医療費控除(還付申告)シリーズ26 国税庁HPで作る確定申告書
Part6/初めての還付申告は郵送ではなく税務署へ行こう編1
■必要書類を揃えて税務署に提出または郵送する
意を決していざ税務署へ!還付申告手続きは概ね30分で完了する
還付申告のやり方が分からないといって断念するのは一生の大損!
■初めての申告は間違いを防ぐため郵送せず税務署へ行こう!
ここからは、「Part6/初めての申告は郵送ではなく税務署へ行こう編」です。税務署での対応が終わるまでの流れを、ご覧頂きましょう。
説明を繰り返すように、初めて「医療費控除(還付申告)」される方は郵送を避け、税務署に行って申告することをお勧めします。「国税庁のHP」で入力すると簡単にできてしまう反面、入力ミスで損することが考えられるからです。慣れない最初の年だけは税務署へ行って、署員に入力事項を直接確認してもらえば間違いが防げます。
▽申告書の完成・税務署に申告するまでのチャート
←クリック!
■いつ税務署に行くべきか? 平日なら1年中OK!
(1)「医療費控除(還付申告)」は、確定申告期間の2/16~3/15(年によって若干異なる)に限らず、1年中~正確には5年後までOKです。申告期間前後のオフシーズンは署員と個別対応になり、丁寧に教えてくれるので間違いが防げます。期間中に行くなら、比較的空いている前半をお勧めします。さあ、行く日は決まりましたか!
(2)サラリーマンには辛いですが、開庁日は平日のみです。但し期間中は、税務署によっては土曜も開いている所があります。「国税庁のHP」で、事前に確認しておきましょう。
[そっとアドバイス] 申告に行く税務署は、あなたの居住地を管轄する署です。不明の方は「国税庁のHP」のTOPページ、及び申告書入力画面の「住所・氏名等入力」に掲載されています。
■税務署に持参する書類・その他
(1)必要品
①申告書 第一表・第二表 【提出用】
②添付書類台紙 ③医療費控除の明細書 計4枚
*再三申し上げていますが、領収書の添付は不要になりました。
訂正の準備として、任意ながら「印鑑」(還付金の銀行振込口座と異なってもOK)を持参して下さい。もちろん、申告時に訂正がなければ必要としません。
[そっとアドバイス] 受理印を必要とする方は、申告書の第一表・第二表[控用]も持参します。せっかく税務署に行ったなら、初めての“申告記念?”の意味も含めて押印してもらいましょう。
■丁寧に教えてくれるので安心して申告チェックを受けよう
(1)不安ながらも税務署にやって来ました・・・
期間中は大変混み合うので、次の手順で進みましょう。受付で、①還付申告(医療費控除)に来た ②申告書は作成済 ③チェックして欲しい旨を言うと、当該会場を教えられます。初めてですと、自営業者や飲食店主の威勢のいい声や元気なおばちゃんに圧倒されそうです。雰囲気に飲まれず、落ち着きましょう。
(2)署員に申告書一式を提出して確認を受ける
税務署にもよりますが、申告書の確認を受けるといっても、順番による個別対応ではありません。会場の机に向かう申告者10~20人単位を相手に、署員が走りながら掛け持ちで質問や確認対応に当たっています。頃合いを見て、申告書のチェックを受けて下さい。
[そっとアドバイス] 記事作成者も最初の時は不安でしたが、厳(いかめ)しい署員はいません(確定申告期間中は応援に税理士会から派遣される)。対応は優しく、ドラマの“税務調査官・窓際太郎”のようです? いわゆる税の素人のサラリーマン・主婦・一般の方、PC操作ができない方、お年寄りなどには丁寧に教えてくれます。
(3)確認済後に申告書受理窓口へ提出する
訂正箇所がなければ、申告書受理窓口に行くように指示されます。そこで、一式を提出すれば終わりです。なお[控用]を持参した方は、受理印を押印され返却されます。事前にしっかり申告書を作成しておけば、当日は30分程度で完了します。
[そっとアドバイス] 受理印は単なる受け付けたことを示すもので、「還付金額」が確定されたものではありません。後日、「還付金」の連絡(ハガキ到着)を受けるまで、待ちましょう。
■申告を迷っている方へ!ビビらずに税務署に行けば何とかなる(ここだけの話)
期間中は、会場に所狭しと数十台のPCが並んでいます。申告書作成に自信のない方は、税務署に設置されているPCを利用することもできます。署員に確認してもらいながら、PC入力・完成・プリントアウトできるので便利です。
[そっとアドバイス] 税務署は、恐ろしいところではありません。申告方法が分からなくても、PCが使えなくても、ビビらずに税務署に行けば、署員が丁寧に対応してくれます。全く不明の方は、源泉票と領収書一式(この場合は領収書持参=予め合計額を出しておく)を用意して臨めば、“弾力的運用?”で署員が何とかしてくれます。実は記事掲載者の知人は、この方法で申告を済しました(笑)。
税務署での対応は、次号に続きます。必ずお読み頂きたい内容です。
次号/40日後に還付金が振り込まれるのを待つだけ!そして次年は申告書を郵送で
このほかの記事をご覧になりたい方は、タイトル下の「医療費控除(還付申告)」を
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Part6/初めての還付申告は郵送ではなく税務署へ行こう編1
■必要書類を揃えて税務署に提出または郵送する
意を決していざ税務署へ!還付申告手続きは概ね30分で完了する
還付申告のやり方が分からないといって断念するのは一生の大損!
