少数派シリーズ 特設|新型コロナウイルス VOL.51
ブルーインパルス都心低空飛行は医療関係者への感謝・敬意でも危険極まりない
5/29(金) ブルーインパルス6機が、編隊を組み白いスモークを噴射しながら
画像のように都心を「8」の字に2周、高度約800mを低空飛行した
6機が「<」(かぎ型)に並び、ぴったりくっついてアクロバット飛行
新型コロナの対応した墨田区・都立墨東(ぼくとう)病院・駒込病院・
自衛隊中央病院などの上空と東京スカイツリー周辺などを飛行した
ほとんどの方が趣旨や飛行を賛美しているが、投稿者は敢えて苦言を呈しておく
◇
関西にいる娘から事前に情報を得たので待ち構えていると
投稿者の自宅(江東区)の北西にある墨東病院方向から飛来
まさか自宅の真上を通過するとは思わなかった
12時45分 北西方向からこちらに一直線に向かって飛んでくる あっという間に通過
12時48分 江戸川区・葛飾区を急旋回し、再び白煙を棚引きながら
今度は自宅西側の空(千代田・中央区付近)を北から南へ横切る
*さすがジェット機だけに、短時間(3分)で戻って来た
12時57分→13時00分 2周目の飛来(同様)
◇
さてここからは、ブルーインパルスの都心低空飛行を批判したい
大病院の屋上には看護師など医療関係者が大勢で手を振る
あまりの多さに密集・密接の2密に やらせ(動員された)でしょう
医療関係者への感謝と敬意
しかし、都内どれだけの医療関係者の方が見ていたのだろう
今も必至で感染患者を診ている そんな方はブルーインパルスなど見る暇もない
悲惨なまでに苦労された医療関係者、医療関係者というだけでいじめに合う
大病院はともかく中堅・小規模医院などは、風評被害、実質大赤字の現実
彼等はこんなセレモニーで、本当に喜んだのだろうか
コロナ対応で失敗した安倍政権に、自衛隊を使って国民に奮起させる意図も見え隠れする
米国・海外の猿真似で、薄っぺらさが透けて見える
感謝・敬意を表するなら、いくらでも他のやり方がある
◇
一方、墨田・江東・江戸川区民は、この春から江戸川沿いを羽田から離陸した
大型旅客機が3分間隔・1日7時間にも及ぶ低空飛行が続き(実際はコロナで減便)
墜落・部品落下の危険、騒音で悩まされている ひっきりなしの遊覧観光ヘリの音もうるさい
新宿・渋谷なども着陸の大型旅客機で同様な危険な状態にある
墜落でもしたら、数百人・数千人が巻き込まれて火災死亡する恐れが
事故が起こったら、さらに医療関係者に過大な負担が掛かる 想像の欠如と言える
毎日、ヒヤヒヤしながら生活をしている だから今でも大多数の住民の反対運動が続く
ブルーインパルスを歓迎ばかりしていられない住民感情があるのだ
*詳しくは下記リンク参照(シリーズ連載している)
◇
ブルーインパルスは、過去、4回の墜落事故を起こし、それ以上の自衛官が殉職した
中には、航空ショーのアクロバット飛行中に、墜落したケースも
新型コロナの問題が起きなければ、7月の東京オリンピックで飛行が披露されたはず
そういえば遠い昔の1964年・東京五輪の開会式でも
自衛隊機によって大空に5つの輪が描かれるのを生で見た
おめでたい場合でも、感謝の気持ちでも、
密集した大都市上空の低空アクロバット飛行は危険過ぎる
<
次号/52・コロナ禍の政権批判タブー?1 「安倍首相の差配ピント外れ」 元知事・片山義博氏
前号/50・コロナ禍なのに未だに[渦] [鍋]とスポーツ紙やSNSで間違って書かれる
特集/羽田新ルート飛行問題 都心を低空で離陸・着陸を繰り返す羽田新ルートは許されない!
