▽留守(るす) = ①外出しないで家に留まっていること。②主人や家人の不在中、その家の番
をすること。また、その役。留守番。③他に気を奪われて不注意になること。投/留守は、家にい
ることなのか?いないことなのか?漢字通り読めば、家にいることになる。元々は、家人(主人)
が外出中に、目下の者など他者が残(留)って家を守ることだった。中国語で、天子がいない間、
都に留まり政務をみる役目を指した。留守官(りゅうしゅかん / るすかん)と呼び、東アジアにお
いて、皇帝(君主)が都(皇都)以外の主要都市に滞在する場合、不在となった皇都において皇帝
の代理として国政を担当する官職・機関のことである。「我はこれ王城の留守なり」(今昔物語)
などにも使われている。留守が不在という意味で使われたのは、鎌倉時代以降。一方で、現在でも
「留守を頼む」「留守を預かる」といった言い方も残っている。
をすること。また、その役。留守番。③他に気を奪われて不注意になること。投/留守は、家にい
ることなのか?いないことなのか?漢字通り読めば、家にいることになる。元々は、家人(主人)
が外出中に、目下の者など他者が残(留)って家を守ることだった。中国語で、天子がいない間、
都に留まり政務をみる役目を指した。留守官(りゅうしゅかん / るすかん)と呼び、東アジアにお
いて、皇帝(君主)が都(皇都)以外の主要都市に滞在する場合、不在となった皇都において皇帝
の代理として国政を担当する官職・機関のことである。「我はこれ王城の留守なり」(今昔物語)
などにも使われている。留守が不在という意味で使われたのは、鎌倉時代以降。一方で、現在でも
「留守を頼む」「留守を預かる」といった言い方も残っている。