毎日新聞クロスワードサポート
【ひ(あ-た行)】気になる言葉の辞書 P.41/54
いつも毎日新聞クロスワードサポート(気になる言葉の辞書)にお越し頂き、誠に
ありがとうございます。
●チコ情報/NHK番組「チコちゃんに叱られる」、林修情報/テレビ朝日・林修先
生の「ことば検定」、池上情報/池上彰氏のTV情報番組を参考にしたことを示す。
●画像アイコンをクリックすると拡大します。
文字が見にくい場合は、右サイドバーの「文字サイズ変更」の『大』をクリック。
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【ひ(あ-た行)】
▽PCR検査 = Polymerase Chain Reaction、ポリメラーゼ(酵素)・連鎖・反応の略。「遺伝子増幅技術」と呼ばれ、ウイルスなどの病原体を、DNAを増幅させることによって検出する検査方法。特別な機器によって加熱・冷却を20回ほど繰り返し、遺伝子を100万倍に増やす。
▽ビーガン = vegan・ヴィーガン、完全菜食主義者。投/ベジタリアン(vegetarian)は野菜(植物性食品)の他に、乳製品・卵・魚介類のそれぞれ、あるいは3つとも食してよいこと。どちらもアレルギー・体質・宗教・環境保護・動物愛護等の理由から、野菜主体の食事スタイルを維持する。ジャパニーズ?ヴィーガンとして、日本も古くから「精進(しょうじん)料理」があった。なお長い一生、肉・魚・野菜・穀物などをバランス良く摂ることが必須で、近年、高齢者ほど肉を食べる必要性が言われる。過去の出題(笑い言葉)は、草食男子はヴィーガンか?
▽贔屓の引き倒し(ひいき・-) = 贔屓することによって、却ってその人を不利に導くこと。投/芸術・芸能・スポーツ界に限らず、政治や様々な分野で過剰な応援・引き立てが行われる結果、歪な社会が形成されている。タニマチ(谷町)とは、相撲界で力士の後援者、贔屓筋のこと。明治末年に、大阪谷町筋の相撲好きの外科医が力士から治療代をとらなかったことからという。
▽彼我(ひが) = あちらとこちら、彼と我、相手と自分など。
▽彼岸(ひがん) = ①春分・秋分の日を中日として、その前後7日間。②梵語「波羅蜜多」の訳語「到彼岸」に由来。仏語、生死の迷いを河・海にたとえた、その向こう岸。悟りの境地をいう。③この期間に行う仏事を「彼岸絵」(ひがんえ)と言い、平安初期から朝廷で行われ江戸時代には庶民の間に年中行事化した。
▽彼岸過迄(ひがんすぎまで) = 夏目漱石には、「前期三部作」と「後期三部作」と呼ばれる作品群がある。前期三部作は、「三四郎」「それから」「門」。後期三部作が、「彼岸過迄」「行人」「こころ」。投/若かりし頃の投稿者は“読書青年”で、行人(こうじん)を除き読んだと思うが、ストーリーはすっかり忘れて抜けてしまった。
▽引揚げ者(ひきあげしゃ) = 第二次大戦後、国外から引き揚げて内地へ帰って来た者。敗戦時点で海外に在住した日本人は、軍人・民間人の総計で660万人以上。投/なかでも樺太(からふと)、満州、沖縄などは、戦況が怪しくなると軍部が真っ先に逃げ出し、現地の民間人を置き去りにした。そのためソ連・中国・朝鮮人の軍隊が報復も含めて、200万人以上の日本人女性を強姦した。また中国大陸で親子生き別れ・死に別れとなった中国残留日本人孤児の問題は、今でも禍根を残している。古今東西、“年寄り”(国や軍隊トップ)が戦争を起こし、青年が戦死し、女性が被害を受ける。
▽弾き語り = ①同一人が浄瑠璃などを三味線を弾きながら語ること。②ピアノ・ギターなどを弾きながら歌うこと。投/元は①から始まった言葉だが、昨今の②状態では、若干の違和感を持つ方もいる。現代なら、「弾き歌い」が好ましいのでは。ラジオファンの投稿者は、NHK-FM、平日午前の「弾き語りフォーユー」を欠かさず聴いている。”生ラジオ”の他に、PCやスマホで聴ける「らじるらじる」の“聞き逃しサービス”も活用。ピアニスト小原孝(おばらたかし)氏が、クラシック・ポップス・歌謡曲・叙情歌などをピアノアレンジ演奏する。皆様も試しに。
