食品のカラクリと暮らしの裏側

食品の安全・安心が総崩れ、また政治・社会の矛盾や理不尽さも増大
暮らしの裏側の酷さやまやかし、危険性・不健全さに迫る!

索引【こ(あ行)】毎日新聞クロスワードサポート辞書P.18

2023年09月12日 | 気になる言葉|一括
Mcwpt 毎日新聞クロスワードサポート
こ(あ行)気になる言葉の辞書 P.18/54



いつも毎日新聞クロスワードサポート(気になる言葉の辞書)にお越し頂き、誠に
ありがとうございます。
チコ情報/NHK番組「チコちゃんに叱られる」、林修情報/テレビ朝日・林修先
生の「ことば検定」、池上情報/池上彰氏のTV情報番組を参考にしたことを示す。
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こ(あ行)
コール天(-・てん) = corduroy・コーデュロイ。英語でも、語源はフランス語。綿横ビロード織りしたパイル織物の一つ。日本語ではコール天と呼ばれる。由来は「cord」+「天鵞絨(てんがじゅう、ビロードの和名)」。投/投稿者はファッションに興味ないせいか、コーデュロイは初めて聞いた言葉。コール天なら昔使った言葉で、半世紀前に着ていたことがある。
764cordroy 一例
コーン = 英語にはスペルと意味が異なるコーンがある。①円錐形を意味する・cone。工事現場に置かれているカラーコーンと同じ意。②とうもろこしのcorn。投/ソフトクリームの殻をコーン呼ぶのは、②とうもろこしを使っているから思っている人が多い。本当は①の形状からついた名称。ちなみに、一般的には小麦粉が使われている。
耕耘(こううん) = 笑い言葉 < 田畠を耕すハッピーな仕事は耕耘(幸運・こううん)、農作すること。「耘」は田の草をとる意。新聞表記では、耕耘機は「耕運機」と記す。
高歌放吟(こうか・ほうぎん) = 周囲の迷惑を顧みず大声で歌ったり詩を吟じたりすること。投/現在のTVCMは視聴者の迷惑を顧みずやたらうるさく、この言葉が当てはまるのでは。
巧言令色鮮し仁 (こうげんれいしょく・すくなしじん)  = 巧みな言葉を用い、表情をとりつくろって人に気に入られようとする者には、最も大事な仁(慈しみ・思いやり)の心が欠けている。
後顧の憂い(こうこのうれい) = 後々の心配。後に残る気遣い。立ち去った後の心配。「-なく出立する」。広辞苑だけ、例が「-憂え」となっている。投/社長の引退やサラリーマンが定年退職に及び、「ワシがいなくなったら、この会社はどうなるか?」と“後顧の憂い”を持ちながらお辞めになる方が多いと思う。でもご心配なく、あなたがいなくても何とかなります!いや、いなくなればもっと会社運営が上手く行くでしょう!
公私混同 = 仕事などに私生活に関する物事を持ち込み、公私のけじめをつけないこと。「-・もはなはだしい」。投/この言葉を聞けば、真っ先に岸田首相の息子・翔太郎氏の行動(公邸内の忘年会のバカ騒ぎ等)を思い出す。政治家もメディアも、「公私混同」を見出しにした。しかしそんな生易しいものではなく、首相秘書官として「職務違反」「業務怠慢」「倫理抵触」ではないのか?もっと言えば情報漏洩の危機管理認識のなさ、ケチくさい。単刀直入に言えば、親も子も「大馬鹿者」。
向日性(こうじつせい) = 光の刺激で起こる植物の屈性のうち、光の方向へ曲がる屈性。正の屈光性、向光性。向日葵(ひまわり)は文字通りの向日性、あるいは太陽追尾と呼ばれる光屈性(こうくつせい・ひかりくっせい)。投/「ひまわり」と言えば、一部がウクライナで撮影されたソフィアローレンの映画。当初100億円以上もしたゴッホの絵画。NHK朝ドラ・松嶋菜々子。前川清(福山雅治)の歌。♪誰のために咲いたの~伊藤咲子の”ひまわり娘”など。
好事魔多し(こうじ・まおおし) = よいこと、うまくいきそうなことには、とかく邪魔がはいりやすいものである。好事とは、よいこと・めでたいこと。類似語=月に叢雲(むらくも)花に風。叢雲とは、群がる雲。投/あらゆる工事には「魔」が多し、ご注意を。単なるダジャレ。
公序良俗(こうじょりょうぞく) = 公の秩序と善良の風俗。国家・社会の公共の秩序と普遍的道徳を意味する。公序良俗に反する内容の法律行為は無効とされ、犯罪の違法性は実質的には公序良俗に反することによる。
