食育マイスターのひとりごと

食育マイスターが日常のひとりごとを綴っています。

実家の話⑩

2023-09-01 10:35:10 | 日常
双子は成長が遅かったので、本当に本当に心配した。

早産だったから元々の予定日で計算をすると言われたけど

それにしても遅かった。

母に聞かれ、遅いというと、普段の日常を知らないくせに

『それはあんたが…』と私に全ての罪があるような言い方をしてくるし。


双子が1歳を過ぎた頃、何にもしなかった義母と義祖母(義母の母)が

福岡に来るという。

もちろん、行くんだから、もてなせモード。

ただでさえ大変な日常なのに、何にもするものか!!と

うちには泊まらせませんでした。

夕ご飯は1回作ったけど。

3人とも体が弱かったから、あんまり連れ出したくないのに

夫がいい顔するもんだから、

しょうがなくみんなでショッピングセンターに出かけ

風邪引いて、結局病院通い。

予定よりも1日早く帰ってもらいました。

怒ってたけど、知るか!!!子ども達の遊び相手も出来ないくせに。


そして、妹が結婚することになった。

福岡からみんなで仙台に来いと言う。

行くなら飛行機しかないんだけど…

双子はまだちゃんと歩けない。

飛行機って、2歳未満は無料だけど

それは、大人1人に子ども1人を膝に座らせる場合。

双子でそれをすると、当時2歳の長女が余る。

家族5人で行く場合、2歳の長女は1人で座らないといけない。

ビビりの長女が初めての飛行機で、それができるとも思えず…

もし、うちの娘達がそういう状況だったら

私だったら、大変だろうと迎えに行こうと思うんだけど

母にそんな考えがあるわけもなく…

ふと、もし双子を実家で産んでいたら

私は2年以上も身動き取れない状況だったのかも…なんて

想像してゾッとしたりして。


おめでたいことだけど

とにかく、娘達を連れて行くのは無理だ。

でも、普段育児に参加していない夫に3人を預けるのも不安。

レンチンだって出来ないのに。
(覚える気もなし)

で、夫1人に行ってもらうことにしました。


その妹の結婚式に

親族代表で挨拶するはずだった弟がとんでもなく遅刻して来て…

なぜか、夫が代わりに挨拶をしたという…


冒頭の話に戻るけど

必要な書類にサインをしてなくて居留守を使っているんじゃないかという

夫の話はここからきている。


普通、結婚式って、そんなに遅刻するのはアリなのか?!

もちろん、甘々な母に注意されることはなかったそうだが。

あとから親族で撮った写真が送られてきて。

そこには挨拶をバックレた弟はちゃんと映っていました。

母は写真の中心立ち、意地悪な父方のおばさま方も一緒に。

あ~母は本当は私の結婚式でもこれをやりたかったんだ…と。

結構派手な結婚式だったぽいけど、

その後妹は10年と持たずに離婚してました。


妹は、昔からとっても金遣いの荒い子でした。

努力をするのも嫌い。

口癖は『おねえちゃんはいいよね~』

人にいい顔できるから羨ましいのだと。

私だって、好きで嫌いなおばさん達の相手をしているわけではない。

それに、成績が良くて優等生っぽくしているのも気に入らない。

性格が母そっくりで、母とは仲が良い。

勉強するのが嫌いだったから、名前を書けば受かるレベルの高校に行き…

付き合う友達は高校生から喫煙をするような子達。

いつだったか、旅行に行くと言い、当日にドタキャンされて大泣き。

母が可哀そうだと、店を閉めて一緒に旅行に行ってました。

私の入学式には文句をいうくせに、妹の為には店閉めるんだ…と思った。

バイトはしていたけど

働いた分、パッと使っちゃう。

我慢が出来ない。


高校を卒業して専門学校(2年)に行ったけど

最初はお金がかからないように寮にいたけど、1年で退寮。で、一人暮らし。

専門学校に行ってから、利息付きの奨学金を借りられることになったけど

返済ができずに、母が肩代わり。


まだ私も独身の頃の年末

実家に帰ったところで、妹がお金がないから実家には帰れないという。

母はみんな揃って過ごしたいから、私に何とかしろという。

何とかって言われても…

電話で何とか説得して、交通費は母が出すことになり

実家に戻ってきた時に

もう働いていた私はお小遣いをあげた。

そしたら、年が明けた2日に

『初売りに行くから~』とあっさり仙台に戻るような子。

車の免許を取るのに、運転が上手くいかなくて

追加でお金を払い続け、44万円になったところで

教官にブチギレて、それ以降自動車学校には通わず…
(数年前に仕事で必要で、取り直したらしいが)

私はアメリカで安く取って日本で書き換えたから

『いいね~おねえちゃんは。安く取れたんでしょ~アメリカって簡単なんでしょ~?』

いやいや、英語だから。私、勉強したから。


社会人になってからも、手取りが私の方が多いと

母や妹は私に文句を言ってくる。

でも、東京の方が家賃が高く、結局家賃を引くと

妹と私の手取りは変わらない。

妹や母の考え方は、『できる』ってことは『楽』ってこと。

私は節約してたし、お金の使い方だって毎日ちゃんと考えてた。

なのに『いいね~』って何だ!!!

私は好きなアーティストのライブだって行ったことないのに

妹は追っかけみたいなことをしてたし。

妹は20代の頃から100万単位の借金があったみたいで。


母としては、私に

『お姉ちゃんなんだから』妹を助けて欲しかったみたいだけど…

どうせ私の話を聞かず、私に文句ばっかり言う妹の借金を被るのはまっぴらごめん。

お金があったら、それは娘達に使いたい。

妹とは早々に距離を置くことにしました。

お金にだらしないのは、どうしようも出来ない。


その後

双子は1歳半を過ぎてようやく歩けるようになって…

その頃は本当に本当に心配したんだけど

今思えば、双子が歩けないことで、やらなくて良かったこともあって。
(義母をもてなすとか、妹の結婚式に出るとか)

小児科の先生に、この子達はのんびりしているだけだから大丈夫!と言われ

その時は心配過ぎて信じられなかったけど

そこからの追い上げがすごくて。

自転車の補助輪が外れたのは3歳。

足も速い方だったし、泳げるし、むしろ運動神経は人より良かった。

私の気持ちを汲んでくれていたのだろうか…

その頃、大変だった分、成長してから

あっさり独立しちゃったけど。



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