▽悲喜交々に至る(ひきこもごも・-) = 一人の人に悲しみと喜びとが、代わる代わるに起こること。「交々」は、互いに入れかわって。かわるがわる。また、入り混じる。投/本来の使い方は、1人の人間の長い人生にはいくつもの悲しみも喜びもあることを言う。しかし最近の災害報道などから、誤用の②同じ場所などに喜ぶ(安堵する)人と悲しむ人が混在する使い方が多くなった。一部の辞書に掲載されている。「-・の合格発表風景」。同じく災害報道で、「着の身着のまま」も誤用が“辞書入り”した。同項を参照。
▽挽(ひ)き割り納豆 = 種類の異なる大きめな大豆段階で細かくして、蒸し・発酵させたもの。語源は、昔、石臼(いしうす)で大豆を挽いて細かく割ったことから。投/元々は、今のような納豆を刻んだものではない。
▽びけ = 順位の最後。びり。
▽膝(ひざ) = 投/BSを見ていると、「膝」の健康食品のCMばかり。皆様もご存じの通り健康食品を摂ったから元気に歩けるのではなく、元々、元気なタレントや素人の高齢者が出演しているから。辞書には、膝が付く言葉が多い。抜ける・笑う・打つ・崩す・組む・屈める・枕・進める・正す・詰める・膝詰談判・乗り出す・突き合わせる・交える・(跪(ひざまず)く)など、人の意思や態度を表す意味が含まれている。膝の字が多いと言うことは、昔から膝が大切なことの証し。十返舎一九の滑稽本「東海道中膝栗毛」(通称:弥次喜多)、「栗毛」は栗色の馬、「膝栗毛」とは自分の膝を馬の代わりに使う徒歩旅行のこと。昔、ピザピザピザピザ・・・という引っ掛け遊びが流行った。
▽美丈夫(びじょうふ) = 美貌の若者。立派な男。
▽美人薄命(-・はくめい) = 美人には、不幸な者や短命な者が多いと言うこと。「佳人薄命」=「佳人」は美人。投/ところで投稿者は昔、“美人はパンツ(下着)を穿(は)いていない”笑い言葉で、“美人穿くめ~”と言った。
▽鐚(びた) = 質の悪い銭。江戸時代の一文銭の略称。「-・一文出さぬ」。
▽筆禍(ひっか) = 発表した論説・記事が官府や社会の忌諱(きき=人のいみきらう言動)に触れて、災難または制裁を受けること。類語=舌禍。投/ツイッターなどは、筆禍・舌禍のタレント・著名人・政治家が群雄割拠?
▽引っ越し蕎麦(-・そば) = 「おそばに参りました」の意にかけて、転居した際、その近隣に近づきのしるしに配る蕎麦。江戸中期の町人文化が始まりとされる。投/ある調査で意味を尋ねると、「引っ越し先で食べる」が49%、「近隣に配る」が27%だった。現代人は側(そば)付き合い~近隣との付き合いが希薄になったのでこのような結果か? オヤジが定年になると、趣味で蕎麦を打つ「蕎麦(側)用人」になる人が多いと聞く。
▽必要は発明の母 = 発明は必要があってこそ生まれる。必要に迫られると、おのずから発明や工夫がなされる。投/ノーベル賞を取るには、数十年の歳月を要する。日本政府は基礎研究や学問への予算を大幅に削っているので、今後10年・20年後以降は日本人のノーベル賞受賞者は万年ゼロになると言われている。
▽ビデオ判定 = 投/今や名称は異なれど野球・サッカー・バレーボールなど、かなりビデオによる判定が使われている。意外にも世界で一番古くは、何と大相撲(中継)だった。正確にはビデオではないが「分解写真」と言い、ビデオがない1950年代から”コマ落とし”のような連続写真でつなぎ、動きが分かるようにした。連続シャッター写真、パラパラ漫画のようなもの。画期的だったのは”物言い”の有無に関わらず、現在のリプレーのように取り組み直後に画像を視聴者にも見せたこと(判定より取組の再現が目的)。この描写は、分解写真をご覧になった年配者しか分からず。
▽人熱れ(ひといきれ) = 人が多く集まっていて、体の熱気や臭いが立ちこめること。熱れは、熱気や臭い。「草・-」。
▽一重瞼(ひとえまぶた) = 投/一重の方は二重にしたいと思っている方が多いが、実は一重瞼のほうが「進化人」なのだ。人類がアフリカで誕生、その後、ヨーロッパと中央アジア・ロシア方面へ枝分かれしていく。後者の人類は極寒を体験し、熱が奪われないように顔を平べったく・瞼も一重に進化した。後付けではなく、専門家が報告している。なお肩こりの人は、ほとんどが一重の方。一重の方が瞼を上げ下げするには、かなり力を要すため肩こりになる。これも、専門家が報告している
