食品のカラクリシリーズ タブレット・グミ/健康食品
タブレットやグミなどビタミンCの過剰摂取は腎臓結石の原因
ビタミンは栄養補給食品に頼らず正しく野菜や果物から摂ること
■タブレットやグミを食べ続けると尿管結石や腎臓結石への道
「タブレットやグミ」は、1粒でビタミンCがO個分などのコピーを見受けます。タブレットやグミといっても、サプリメントや栄養補給食品と同様に食べ過ぎ(摂り過ぎ)の注意が必要です。ビタミンCは多くの効果や身体に良いものでも、過剰摂取は問題です。
人によっては、1日500mgの摂取を続けると腎臓結石ができます。ビタミンCの代謝でシュウ酸が作られ、これが腎臓結石の成分です。タブレットなどには、たった1粒でビタミンCが500mgも含むものがあります。これをお菓子感覚で何粒も食べ続けていると、尿管結石や腎臓結石への道へ進んでいきます。タブレットやグミはもちろんのこと、ビタミンC入りの清涼飲料水、サプリメントや栄養補給食品は、ビタミンCを過剰摂取する恐れがあります。
■食品に酸化防止剤として入れられるビタミンCは栄養価値がない
最近は、多くの食品にビタミンCの表示が眼に付きます。こちらは食べる人への健康を考えたものではなく、食品の酸化防止剤として使われているのです。従って、次に申し上げる点を十分ご理解下さい。それはビタミンCが食品の酸化防止をする代わりに、ビタミンC自体が酸化して減少しています。また酸化されたビタミンCには、もう栄養価値はないのです。
こんなにビタミンCが入っていると思って飲んでも、全く意味がありません。身体には、逆効果です。大多数の皆様が思っているように、適度にビタミンCを摂れるものは、何といっても野菜と果物です。ビタミンCは、野菜と果物など自然な食品から摂りましょう。