回転寿司の真相シリーズ126皿目 第1部/恐ろしい?回転寿司編
ROUND8-A 暗躍する水産業者・水産加工業者
回転寿司店は養殖業者・奇形魚専門業者との癒着で3者に利益が
奇形魚専門業者からの納入されるネタ/回転寿司店の仕入れルート4
タイトルだけで、酷さ加減が推測されます。気持ちが悪いと思われる方は、次号に渡る2回の記事はパスされて結構です。ではROUND2/死魚・病気魚・奇形魚も堂々とネタに、の復習も兼ねて説明致します。嘘偽りなく回転寿司店では、死魚・病気魚・奇形魚がネタにされます。それは、回転寿司店に流すルートが確立しているからです。
養殖業者は奇形魚などを大量廃棄すれば、産業廃棄物として多額の費用を払わねばなりません。そこで奇形魚などの処分を、暴力団絡みの奇形魚・キズモノ魚専門の水産加工業者に依頼します。そしてネタ加工されたものを、回転寿司店が引き取る構図です。養殖業者・回転寿司店の両者を取り持つのが、この加工業者の存在(役割)です。その結果、回転寿司店は奇形魚ネタを極めて廉価で買うことができるのです。にわかに信じがたくても、これは事実なのです。
養殖業者⇔奇形魚加工業者⇔回転寿司店は、持ちつ持たれつの相互扶助の関係にあると言っていいでしょう。トライアングル的構造の3者間の癒着、そして暴力団が絡むことによって、酷い魚の“処分”(お客が食べる)の流れがスムーズに運ぶからです。3者+1(暴力団)が、相乗的に利益を得られる仕組みなのです。回転寿司店に、奇形魚などが大量に流れ込む原因がお分かり頂けたと存じます。奇形魚などのネタを仕入れたら、店側はすぐ分かるでしょ!と思われるかもしれません。分からせないカラクリが存在し、それは次号で・・・
▽奇形魚・キズモノ魚専用業者からのルート
図表/回転寿司の真相
酷い実態は全ての回転寿司店を示すものではありませんが
多くの店で横行しているのも事実です。