▽人事(ひとごと) = 元々の字は人事と書いたが、分かりにくいので他人事になった。しかし「たにんごと」と読む人が多くなり、現在、新聞などでは「人ごと」と書くようになった。
▽一つ覚え = 一つの事だけをよく覚えていること。また、その人を罵っていう語。「馬鹿の-」。笑い言葉 < 出題者の西尾徹也先生が冴える。一点豪華主義ではなく、一点記憶主義。
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「毎日新聞クロスワード」に出題されたワードから、ピックアップしたものです。
「気になる言葉の辞書」の説明は、広辞苑第七版と明鏡国語辞典第三版・三省堂国語
辞典第八版の解釈を主体に、その他複数の辞書・ネット検索・過去の投稿ネタ、投稿者
の感想(投/~と表記)を加え編纂しております。
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【ひ(あ-た行)】
▽PCR検査 = Polymerase Chain Reaction、ポリメラーゼ(酵素)・連鎖・反応の略。「遺伝子増幅技術」と呼ばれ、ウイルスなどの病原体を、DNAを増幅させることによって検出する検査方法。特別な機器によって加熱・冷却を20回ほど繰り返し、遺伝子を100万倍に増やす。
▽ビーガン = vegan・ヴィーガン、完全菜食主義者。投/ベジタリアン(vegetarian)は野菜(植物性食品)の他に、乳製品・卵・魚介類のそれぞれ、あるいは3つとも食してよいこと。どちらもアレルギー・体質・宗教・環境保護・動物愛護等の理由から、野菜主体の食事スタイルを維持する。ジャパニーズ?ヴィーガンとして、日本も古くから「精進(しょうじん)料理」があった。なお長い一生、肉・魚・野菜・穀物などをバランス良く摂ることが必須で、近年、高齢者ほど肉を食べる必要性が言われる。過去の出題(笑い言葉)は、草食男子はヴィーガンか?
▽贔屓の引き倒し(ひいき・-) = 贔屓することによって、却ってその人を不利に導くこと。投/芸術・芸能・スポーツ界に限らず、政治や様々な分野で過剰な応援・引き立てが行われる結果、歪な社会が形成されている。タニマチ(谷町)とは、相撲界で力士の後援者、贔屓筋のこと。明治末年に、大阪谷町筋の相撲好きの外科医が力士から治療代をとらなかったことからという。
▽彼我(ひが) = あちらとこちら、彼と我、相手と自分など。
▽彼岸(ひがん) = ①春分・秋分の日を中日として、その前後7日間。②梵語「波羅蜜多」の訳語「到彼岸」に由来。仏語、生死の迷いを河・海にたとえた、その向こう岸。悟りの境地をいう。③この期間に行う仏事を「彼岸絵」(ひがんえ)と言い、平安初期から朝廷で行われ江戸時代には庶民の間に年中行事化した。
▽彼岸過迄(ひがんすぎまで) = 夏目漱石には、「前期三部作」と「後期三部作」と呼ばれる作品群がある。前期三部作は、「三四郎」「それから」「門」。後期三部作が、「彼岸過迄」「行人」「こころ」。投/若かりし頃の投稿者は“読書青年”で、行人(こうじん)を除き読んだと思うが、ストーリーはすっかり忘れて抜けてしまった。
▽引揚げ者(ひきあげしゃ) = 第二次大戦後、国外から引き揚げて内地へ帰って来た者。敗戦時点で海外に在住した日本人は、軍人・民間人の総計で660万人以上。投/なかでも樺太(からふと)、満州、沖縄などは、戦況が怪しくなると軍部が真っ先に逃げ出し、現地の民間人を置き去りにした。そのためソ連・中国・朝鮮人の軍隊が報復も含めて、200万人以上の日本人女性を強姦した。また中国大陸で親子生き別れ・死に別れとなった中国残留日本人孤児の問題は、今でも禍根を残している。古今東西、“年寄り”(国や軍隊トップ)が戦争を起こし、青年が戦死し、女性が被害を受ける。
