江戸しぐさシリーズ第2話
うかつ謝り/雑踏でのトラブルを避ける術
御足元の写真です
■うかつ謝り
江戸の人達はよく縁日に出掛けたので、そうした雑踏では足を踏まれることが多かったのです。状況から当然踏んだ人が悪いので、「これはとんだ粗相(そそう)をしました」と謝ります。ところが踏まれたほうも、自分の迂闊さ、つまり足を踏まれるような所に足を出したということで、「いやいやこちらこそ、うっかりしました」と謝ることを、「うかつ謝り」と言います。自分の注意のなさを、詫びることです。
もちろん踏んだほうが、先に謝るのは言うまでもありません。しかし踏まれたほうも常に一歩下がった控えめな態度をとることで、刺々しい空気が払拭されるのです。お互いに謝ることで、その場は何もなかったように収まります。些細なことで、大事になることを避ける大人の知恵です。
▽不粋オヤジの独りゴト
知らない間柄でもまともな中高年同士なら、あうんの呼吸で笑顔で詫び合います。しかし若い連中や一部の中高年さえ、人ごみや車内でしょちゅうバカヤロ・謝れ!などキレ掛かったいざこざが聞こえてきます。最近は、ちょっとしたことでも激昂したり、平気で危害を加える行為が後を絶ちません。OOタマ(失礼)が小さいというか、人の注意を素直に聞かない風潮は困ったものです。
これからは何事もつまらんことに関わらず、心を広くして己の“誤り”に“謝れる”姿勢でいたいと思います。言葉に出すとカッコ良過ぎるので、“オジサンの独り言”として心の中にひそめておきます。ブログに書いちゃ言ったも同然だろ!と、怖い?マイ妻の声… 妻にも、うかつ謝り・うっかり謝り~
江戸しぐさは偽史であり昭和の時代に創作されたことが、多くの専門家や研究者によって明らかにされています。
しかしこれらの礼儀・マナーは現在ほど必要であり、目くじらを立てずに参考にしたいと考えます。
うかつ謝り/雑踏でのトラブルを避ける術
御足元の写真です
■うかつ謝り
江戸の人達はよく縁日に出掛けたので、そうした雑踏では足を踏まれることが多かったのです。状況から当然踏んだ人が悪いので、「これはとんだ粗相(そそう)をしました」と謝ります。ところが踏まれたほうも、自分の迂闊さ、つまり足を踏まれるような所に足を出したということで、「いやいやこちらこそ、うっかりしました」と謝ることを、「うかつ謝り」と言います。自分の注意のなさを、詫びることです。
もちろん踏んだほうが、先に謝るのは言うまでもありません。しかし踏まれたほうも常に一歩下がった控えめな態度をとることで、刺々しい空気が払拭されるのです。お互いに謝ることで、その場は何もなかったように収まります。些細なことで、大事になることを避ける大人の知恵です。
▽不粋オヤジの独りゴト
知らない間柄でもまともな中高年同士なら、あうんの呼吸で笑顔で詫び合います。しかし若い連中や一部の中高年さえ、人ごみや車内でしょちゅうバカヤロ・謝れ!などキレ掛かったいざこざが聞こえてきます。最近は、ちょっとしたことでも激昂したり、平気で危害を加える行為が後を絶ちません。OOタマ(失礼)が小さいというか、人の注意を素直に聞かない風潮は困ったものです。
これからは何事もつまらんことに関わらず、心を広くして己の“誤り”に“謝れる”姿勢でいたいと思います。言葉に出すとカッコ良過ぎるので、“オジサンの独り言”として心の中にひそめておきます。ブログに書いちゃ言ったも同然だろ!と、怖い?マイ妻の声… 妻にも、うかつ謝り・うっかり謝り~
江戸しぐさは偽史であり昭和の時代に創作されたことが、多くの専門家や研究者によって明らかにされています。
しかしこれらの礼儀・マナーは現在ほど必要であり、目くじらを立てずに参考にしたいと考えます。