食品のカラクリと暮らしの裏側

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塩素系カビ取り剤が化学反応して主婦が清掃中に死亡/家庭用品の危険・風呂4

2019年05月07日 | 台所・洗面・風呂
Nyouhintp

Nkikentp 家庭用品の危険シリーズ ■カビ取り剤/風呂
塩素系カビ取り剤が化学反応して主婦が清掃中に死亡
酸性タイプ洗浄剤と一緒に使うと猛毒の塩素ガスが発生

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■猛毒の塩素ガスが発生し主婦が死亡した例も
鬱陶しい梅雨がやって来ると、カビが浴室や押入れ・家具の裏側などの狭くてじめじめした所に発生します。しかし空気が流れにくい所で「カビ取り剤」を使ったら、案外、知られていなくても、こんな危険なことはありません。

塩素系カビ取り剤は、酸性タイプの洗浄剤と混ざると猛毒の塩素ガスを発生させます。酸性タイプの洗浄剤は、風呂・トイレやパイプクリーナーの汚れ落しなどとして、風呂・洗面所などに置いてあります。これが、家庭内・生活用品の“落とし穴”です。現に主婦が死亡しており、絶対、一緒に使ってはいけません。

主婦は、最初に眼に違和感があった後、気分が悪くなって咳き込み、ぜんそく発作のような状態が続き、意識が薄れて亡くなったのです。主婦は安全と思われる家庭にいても、「死」と隣り合わせです。日常の場で→「危険」→「死」が待ち受けているのです。

■日常の家庭・生活の場で起こる死の危険性
猛毒の塩素ガスは、1立方メートル当たり2900mg以上の高濃度になると人間は即死します。酸性洗浄剤をいっしょに使っていなくても、食酢やアルコール、アンモニアと混ざると塩素ガスが生じます。つまり食べ物の残りカスが流しに残っている状態でカビ取り剤を使っても、塩素ガスが発生してしまうのです。

日常の生活場所にも関わらず、使い方を間違えると危険な薬剤と化すので事前に十分に理解と注意をしましょう。浴室のカビ取り清掃でうっかり窓を開けなかったり、換気扇を回していたがドアを締め切って行なっていたため、危ない目に遭った人もいます。十分お気を付け下さい。

死に至らないまでも、塩素ガスにはアトピー性皮膚炎やぜんそく発作の原因になり、ごく少量でも肌のかさかさを起こすことがあるようです。次亜塩素酸ナトリウム・水酸化ナトリウムが入っており、皮膚を腐食させたり眼に入ると失明の恐れさえもあります。

■■危険への対策■■
カビを生やさないように、早いうちに汚れを落としたり常に換気をよくしておきましょう。風呂場な
   ら、熱い湯を掛けておけばなかなかカビは生えません。
もしカビが生えてしまったら、石鹸や重曹を付けて30分放置してから、ゴシゴシと擦って落としま
   す。それでも落ちない場合は、酸素系の漂白剤を使うことです。

Nfamitop

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