少数派シリーズ/交通網
山梨県の「富士登山鉄道構想(トラム案)」は大型開発の危険・富士山を傷つけるな!
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しんぶん赤旗
■t投稿者の感想|大型開発(設備投入)の必要もなく環境に良い「電気バス」で十分だ
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山梨県が示す富士登山鉄道案は、やはり設備も少なく環境に良い「電気バス」で十分だ。LRTは断念しても、ゴムタイヤで走る「トラム」に執着している。白線や磁気マーカーに誘導された、「無人走行」システムを検討しているがこれも危険だ。24年3月の現地調査では、道路の表面は雪と氷の層が10~40cmあって、マーカーが機能しないことが分かった。そもそも採算計画が、往復運賃が1万円、6分間隔・満員の運行、年間300万人が乗って初めて黒字になる無謀さ。五合目に1泊8万円の高級ホテルを誘致するなど、いかに富裕層を呼び込むという発想が根底にある。つまり、小池都知事が押し進める神宮外苑や大規模公園を民間業者に任せて、ホテルや観光業化し環境を壊す「大型開発」のやり方と同じだ。県の案は、いくつも大型の施設やホテルを建てるなど、これでは富士山がますます壊れていく。本当なら入山規制してどう環境を保っていくかだが、全く逆のことでさらなる登山客を増やして儲けようとしている。富士山の保全のために、「電気バス」で十分だ。
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