少数派シリーズ/文化・文芸
黒ひげ危機一発ゲーム本来の遊び方は樽から飛び出させた人が勝ち
子供さんやお孫さんと「黒ひげ危機一発ゲーム」で遊ぶ時は、黒ひげを飛び出させた人が勝ちと教えましょう!(苦) このゲームは、樽に黒ひげが押し込められ、短剣を刺して飛び出すことを楽しむ遊び方です。1975年に販売されて以来、未だに大ロングセラーを続けています。親御さんや祖父母さんも、子供達といっしょに楽しんだことがあるかと思います。人気は一向に衰えず、製品もバラエティーに富んでいます。ディズニー・スーパーマリオ・ドラえもん・ハローキティ・雪とアナの女王(オラフ)、飛び出すごとに15種の毒舌が変わるマツコ・デラックス版(アタシが飛ぶの~?バカじゃない!と言ったかどうか?)さえ売り出されました。次々と新製品を出すため、大半は販売を終了しています。
黒ひげクンは海賊なのに、愛嬌があり憎めないキャラですね。実は本来の遊び方は、樽の中で縛られている黒ひげを、短剣を刺しロープを切って助ける設定なのです。だから、飛び出させた人が勝ちです。調べたところ、発売当初の頃のパッケージには、「飛び出させた人が勝ち」と書いてあったそうです。しかし世の中100%近くの人は、「飛び出させた人が負け」と思っています。なぜこんな正反対のことが、起きてしまったのでしょうか?それはある民放TV番組で、芸能人の「罰ゲーム」などに使われたことがきっかけとなって、ルール(常識)が変わってしまったのです。TVの影響は、怖い! このことは、以前、タモリの「トリビアの泉」で紹介されたそうです(へェー!へェー!懐かしいギャグ)。
ゲーム会社もこの影響を受け、その後、パッケージの表示は「最初に、飛び出させた人が勝ち、または負けと決めてから楽しんで下さい」に変更、近年は明確に「飛び出させた人が負け」に変わってきました。よくよく考えてみればそもそもの設定が、「海賊を助けた人が勝ち」というのも、純真な子供に“社会の悪”を助ける行為を教えるようなものです(海賊といえども、人道的見地から救助?)。ドラえもんやマツコなら、助けたいけど。また子供が漢字を覚える大事な時期に、「危機一髪」を『危機一発』としているのも問題です(苦)。映画007・ジェームズボンドシリーズの影響でしょうか? 投稿者は冗談混じりに、敢えて目くじらを立てて書いています(笑)。関心のある方は、サイトをご覧下さい。
▽タカラトミー黒ひげ危機一発 サイトの商品一覧・あそびかたを参照下さい。
黒ひげを、NHK/TVの人形劇「ひょっこりひょうたん島」と混同する方が多いですね。ひょうたん島に出ていた海賊の名前は、「トラヒゲ」です。今風に言えばアイパッチ(眼帯)もトラヒゲは右目、黒ひげは左目です。ゲーム会社がひょうたん島をパクッたかは分かりませんが、かなりキャラは似ています。本物?の海賊のアイパッチは、概ね皮製です。話は逸れますが、タモリもデビュー時はアイパッチをしていました。眼帯で有名な歴史上の人物は、刀の鍔(つば)を付けた「独眼流政宗」(伊達政宗)や柳生十兵衛でしょうか。ただ鍔を眼帯にしたのは疑わしく、“マユツバ説”も。鍔は100~150gあり、生卵2、3個分の重量です。あるいは眼の周りに、スマホ1台を貼り付けたような感覚です。顔にはかなり重く、かつ痛く、冬場は冷たくて到底付けられないと言います。
黒ひげはせっかく助かったのに、子供達に何度も樽に入れ戻されるなんて間抜けですね(苦)。親子がキャーキャーと楽しめば、本来のルールは関係ないでしょう。むしろ罰ゲーム形式のほうが、ハラハラして楽しいですね。飛ばした人が勝者なら、盛り上がりません。まあ会社組識は、危機一発ゲームのようなものです。嫌な奴を“飛ばした人が勝者”、“飛ばされた人は敗者”が歴然としています。それはそれとして、私も架せられた人生の重いロープを断ち切って、マツコのように15種の毒舌を吐きながら高く飛び上がりたいですね。でも家族の対応は、「お父さんが、どっか飛ん出っちゃった。捜すの面倒だから、このまま放っておけば!」がオチですね。人生そのものが、既に<GAME OVER>
