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統一教会25|「祝福(信仰)2世」幼児期から洗脳・虐待され・合同結婚式を強要される/少数派

2024年02月23日 | 政治情勢2
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統一教会25|「祝福(信仰)2世」幼児期から洗脳・虐待され・合同結婚式を強要される

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なぜかコンセプト(太陽と家庭)が酷似する自民党のシンボルマーク(左)と統一教会のシンボルマーク

■日常の躾と称す暴行、学校に行かせず、恋愛禁止、経済的な困窮を強いられる
前号では、腹を痛めた我が子を他の信者へ「養子縁組」に出すことが日常的にまかり通っている、非人道的なことを申し上げた。今号は韓国で行われる数万人に及ぶ集団結婚式によって、日本で生まれた5万人の「祝福2世」と呼ばれる子供の困窮や虐待について追及する。統一教会によると、「祝福2世」の他にも信者の親から生まれた「信仰2世」が3万人、つまり生まれながらにして信者扱いされる2世信者が合わせて8万人いると言う。ただ日曜礼拝などに参加している信者は、1世・2世合わせて4万人程度だ。しかし積極的に参加していなくても、個々の家庭内で躾と称す2世への厳しい虐待が行われているのは事実だ。さて祝福2世は“神の子”とされ、韓国での洗脳合宿に参加させられる。例えば小学生から高校生は夏休みに、韓国で21日間の洗脳合宿に参加させられ、朝から晩まで「原理講論」の講義が続き、漫画やゲームは一切禁止される。統一教会の内部資料によると、他の2世も同様に、子供の成育に大事な幼児期に「信仰の原型」作りと「習慣的な信仰」を付けさせるなど、小さなうちから統一教会の教義を教え込む。言わばマインドコントロール、洗脳教育が教会及び1世の親から日常的に教え込まれるのだ。

統一教会によれば、人類の祖先のエバ(イブ)がサタンと淫行したことで人類全てが「サタンの血統により生まれるようになった」「サタンの血統から逃れるためには、次々と『祝福結婚』=いわゆる集団結婚し祝福2世を生むことが必須」と洗脳する。そんなことを言うなら統一教会開祖・文鮮明夫妻の素性はどうなんだと一般の人間は思うが、洗脳されてしまえば言う通りのことを信じ込んでしまう。2世は、日常的に親から数々の虐待を受けている。▽暴行による虐待を始め~▽新生児に限定的な栄養しか与えられずに生命の危険がある ▽子供が教会宗教行事に連れ回され、長期間の不登校など満足に授業へ出席できない ▽小学校の仲良しと遊ばせてもらえない ▽中学・高校生の年代は異性と遊ぶことを禁止 ▽結果、仲間外れにされて孤独な生活を送らざるを得ない ▽大人になっても恋愛禁止、合同結婚式を強要される → 統一教会の主張「夫婦は子供がいなければ未完成である」=※自民党の主張と全く同様 → 有無を言わせず合同結婚をさせる ▽大学への進路さえ閉ざされるのだ。また親が多額の献金をすることから、経済的な困窮に陥るケースが多い。2世は典型的な被害者にも関わらず、自民党政権は統一教会を追及するどころか政治的結託をし、30年以上も事実を隠蔽してきた。

■多くの悩みを抱える壮年女性をターゲットに多額の金銭を巻き上げる「反社会的なカルト集団」
祝福2世や信仰2世は生まれてから信仰する以外に道はなく、途中で疑念を感じて脱会しようとすると「地獄に落ちる」「堕落する」と恐怖心を植付けられ、容易に脱会や信仰から抜け出せないでいる。いわゆる健全な教育・学業、精神の育成に支障を来たす洗脳が行われる。さらには1世(親世代)が多額な献金をすることから、2世は小さな頃から貧しい生活を余儀なくされ、中には満足な食事が得られない、修学旅行や学校行事の費用も払えず悲しい思いをさせられる。高校に入り健気にアルバイトで貧しい家計を工面しようと働いても、その金さえも献金させられる。生命保険や何と「学資保険」さえ解約して献金に充てるため、生まれてこの方“貧乏暮らし”の連続である。明らかに重大な虐待であるが、気の毒なのは当事者の2世が「そう思わない」ほど洗脳されてしまっていることだ。だから法律を変える、第三者の組織が介入して彼等を助けなければ解決しない。それにしても政府自民党が統一教会にどっぷり浸かってしまっている以上、野党や弁護士・活動団体、共感した国民が大きな声を出して頑張らなくてはならない。

統一教会が悪質なのは、被害者の圧倒的多数・2/3が女性信者であり、女性をターゲットにして多額の献金をさせていることだ。初期は活動的な若者を信者勧誘して拡大していったが、何せ「お金」を持っていない。そのため方針を大きく変更して、壮年女性を狙い撃ちし始めたのだ。特に壮年の専業主婦は、夫は仕事ばかり・子供は独立、病気、また姑との付き合いなど、多くの悩みを抱えていることに目を付けターゲットにした構造がある。当初メディアで大報道された、数千万円から1億円の高額の壺・釈迦塔・聖典(本)を買わせる、いわゆる“霊感商法”の餌食にされたのだ。このように宗教の形式を取っていても、実態は「反社会的なカルト集団」であるのは間違いない。日本国民から巻き上げた金銭のほとんどを、韓国に収めるルートが確立している。日本人を経済的・精神的に苦しめる“暴力集団”にも関わらず、事実を知っていながら、長年、統一教会への支援体制を組み、「広告塔」役だった安倍首相・細田衆院議長(ともに当時)、岸田現首相、自民党の責任は極めて重大である。

Sankoub
次号/統一教会26|「エホバの証人」も子に虐待!輸血拒否強要・性的加害・むち打ちが露呈
前号/統一教会24|小さな我が子を他信者へ「養子縁組」に、“開祖夫妻の指示”とはいえ悲惨

Ntopkeiji

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