題なく、まれにみる細菌による
熱や出血が一番怖いと説明を受けていたので、それほど心配は
していなかったが排尿にも問題なく、予定通りの翌日退院となり、家族も
ほっとしているところである。
あとは『人事を尽くして天命を待つ』
結果がガン発見という残念な状況であっても『禍転じて福となす』に
頭を切り替え、その時こそまさに私の『いつも、いつでも元気炸裂!』と
サブタイトル『喜怒哀楽をポジティブに・・・』を実践する時だと考えている。