食品のカラクリと暮らしの裏側

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都市鉱山(都市埋蔵金)と言われるほどスマホ・携帯には貴重な金属が/資源を大切に5

2019年04月18日 | 食料廃棄・地球資源
Reducetp 地球のために資源を大切にしようシリーズ5
都市鉱山(都市埋蔵金)と言われるほどスマホ・携帯には貴重な金属が
日本の家電に使われているレアメタルは世界の埋蔵量の1割に達する

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■魚のアンコウとスマホ・携帯には捨ててもよい部位・部品はない 
携帯・スマホの早期の買い替えを始め、2億台も退蔵(家の中に置いてある)されていることに何とも資源の“もったいないさ”を感じます。またあまり表面に出てこない、「環境汚染」も懸念されます。ご存じのように携帯電話やデジタル家電は「都市鉱山」(都市埋蔵金)と表現されたり、「鮟鱇(あんこう)と携帯は捨てるところ(部位・部分)がない」とも言われています。

日本の家電に使われているレアメタルの多くは、世界の埋蔵量の1割以上です。金・銀・銅、その他インジウム・コバルト・タングステン・白金やリチウム等のレアメタル・希少金属(貴重金属)が沢山含まれています。3/4以上が中国や外国からの輸入で、中国など国交・政治情勢絡みで輸入も滞ることが懸念されます。今後、回収せずに捨ててしまうことになったら、携帯を持っていた人には何も影響がなくても、地球にとっては大きな損失(大袈裟でなく)と公害が広がります。

■電池は資源確保と環境汚染防止のためにポイ捨てしないで!
携帯の退蔵台数が2億台、1人で何台も“コレクション”しており、何れリサイクルしてくれれば良いのですが、ゴミ箱にポイ捨てされた日には環境悪化です。特に1990年代に主流だったニッケル・カドミウム電池(通称ニカド・Ni-Cd)は、公害問題になったカドミウムを含有しています。

捨てると土壌や川などの汚染、ゴミ焼却場で燃焼すると空気中に飛散します。また長期に放置していると、液が漏れ出す危険性があるのです。当時の電池は外装ケースと一体化しているので、電池だけ取り出せません。液漏れしたら、大事な携帯コレクションそのものも台無しです。そのため外装ケースと一体化した電池・携帯は、返却したほうがよいと考えます。なお液が手などに付着したら、すぐに大量の水で流し落として下さい。

本来、充電池はニカド電池・リチウム電池を問わず、資源再生・公害抑止のために、回収が義務付けられています。通信以外の使用や思い出(記念品)に浸るのも構いませんが、できれば早く、携帯会社へ回収(返却)して欲しいと願います。電池だけの場合は、大型電器店に「黄色い電池回収ボックス」が設置されています。あまり見掛けませんが、店員に確認して下さい。

Odayakatoptp

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