■初めての申告は間違いを防ぐため郵送せず税務署へ行こう!
ここからは、「Part6/初めての申告は郵送ではなく税務署へ行こう編」です。税務署での対応が終わるまでの流れを、ご覧頂きましょう。
説明を繰り返すように、初めて「医療費控除(還付申告)」される方は郵送を避け、税務署に行って申告することをお勧めします。「国税庁のHP」で入力すると簡単にできてしまう反面、入力ミスで損することが考えられるからです。慣れない最初の年だけは税務署へ行って、署員に入力事項を直接確認してもらえば間違いが防げます。
▽申告書の完成・税務署に申告するまでのチャート
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■いつ税務署に行くべきか? 平日なら1年中OK!
(1)「医療費控除(還付申告)」は、確定申告期間の2/16~3/15(年によって若干異なる)に限らず、1年中~正確には5年後までOKです。申告期間前後のオフシーズンは署員と個別対応になり、丁寧に教えてくれるので間違いが防げます。期間中に行くなら、比較的空いている前半をお勧めします。さあ、行く日は決まりましたか!
(2)サラリーマンには辛いですが、開庁日は平日のみです。但し期間中は、税務署によっては土曜も開いている所があります。「国税庁のHP」で、事前に確認しておきましょう。
[そっとアドバイス] 申告に行く税務署は、あなたの居住地を管轄する署です。不明の方は「国税庁のHP」のTOPページ、及び申告書入力画面の「住所・氏名等入力」に掲載されています。
■税務署に持参する書類・その他
(1)必要品
①申告書 第一表・第二表 【提出用】
②添付書類台紙 ③医療費控除の明細書 計4枚
*再三申し上げていますが、領収書の添付は不要になりました。
訂正の準備として、任意ながら「印鑑」(還付金の銀行振込口座と異なってもOK)を持参して下さい。もちろん、申告時に訂正がなければ必要としません。
[そっとアドバイス] 受理印を必要とする方は、申告書の第一表・第二表[控用]も持参します。せっかく税務署に行ったなら、初めての“申告記念?”の意味も含めて押印してもらいましょう。
■丁寧に教えてくれるので安心して申告チェックを受けよう
(1)不安ながらも税務署にやって来ました・・・
期間中は大変混み合うので、次の手順で進みましょう。受付で、①還付申告(医療費控除)に来た ②申告書は作成済 ③チェックして欲しい旨を言うと、当該会場を教えられます。初めてですと、自営業者や飲食店主の威勢のいい声や元気なおばちゃんに圧倒されそうです。雰囲気に飲まれず、落ち着きましょう。
(2)署員に申告書一式を提出して確認を受ける
税務署にもよりますが、申告書の確認を受けるといっても、順番による個別対応ではありません。会場の机に向かう申告者10~20人単位を相手に、署員が走りながら掛け持ちで質問や確認対応に当たっています。頃合いを見て、申告書のチェックを受けて下さい。
[そっとアドバイス] 記事作成者も最初の時は不安でしたが、厳(いかめ)しい署員はいません(確定申告期間中は応援に税理士会から派遣される)。対応は優しく、ドラマの“税務調査官・窓際太郎”のようです? いわゆる税の素人のサラリーマン・主婦・一般の方、PC操作ができない方、お年寄りなどには丁寧に教えてくれます。
(3)確認済後に申告書受理窓口へ提出する
訂正箇所がなければ、申告書受理窓口に行くように指示されます。そこで、一式を提出すれば終わりです。なお[控用]を持参した方は、受理印を押印され返却されます。事前にしっかり申告書を作成しておけば、当日は30分程度で完了します。
[そっとアドバイス] 受理印は単なる受け付けたことを示すもので、「還付金額」が確定されたものではありません。後日、「還付金」の連絡(ハガキ到着)を受けるまで、待ちましょう。
■申告を迷っている方へ!ビビらずに税務署に行けば何とかなる(ここだけの話)
期間中は、会場に所狭しと数十台のPCが並んでいます。申告書作成に自信のない方は、税務署に設置されているPCを利用することもできます。署員に確認してもらいながら、PC入力・完成・プリントアウトできるので便利です。
[そっとアドバイス] 税務署は、恐ろしいところではありません。申告方法が分からなくても、PCが使えなくても、ビビらずに税務署に行けば、署員が丁寧に対応してくれます。全く不明の方は、源泉票と領収書一式(この場合は領収書持参=予め合計額を出しておく)を用意して臨めば、“弾力的運用?”で署員が何とかしてくれます。実は記事掲載者の知人は、この方法で申告を済しました(笑)。
税務署での対応は、次号に続きます。必ずお読み頂きたい内容です。
次号/40日後に還付金が振り込まれるのを待つだけ!そして次年は申告書を郵送で
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