講談師(こうだんし)= 講釈師。話芸の一種。釈台(小卓)を張扇(はりおおぎ)で叩きつつ、物語類を語り聞かせる寄席芸。内容は軍記・仇討・武勇伝・侠客伝・世話物など。投/男性の講談師は、必ず出演中に講談師は好男子ばかりとシャレを言う。六代目・神田伯山(松之丞)が、講談ブームに火をつける。女性講談師も多々現る。「講釈師・見て来たような嘘を言う」言葉もある。軍記・合戦をその場にいたかのように、臨場感溢れる語り口だ。 
交通系ICカード全国相互利用サービス = 現在11団体が発行する10種類のカード。地域の名称や方言を、うまくネーミングしている。JR北海道・Kitaca、JR東日本・Suica、JR東海 ・TOICA、JR西日本・ICOCA、JR九州・SUGOCA、首都圏・PASMO、名古屋交通開発機構・manaca、スルッとKANSAI・PiTaPa、福岡市交通局・はやかけん、西日本鉄道・nimoca。
交通整理 = 投/本来の意味の他に、①役割分担の再調整。②込み入った部分を解きほぐして、物事を進めること。いわゆる、おじさんや年配上司の“ビジネス用語”。
業突張り(強突張り)(ごうつくばり) = 強情で人に従わないこと。ひどく欲張りで頑固なこと。また、そういう人。
荒唐無稽(こうとう・むけい) = 言説や考えが、とりとめなく根拠のないこと。でたらめ。▽高野豆腐(こうやどうふ) = 寒中に豆腐を小形に切って屋外で凍らせた後、乾かしたもの。鎌倉時代、偶然、高野山の僧侶たちの手によってつくられた「凍(こお)り豆腐、しみ豆腐。投/林修先生の「ことば検定」によれば、豆腐が冬の厳しい寒さで凍ってしまい、それを翌朝、僧侶たち溶かして食べてみたところ、食感がよく美味しかったので食べるようになった。最近は、LDL低下・HDL上昇、食後の中性脂肪上昇抑制など脂質代謝改善、特に脳卒中や心筋梗塞などの予防に効果があることから、生活習慣病の防止として食している人が多くなった。
紅涙(こうるい) = ①非常に嘆き悲しんで流す涙。血の涙、紅(くれない)の涙。②女性の流す涙。
公労委(こうろうい) = 三公社(国鉄、電電公社、専売公社)と五現業官庁(郵政、国有林野、印刷、造幣、アルコール専売)における労使間の紛争の斡旋・調停・仲裁、および不当労働行為の審査などを行なった行政委員会。公共企業体等労働委員会。三公社・五現業が民営化され、1988年に中央労働委員会に統合された。投/公労委と三公社・五現業は懐かしい響き。民営化には賛否両論があったが、労組側から見れば労働活動が弱められ、それとともに強権政治が台頭し日本の国力・民衆の力が衰えていった。
甲論乙駁(こうろん・おつばく) = 甲が述べる説に乙が反対するというように、議論がまちまちになってまとまらないこと。
講和(こうわ) = 戦争を終結し、平和を回復するための交戦国間の合意。「-を結ぶ」。講和条約=講和に関する条約。その内容は戦争の終了、平和の回復を宣言し、講和の条件(領土の割譲・賠償支払など)を定め、その履行を確保するための担保手段を定めるのが普通である。平和条約。投/欧米はウクライナに武器を供与するのではなく、また日本も支援するのではなく、停戦そして講和を導くことに努力すべきではないのか。だから“ドロ沼”の戦況に陥っている。
御詠歌(ごえいか) = 巡礼または仏教信者などがうたう、和歌・和讃にふしをつけたもの。巡礼歌。西国三十三所の御詠歌など。
呉越同舟(ごえつどうしゅう) = ①中国の春秋時代、宿敵どうしの呉と越の者がたまたま同じ舟に乗り合わせたが、暴風に襲われて舟が転覆しそうになると、互いが左右の手のように動いて助け合ったという「孫子」の故事に基づく。②敵対する者どうしが同じ場所に居合わせること。また、敵対する者どうしも共通の困難に遭遇すれば手を携えてそれに立ち向かうということ。投/ビジネスで言えばバーター取引? 生存を賭けた企業合併か。

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「毎日新聞クロスワード」に出題されたワードから、ピックアップしたものです。
「気になる言葉の辞書」の説明は、広辞苑第七版と明鏡国語辞典第三版・三省堂国語
辞典第八版の解釈を主体に、その他複数の辞書・ネット検索・過去の投稿ネタ、投稿者
の感想(投/~と表記)を加え編纂しております。

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