食品のカラクリシリーズ チキンナゲット/調理品・加工食品
加工食品のチキンナゲットは馬・山羊や正体不明の混ぜ物肉
中国の病死鶏肉の8割が捨てられずに食卓や食品に回る
写真はから揚げ
■大手ファスト店でもチキンナゲットに豚・馬・羊などの皮を混ぜている
子供さんを始め、若い女性やお年寄りにも人気があるのが「チキンナゲット」です。中でも加工食品のチキンナゲットは、とんでもない肉が使われていることがほとんど知られていません。我が家の家族は、誰も食べません。
怖さ?を知る前に、チキンナゲットの製造方法、から揚げと混同している方がいますので違いを説明します。チキンナゲットは、鶏肉を細切りにして調味料を加え、再び肉片を一定の大きさに固めて成型を行います。その後に熱を加えた蒸煮、衣付けしてフライにしたものです。から揚げは、成型・蒸煮の工程はありません。因みにナゲットとは、(貴金属)などの塊りの意味です。
大手ファスト店の主原料は、白身肉・赤身肉~鶏肉以外も加えており何の肉か不明、動物の皮・塩・リン酸ナトリウム・小麦粉・パン種・スパイス・ホエー(牛乳や脱脂粉乳の水溶液)・デキストリン(糊料)・化学調味料・着色料・植物性ショートニングなどです。風味付けのために皮も入れられ、チキンナゲットにも関わらず、豚・馬・羊などの皮の肉片も混ぜているのです。大手ファスト店でも雑多な混ぜ物肉の上、多種の成分や食品添加物も入れられるので、極めて不健全な食品なのです。
■中国の病死鶏肉の8割が捨てられずに食品に回る
もう1つ、加工食品やよくあるフードコート(コーナー)のチキンナゲットは、子供さんを含め絶対に食べてはいけない食品です。一時、ニュースで問題になったように、中国の鶏肉加工は凄まじいほどの酷さです。日本や中国の加工食品メーカーが鶏肉を買い取る先の食肉会社は、大半が零細企業で衛生状態や食材管理の杜撰さには言葉を失うそうです。賞味期限切れは当り前、腐っていても平気で、他の肉に混ぜて日本に送り出します。
そもそも中国全体では、病死鶏肉の8割が捨てられずに食卓や食品に回ると言われています。原価を下げるために、鶏肉に、質の悪い羊・馬・山羊や犬などの肉も混ぜられます。チキンナゲットは買い入れコストを低く抑える関係から、また製造工程も細切りして再び固めるため、様々な肉を混ぜるなど誤魔化しやすいのです。大手のハンバーガーチェーン店は、管理不足でこんなことは知りません。何れ事件化するのも、時間の問題です。
付いているケチャップも業務用なので、ほとんどが食品添加物だけで構成されています。こんなチキンナゲットを、皆様は美味しいと食べているのです。大手ファスト店でも品質は悪く、ましてや「加工食品」のチキンナゲットは、何の肉からできているか分からない、不要な添加物で成り立っている怪しい?製品です。にわかに信じ難くても、事実です。特に子供さんには、金輪際、食べさすことはやめましょう。手作りのから揚げなら、シンプルな原材料なので安心です。
<追記 2015.1>
拠点を中国以外に求めても、専門家は食肉業者の体質や供給システムから鑑み、レベルはさほど変わらないと言います。最近の異物混入事件以前の問題として、そもそもチキンナゲットは食べるべきでないと考えます。
ミートボールの原料はこの世の食べ物とは思えない産廃寸前のドロドロクズ肉