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ブルーインパルス都心低空飛行は医療関係者への感謝・敬意でも危険極まりない
5/29(金) ブルーインパルス6機が、編隊を組み白いスモークを噴射しながら
画像のように都心を「8」の字に2周、高度約800mを低空飛行した
6機が「<」(かぎ型)に並び、ぴったりくっついてアクロバット飛行
新型コロナの対応した墨田区・都立墨東(ぼくとう)病院・駒込病院・
自衛隊中央病院などの上空と東京スカイツリー周辺などを飛行した
ほとんどの方が趣旨や飛行を賛美しているが、投稿者は敢えて苦言を呈しておく
◇
関西にいる娘から事前に情報を得たので待ち構えていると
投稿者の自宅(江東区)の北西にある墨東病院方向から飛来
まさか自宅の真上を通過するとは思わなかった
12時45分 北西方向からこちらに一直線に向かって飛んでくる あっという間に通過
12時48分 江戸川区・葛飾区を急旋回し、再び白煙を棚引きながら
今度は自宅西側の空(千代田・中央区付近)を北から南へ横切る
*さすがジェット機だけに、短時間(3分)で戻って来た
12時57分→13時00分 2周目の飛来(同様)
◇
さてここからは、ブルーインパルスの都心低空飛行を批判したい
大病院の屋上には看護師など医療関係者が大勢で手を振る
あまりの多さに密集・密接の2密に やらせ(動員された)でしょう
医療関係者への感謝と敬意
しかし、都内どれだけの医療関係者の方が見ていたのだろう
今も必至で感染患者を診ている そんな方はブルーインパルスなど見る暇もない
悲惨なまでに苦労された医療関係者、医療関係者というだけでいじめに合う
大病院はともかく中堅・小規模医院などは、風評被害、実質大赤字の現実
彼等はこんなセレモニーで、本当に喜んだのだろうか
コロナ対応で失敗した安倍政権に、自衛隊を使って国民に奮起させる意図も見え隠れする
米国・海外の猿真似で、薄っぺらさが透けて見える
感謝・敬意を表するなら、いくらでも他のやり方がある
◇
一方、墨田・江東・江戸川区民は、この春から江戸川沿いを羽田から離陸した
大型旅客機が3分間隔・1日7時間にも及ぶ低空飛行が続き(実際はコロナで減便)
墜落・部品落下の危険、騒音で悩まされている ひっきりなしの遊覧観光ヘリの音もうるさい
新宿・渋谷なども着陸の大型旅客機で同様な危険な状態にある
墜落でもしたら、数百人・数千人が巻き込まれて火災死亡する恐れが
事故が起こったら、さらに医療関係者に過大な負担が掛かる 想像の欠如と言える
毎日、ヒヤヒヤしながら生活をしている だから今でも大多数の住民の反対運動が続く
ブルーインパルスを歓迎ばかりしていられない住民感情があるのだ
*詳しくは下記リンク参照(シリーズ連載している)
◇
ブルーインパルスは、過去、4回の墜落事故を起こし、それ以上の自衛官が殉職した
中には、航空ショーのアクロバット飛行中に、墜落したケースも
新型コロナの問題が起きなければ、7月の東京オリンピックで飛行が披露されたはず
そういえば遠い昔の1964年・東京五輪の開会式でも
自衛隊機によって大空に5つの輪が描かれるのを生で見た
おめでたい場合でも、感謝の気持ちでも、
密集した大都市上空の低空アクロバット飛行は危険過ぎる
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次号/52・コロナ禍の政権批判タブー?1 「安倍首相の差配ピント外れ」 元知事・片山義博氏
前号/50・コロナ禍なのに未だに[渦] [鍋]とスポーツ紙やSNSで間違って書かれる
特集/羽田新ルート飛行問題 都心を低空で離陸・着陸を繰り返す羽田新ルートは許されない!
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