〇から生まれる形(5年生)

2013年09月03日 16時45分34秒 | 5年生

A.B組の様子を紹介します。

 

 雑誌や空き箱などを丸く切ったものをステープラー(ホッチキス)で

とめていき、立体を構成する題材です。

 CGに詳しい方はご存知かもしれません。PCで立体を描く際は

『ポリゴン』という単位(?)のようなものが使われることがあります。

その原理を真似た立体造形です。

初めはどんなことができるか試してみました。

数学的な要素に気づく人もいました。

適当につなげていっても形が表れてきます。そこから想像を含ま

らせていく人もいました。

 

持ち寄りの材料でしたので丸の模様を眺めていくだけでもおもし

ろいものです。

 

中には丸の形一つひとつにデコレートしている人もいました。

やさしい色づかいが素敵でした。

 

ステープラー(ホッチキス)の針に一工夫している人もいました。

この人は丸の色を単調にすることで針の色を目立たせていました。

 

「先生、丸の中で一番面積の多い色にこの〇は見えますね!」

色に注目して作っていた人から気づきの発言がありました。

 

「先生、ほらおもしろいでしょ!」

眼の模様を目玉にしてみたようです!

 

模様が形に見えることもあります。

魅力的な模様をみんな見つけてきていました!

いろいろ話を聞いていくと子どもたちは模様一つにもいろんな物語や

設定をイメージして作っているようでした。

 

立体にしていく方法もそれぞれでした。

 

「先生、まあ見ててください。これから立体になっていくんですよ。」

何か考えがあるようです。楽しみです!

 

ipadを使って昨年の作品を見ました。

「あー、こうなってるんだ!」

ipadのピンチアウト機能を使って気になるところを引き延ばして確

かめていました。

 

「先生、Mさんの亀の甲羅、とてもきれいなんですよ。」

と呼び止められました。

「先生、裏もきれいなんですよ!」

席の前後左右の人たちから絶賛されていました。