食品のカラクリと暮らしの裏側

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成田漁港?は漁船が入港しなくても大量の鮪の水揚げ量を誇る巨大漁港/魚を大事にしない日本人R2-15

2013年04月15日 | 高級魚・ファストフィッシュ
Fishfftp

魚を大事にしない日本人シリーズ R2-15
ROUND2 好きな魚や高級魚ばかり食べていると枯渇する
Part2 水産物フードマイレージの異常さ
成田漁港?は漁船が入港しなくても大量の鮪の水揚げ量を誇る巨大漁港

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“成田漁港”は、鮪(まぐろ)が年間7.2万トン(2003年)も水揚げ?される日本有数の港です。その量は、国内漁港の14位(2009年)前後にランクされるほどです。でも成田漁港って聞いたことないな…?成田って、確か千葉県の内陸部ですよね(笑)。態(わざ)とらしい言葉でしたが、“成田漁港”=「成田空港」には世界中から食品・水産物が空輸され、とりわけ鮪の水揚げ量=“陸揚げ量”は日本一と言われています。

空港も“港”の1つですから、漁船の代わりに貨物機が続々と“入港”(正確には貿易)します。地中海周辺国や米国など世界中から、養殖鮪・冷凍鮪が送られてくるのです。今や「成田漁港」の名称が、当たり前にように使われています。フードマイレージの輸送手段は大型貨物船をイメージしますが、航空機も相当駆使されます。

日本三大漁港といえば、銚子港(2009年水揚げ量)22.3万トン、焼津港17.6万トン、釧路港12.8万トンが有名です。しかし水揚げ量や順位は、毎年、目まぐるしく変動します。1・2位は前述通りでも、実際には3位八戸港13.9万トン、4位松浦港13.6万トンであり、釧路港は5位です。航空燃料を費やさず国内漁業の発展のためにも、鮪は控えめに近場の魚を食べましょうよ!

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