G.G.の徒然山遊録

岐阜各務原市周辺の低山の山行記録、折々の雑感、書評などの雑文を記し、山に関する情報を提供します。

烏帽子岳(865m)~狗留孫岳(772m) ~細野集落から烏帽子岳~狗留孫岳ピストン~

2016-03-07 | 山行

3月5日(土)、暖か(15℃位)、無風で穏やか
参加者:G.G.ほか8人
歩行距離:約9 km、所要時間:約5:00(昼食、休憩を含む)
GPSのトラック:
登山口P→(展望岩コース)→烏帽子岳→狗留孫岳→烏帽子岳→(大岩コース)→登山口P

GPS標高図:
 
(クリックで拡大)

山行リポート:
時集落に入ってから、牧田川の橋を渡り、駐車場までの道路標識が完備し、細野集落の中の細い道を
難なく安全に通り抜けられた。
駐車場は広々して良く整備されている。トイレは洋式、和式があり、水洗で清潔そのものである。
既に15台の車が来ており、25人のパーティが出発の支度をしていた。
■一般には、駐車場の後ろを右折して登山口へ向かう筈であるが、先着のパーティは駐車場の後ろを
左折し行くので尋ねた所、私の知らない別の登山口から登るそうである。
我々は駐車場の後ろの土手を右折して進み十劔神社の前に出る。今日の山行の安全を祈願して柏手を打ち、
頭を垂れる。

 
■神社の脇にはエメラルドグリーンの水を湛えた神秘的な池が横たわっているのが印象的であった。何か謂れがありそうである。池に沿って進むと獣よけのフェンスに突き当たる。


■フェンスの錠を外し登山路に入る。道は雑木林の中を登っていく。第一、第二見晴台に立ち寄るも、
何れも養老方面が望めるだけで大した展望でない。第三見晴台になると、高度が上がり展望も開け養老山塊と
眼下には銀嶺湖などがボンヤリであるが望まれた。

■第三見晴台から道は次第に急傾斜になってくる。やがて展望台コースと大岩コースの分岐点にくる。標識に
従って展望台コースに進む。断崖絶壁の展望岩から北方の展望が開けているが、残念ながら生憎の曇天で、
猿登、ソノド、かすかに霊仙が識別できる程度であった。

 
■以前、同じ時期に登った時はこの辺りは30cm位の積雪があったと記憶しているが、今年は殆ど積雪がなく、途中一箇所だけ、僅かな面積の残雪が見られただけである。

■頂上に着くと、今朝方、我々と反対方向に進んでいったパーティが昼食の真っ最中であった。
昼、少し前であったが我々も昼食とする。山頂の南側は小春日和の暖かさであった。
先着したパーティは「山想山歩の集い?」という名古屋のサークルであったが、そのリーダーに
登ってきたルートの教えを請うた所、快く、丁寧に教えてくれた。
そのルートは烏帽子岳の東尾根を辿るものでマンサクが沢山あるので、「マンサク尾根」と命名している
そうである。25人もの高齢者が登れる位で、難しくはないそうである。
未知のルートにチャレンジする楽しみが増えたのは大きな収穫である。
■昼食を済ませ、狗留孫岳に向かう。気持ちの良い25分の尾根歩きで、大きなアンテナが立つ広々として、
気持ちの良い狗留孫岳に着く。生憎、もやっていて、周囲の景色はボンヤリとし、写真には写りそうもない。
参考に、若し天気が良ければ見えるはずの展望をカシミール3Dで再現してみた。
西方には双耳峰の三国岳、烏帽子岳から三国岳へ続く尾根などが展開していよう。

南方には御池岳の巨体が眼前に、左側には藤原岳が続いていよう。


■狗留孫岳で記念撮影をしている時、烏帽子岳で昼食を摂っていたパーティがやってきた。パーティにはワン
ちゃんが同行していて、それが、記念撮影時に丁度、我々の前を横切り一緒になったワンショットがこの写真である。

■広場の雰囲気が良く、気持ちも良いのでゆったり休憩した後、往路を引き返し、30分程で、烏帽子岳に戻る。
往路では大勢が昼食時であり、記念撮影は後回しにしたので、静かになった山頂で休憩し、記念撮影を済ます。

■下山は大岩コース経由である。特別な奇岩、巨岩でもあるかと思いきや、やや大きめ目の何ということもない岩があるだけであった。

■三時近くなり、山道もそろそろ夕暮れの気配が漂い初め、フィナーレも近い。

■獣避けフェンスを出て、十劔神社に今日の安全と快適な山旅のお礼をして、無事、駐車場に帰着した。 

雑 感:
時集落に入っから登山口駐車場までの道標が完備していて大助かりである。地元の気配りに感謝である。
花の季節に再訪しよう。
■烏帽子岳登山路として東尾根のルートがあることを教えて貰った。早い時期に、下見に行きたいものである。
■狗留孫岳山頂は広々して、眼前に霊仙、三国岳、御池岳などの巨大な山体が横たわる、大変に気持ちのいい
ポジションであり、天気の良い時に是非とも再訪したい。
■下山してから、女性陣から疲れたとの感想が聞かれ反省する。ペースに注意していた積りであったが
オーバーペースだったようである。更なる気配りが必要なようである。

 


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