食品のカラクリシリーズ デパ地下有名店の料理/食べ物視点
デパ地下の有名料理の味は老舗本店を真似たニセモノ味
有名シェフや人気調理人とは全く別人が別材料で作った料理
写真と文章とは関連性はありません
■老舗店舗や有名シェフの名を利用したベツモノ料理
「デパ地下」には、到底行けそうもない老舗料亭、高級ホテルのフレンチ、本場の中国料理、有名シェフのイタリアンなど豪華絢爛な有名料理を販売しています。店舗本店の料理が格安・予約なしで、その場に行けば買って持ち帰ることができます。しかし、そこには酷い“騙しのカラクリ”があるのです。
有名シェフが店舗本店で作った料理と思いきや、数週間も予約が入っている店が、わざわざデパートの分を作る余裕はないはずです。そもそも食の法律や免許の関係から、料亭やレストランの料理そのものを、デパートで販売することはできないのです。両方の免許を持っている店舗以外の多数の店舗は、自ずと販売免許を持った別会社で作らざるを得なくなる訳です。
実際は有名店が名を貸しただけで、何の関わりもない会社や別人が、形や味を無理やり真似て作った全くの別料理に過ぎないのです。当然、名高い店舗の人気シェフや有名調理人が携わることはありません。
店舗では、格安で提供するのは、デパートを利用するお客様へのサービスと言っています。でも実態は、食材の質が数段悪く、調理人のレベルや手間を抜いた別物料理なのです。有名店舗の経営者は単なる儲けのために、有名性を謳ったニセモノ料理を出すことに恥を感じないのでしょうか!