黒ひげ危機一発ゲーム本来の遊び方は樽から飛び出させた人が勝ち
子供さんやお孫さんと「黒ひげ危機一発ゲーム」で遊ぶ時は、黒ひげを飛び出させた人が勝ちと教えましょう!(苦) このゲームは、樽に黒ひげが押し込められ、短剣を刺して飛び出すことを楽しむ遊び方です。1975年に販売されて以来、未だに大ロングセラーを続けています。親御さんや祖父母さんも、子供達といっしょに楽しんだことがあるかと思います。人気は一向に衰えず、製品もバラエティーに富んでいます。ディズニー・スーパーマリオ・ドラえもん・ハローキティ・雪とアナの女王(オラフ)、飛び出すごとに15種の毒舌が変わるマツコ・デラックス版(アタシが飛ぶの~?バカじゃない!と言ったかどうか?)さえ売り出されました。次々と新製品を出すため、大半は販売を終了しています。
黒ひげクンは海賊なのに、愛嬌があり憎めないキャラですね。実は本来の遊び方は、樽の中で縛られている黒ひげを、短剣を刺しロープを切って助ける設定なのです。だから、飛び出させた人が勝ちです。調べたところ、発売当初の頃のパッケージには、「飛び出させた人が勝ち」と書いてあったそうです。しかし世の中100%近くの人は、「飛び出させた人が負け」と思っています。なぜこんな正反対のことが、起きてしまったのでしょうか?それはある民放TV番組で、芸能人の「罰ゲーム」などに使われたことがきっかけとなって、ルール(常識)が変わってしまったのです。TVの影響は、怖い! このことは、以前、タモリの「トリビアの泉」で紹介されたそうです(へェー!へェー!懐かしいギャグ)。
ゲーム会社もこの影響を受け、その後、パッケージの表示は「最初に、飛び出させた人が勝ち、または負けと決めてから楽しんで下さい」に変更、近年は明確に「飛び出させた人が負け」に変わってきました。よくよく考えてみればそもそもの設定が、「海賊を助けた人が勝ち」というのも、純真な子供に“社会の悪”を助ける行為を教えるようなものです(海賊といえども、人道的見地から救助?)。ドラえもんやマツコなら、助けたいけど。また子供が漢字を覚える大事な時期に、「危機一髪」を『危機一発』としているのも問題です(苦)。映画007・ジェームズボンドシリーズの影響でしょうか? 投稿者は冗談混じりに、敢えて目くじらを立てて書いています(笑)。関心のある方は、サイトをご覧下さい。
▽タカラトミー黒ひげ危機一発 サイトの商品一覧・あそびかたを参照下さい。
黒ひげを、NHK/TVの人形劇「ひょっこりひょうたん島」と混同する方が多いですね。ひょうたん島に出ていた海賊の名前は、「トラヒゲ」です。今風に言えばアイパッチ(眼帯)もトラヒゲは右目、黒ひげは左目です。ゲーム会社がひょうたん島をパクッたかは分かりませんが、かなりキャラは似ています。本物?の海賊のアイパッチは、概ね皮製です。話は逸れますが、タモリもデビュー時はアイパッチをしていました。眼帯で有名な歴史上の人物は、刀の鍔(つば)を付けた「独眼流政宗」(伊達政宗)や柳生十兵衛でしょうか。ただ鍔を眼帯にしたのは疑わしく、“マユツバ説”も。鍔は100~150gあり、生卵2、3個分の重量です。あるいは眼の周りに、スマホ1台を貼り付けたような感覚です。顔にはかなり重く、かつ痛く、冬場は冷たくて到底付けられないと言います。
黒ひげはせっかく助かったのに、子供達に何度も樽に入れ戻されるなんて間抜けですね(苦)。親子がキャーキャーと楽しめば、本来のルールは関係ないでしょう。むしろ罰ゲーム形式のほうが、ハラハラして楽しいですね。飛ばした人が勝者なら、盛り上がりません。まあ会社組識は、危機一発ゲームのようなものです。嫌な奴を“飛ばした人が勝者”、“飛ばされた人は敗者”が歴然としています。それはそれとして、私も架せられた人生の重いロープを断ち切って、マツコのように15種の毒舌を吐きながら高く飛び上がりたいですね。でも家族の対応は、「お父さんが、どっか飛ん出っちゃった。捜すの面倒だから、このまま放っておけば!」がオチですね。人生そのものが、既に<GAME OVER>