
回転寿司の真相シリーズ148皿目
第1部/恐ろしい?回転寿司編
ROUND9 回転寿司の健康阻害を考える
食品から年間1人当たり4Kgも食品添加物を摂取している怖さ
数十種の同時複合摂取・一生に渡る摂取の安全性は確認されていない

今号と次号で、回転寿司を含め食品全般における食品添加物の摂取量の多さ、過剰摂取の弊害について説明します。食品添加物は、なぜ問題なのでしょうか? それは長い歴史の中で、安全性が確認されたものではないからです。食品添加物が本格的に使われるようになったのは戦後であり、もっと絞ればここ数十年程度です。塩の摂り過ぎにしても、人間が誕生し四大文明を経て身体に悪いことと分かったのは、たかだかここ100年です。まして極端に短い歴史しかない食品添加物の危険性は、表面に表われてこないことばかりなのです。

食品添加物は、現在、 1,500品目以上にも及びます。大半は石油から作られたもので、一部には発ガン性や催奇形性(奇形)が指摘されます。赤ちゃんからお年寄りまで1人当たり、1年間に4kgも食品添加物を摂取しており、加工食品・外食が多い若い方はこの何倍もでしょう。また食品添加物の複合摂取の危険性も指摘されています。例えばコンビニ弁当やサンドイッチは各々20~30種の食品添加物が使われ、1日3食・コンビニ食や加工食品なら100種を超えます。多種の食品添加物を同時に摂った場合や長期間(一生)摂取した場合の危険性、本人を始め子孫への影響・安全性の実証など不明なことが多いのです。

先程、1年間に4kgと申し上げましたが、1日11gです。一般的には粉状なので、現物を見れば驚くほどの量(嵩)です。それが、皆様が食べる食品に溶け込んでいるのです。回転寿司を始めコンビニ弁当・加工食品などは、食品添加物の“宝庫?”です。将来への影響が分からないものは“疑うべきは疑う”の考え方で、食品添加物の摂取をできるだけ少なくすべきと考えます。

酷い実態は全ての回転寿司店を示すものではありませんが
多くの店で横行しているのも事実です。