食育マイスターのひとりごと

食育マイスターが日常のひとりごとを綴っています。

甲状腺がん

2021-02-16 09:57:13 | 
悲しくて…悲しくて…

ずっと文字に起こせずにいたんだけど…


まほちゃんの首の腫れは

『甲状腺がん』である疑いが強くなりました。

ほぼ確定だと思います。


元気そうだけど

首はどんどん腫れていく…

やっぱり心配で、かかりつけの病院に行きました。


かかりつけの先生が

隣の県の大きな病院を紹介してくれました。

かかりつけの紹介状がないと診てもらえない

専門的な検査が出来る病院です。

ただし、診療代はかかりつけの比ではない。

初診料だけで7万、CT取ったら23万。
(実際初診料は11000円でした)

最低30~40万は必要です…と。

幸い保険には入っている。

年間最大70万円まで戻ってきて

診察代の7割戻ってくる。

今回の検査も対象内。

ここはもう、お金ではない。


で、先週その病院に行ってきました。

朝ごはん抜きで預けて血液検査と

腫れに針を刺しての細胞診検査。

超音波検査も。


検査の結果、腫れは甲状腺由来であることが判明。

ただ、悪性かどうかは分からず…

そしてその後の治療方法の相談。


甲状腺を取ってしまうという方法がある。

悪いところを取ってしまうという意味では

悪いものは無くなるけど

腫れは両方だし

甲状腺を両方取ってしまうと

死ぬまでカルシウム製剤とホルモン製剤が必要になる。
(片方だけなら、残っている方が作用してくれるそう)


お金云々を抜いて考えたとして

今回一番、まほの体に負担がかからない方法としては

腫れているところを切り取っての生体検査

さらに腫れには水も溜まっているっぽいから

麻酔をかけての生体検査のついでに

その水も抜いてしまいましょう!とのこと。


なので、その検査をお願いすることにしました。


ただ一点、超音波検査をした際に

心臓に少し問題があるように見えたらしく

生体検査の前に詳しい心臓の検査もしますか?

プラス2~3万円かかります。とのこと。


診断の結果を知りたいから

検査の帰りに寄ってね!とかかりつけの先生に言われていたので
(話だけだから診察代はタダ)

かかりつけの病院に行ったところ…

心臓の画像の診断医の名前を見たかかりつけの先生は

『この先生の診断をプラス2~3万円で受けられるなら
 
すっごいお得だよ!』と。

なので、心臓の検査もお願いをすることにしました。


検査をするためには

まほちゃんを最低4日は預けないといけない。

コロナ禍だからお見舞いにも行けない。

でもでも、それでまほちゃんが元気になれるなら…と

まほちゃんを預けたのが先週の金曜日。

すると、夜電話がかかってきて…肝臓に嫌な影があるとのこと。

もう一度次の日に詳しい検査が必要とのこと。

で、次の日

まほちゃんを迎えに来て欲しいとの電話。

まほちゃんを迎えに行くと

(コロナ禍だから病院に入れるのは今までは私一人だったのに)

夫も一緒に話を聞いて考えて欲しいとのこと。


肝臓にあったのは

断定はできないけど、やっぱり嫌な影。

甲状腺の腫れが良性のものであれば

転移はしないはず…

つまり

甲状腺の腫れはガンで

すでに肝臓に転移しているとのこと。

このまま放っておけば半年持つか持たないか。

あくまでも目安だけど

年単位では一緒に入れないのは確実とのこと。


この先

緩和ケアを考えるのか

病気と闘う方法を考えるのか…

闘う場合は費用も莫大。


先生方は絶対に『お薦め』は言わない。

完治する訳ではないし

やっぱり末期になってくると

先生のせいにしてしまう飼い主さんも

今までにたくさんいただろうし。

あくまでも飼い主の判断で。

で、まほちゃんを返されました。

ちなみに心臓に問題はありませんでした。


また、かかりつけの病院に行きました。

担当の先生は

飼い主目線で考えてくれる

私たちにとっては最高の先生。


一緒に泣きました。

先生も愛犬がガンにかかったことを思い出したみたい。


で、私が出した結論は

『後悔はしたくない』

どういうことをやったとしても

まほちゃんと一緒にいられなくなった時点で

後悔はするだろうけど…

でも後から考えたときに

『あの時あの治療をお金をケチらずにやっておけば良かったかな…』って

少なくとも思わなくていいように。


今回の画像の診断も

プラス2万弱払ったおかげで

肝臓の嫌な影が見つかったわけで…

悲しいけど、肝臓の値が高い理由がはっきりしました。


まほちゃんがまほちゃんらしく生きられるために

先生も一緒に考えてくれるとのことです。


肝臓への転移が疑われた時点で

甲状腺の腫れの水を抜く処置も白紙に戻りました。

一度抜いたところでまた再発するし

麻酔をかけないといけないから

今後の治療のことを考えたときに
(まだどういう治療を選ぶのか決まっていないけど)

体への負担を減らせるように。


通常、甲状腺がんは

こんなに早く進行はしないそうです。

まほちゃんは進行が速い…

今の時点で変わらず元気なんだけど

腫れがのどを圧迫しているのか

声が変わってしまいました。


病院から戻ってきたら

全くお話をしなくなってしまって…

よっぽど腫れが進行したのかと思いきや

次の日にはいつものまほちゃんで。

思うに、預けられたことを

怒って口をきいてくれなかっただけという…

そんなことも含めて

本当に本当に可愛いです。

のどに負担がかからないように

ハーネスにしました。






検査の為に毛が刈られているけど

それも含めて本当に可愛い。


まほちゃんがまほちゃんらしく生きられるように

一生懸命支えていこうと決心しました。


















コメント (6)
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