食品のカラクリと暮らしの裏側

食品の安全・安心が総崩れ、また政治・社会の矛盾や理不尽さも増大
暮らしの裏側の酷さやまやかし、危険性・不健全さに迫る!

☆彡春一番|キャンディーズ|この曲によって恐ろしい突風をウキウキ陽気と誤解させた/曲の伝言

2025年02月06日 | 曲の伝言
■曲の伝言シリーズ
☆彡春一番|キャンディーズ|この曲によって恐ろしい突風をウキウキ陽気と誤解させた
曲の謂れ・エピソード・隠れ話をご紹介するシリーズです!

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YouTubeで曲をご紹介しております。曲によって音量のバラツキがあります。
曲前・曲後の音量にご注意下さい(後日、削除されることがあります)。

 春一番 | キャンディーズ 

 エピソード・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

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皆様は「春一番」を、待ち遠しかった春がやってきた! あるいはウキウキと陽気な季節がもう
すぐやってくることと思っていませんか!それは、とんでもない間違いです。キャンディーズが悪
い訳ではありませんが、この歌の影響で日本中の人が誤った解釈をするようになってしまった。春
一番は、春先(春前)に吹く突風のこと。状況によっては気象災害をもたらし、多くの方が亡くな
る恐ろしい風だ。歌詞は、気象庁の定義さえ無視している。春一番の恐ろしさを後世の人に伝える
べく、長崎県・壱岐島に「春一番発祥の地」がある。江戸時代末期、安政の頃・1859年、旧暦
2月13日(現3/17)に、突風による大惨事が起きた。数多くの漁船が転覆し、漁師53人が
死亡した。集落の半数が男手を失う大災害が起こり、今でも春一番として恐れられている。温暖化
・気候変動で、春一番以外にも暴風による事故が全国で頻繁に起きているのだ。

NHK「チコちゃんに叱られる」の番組で、春一番の解釈の誤っている点(前述の正しい意味)
が放送された。作詞・作曲した穂口雄右(ほぐち・ゆうすけ)氏は同番組のインタビューで、「春
一番が吹くと、そのあとに春が来る、その春が待ち遠しい」というイメージで作った。当時、周辺
に誰も異論をはさむ人間はいなかった」とコメントした。岡村隆史氏など番組出演者は、「エェ~」
と疑いの目で笑っていました。投稿者が思うに、曲が世に出回るにつけ「春一番」の誤った解釈が
批判されたのだろうと思う。穂口氏は後で気付き、後付け(後なっての理由付け)のコメントを用
意したと思う。あの歌詩はどうみても”もうすぐ春だな~ウキウキしてきた”意味であり、氏のコメ
ントは言い訳に聞こえる。過去のこととは言え、間違ったことを取り繕っておりいい加減さを感じ
た。

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