▽弾き語り = ①同一人が浄瑠璃などを三味線を弾きながら語ること。②ピアノ・ギターなどを弾きながら歌うこと。投/元は①から始まった言葉だが、昨今の②状態では、若干の違和感を持つ方もいる。現代なら、「弾き歌い」が好ましいのでは。ラジオファンの投稿者は、NHK-FM、平日午前の「弾き語りフォーユー」を欠かさず聴いている。”生ラジオ”の他に、PCやスマホで聴ける「らじるらじる」の“聞き逃しサービス”も活用。ピアニスト小原孝(おばらたかし)氏が、クラシック・ポップス・歌謡曲・叙情歌などをピアノアレンジ演奏する。皆様も試しに。
▽悲喜交々に至る(ひきこもごも・-) = 一人の人に悲しみと喜びとが、代わる代わるに起こること。「交々」は、互いに入れかわって。かわるがわる。また、入り混じる。投/本来の使い方は、1人の人間の長い人生にはいくつもの悲しみも喜びもあることを言う。しかし最近の災害報道などから、誤用の②同じ場所などに喜ぶ(安堵する)人と悲しむ人が混在する使い方が多くなった。一部の辞書に掲載されている。「-・の合格発表風景」。同じく災害報道で、「着の身着のまま」も誤用が“辞書入り”した。同項を参照。
▽挽(ひ)き割り納豆 = 種類の異なる大きめな大豆段階で細かくして、蒸し・発酵させたもの。語源は、昔、石臼(いしうす)で大豆を挽いて細かく割ったことから。投/元々は、今のような納豆を刻んだものではない。
▽びけ = 順位の最後。びり。
▽膝(ひざ) = 投/BSを見ていると、「膝」の健康食品のCMばかり。皆様もご存じの通り健康食品を摂ったから元気に歩けるのではなく、元々、元気なタレントや素人の高齢者が出演しているから。辞書には、膝が付く言葉が多い。抜ける・笑う・打つ・崩す・組む・屈める・枕・進める・正す・詰める・膝詰談判・乗り出す・突き合わせる・交える・(跪(ひざまず)く)など、人の意思や態度を表す意味が含まれている。膝の字が多いと言うことは、昔から膝が大切なことの証し。十返舎一九の滑稽本「東海道中膝栗毛」(通称:弥次喜多)、「栗毛」は栗色の馬、「膝栗毛」とは自分の膝を馬の代わりに使う徒歩旅行のこと。昔、ピザピザピザピザ・・・という引っ掛け遊びが流行った。
▽美丈夫(びじょうふ) = 美貌の若者。立派な男。
▽美人薄命(-・はくめい) = 美人には、不幸な者や短命な者が多いと言うこと。「佳人薄命」=「佳人」は美人。投/ところで投稿者は昔、“美人はパンツ(下着)を穿(は)いていない”笑い言葉で、“美人穿くめ~”と言った。
▽鐚(びた) = 質の悪い銭。江戸時代の一文銭の略称。「-・一文出さぬ」。
▽筆禍(ひっか) = 発表した論説・記事が官府や社会の忌諱(きき=人のいみきらう言動)に触れて、災難または制裁を受けること。類語=舌禍。投/ツイッターなどは、筆禍・舌禍のタレント・著名人・政治家が群雄割拠?
▽引っ越し蕎麦(-・そば) = 「おそばに参りました」の意にかけて、転居した際、その近隣に近づきのしるしに配る蕎麦。江戸中期の町人文化が始まりとされる。投/ある調査で意味を尋ねると、「引っ越し先で食べる」が49%、「近隣に配る」が27%だった。現代人は側(そば)付き合い~近隣との付き合いが希薄になったのでこのような結果か? オヤジが定年になると、趣味で蕎麦を打つ「蕎麦(側)用人」になる人が多いと聞く。
▽必要は発明の母 = 発明は必要があってこそ生まれる。必要に迫られると、おのずから発明や工夫がなされる。投/ノーベル賞を取るには、数十年の歳月を要する。日本政府は基礎研究や学問への予算を大幅に削っているので、今後10年・20年後以降は日本人のノーベル賞受賞者は万年ゼロになると言われている。
▽ビデオ判定 = 投/今や名称は異なれど野球・サッカー・バレーボールなど、かなりビデオによる判定が使われている。意外にも世界で一番古くは、何と大相撲(中継)だった。正確にはビデオではないが「分解写真」と言い、ビデオがない1950年代から”コマ落とし”のような連続写真でつなぎ、動きが分かるようにした。連続シャッター写真、パラパラ漫画のようなもの。画期的だったのは”物言い”の有無に関わらず、現在のリプレーのように取り組み直後に画像を視聴者にも見せたこと(判定より取組の再現が目的)。この描写は、分解写真をご覧になった年配者しか分からず。
▽人熱れ(ひといきれ) = 人が多く集まっていて、体の熱気や臭いが立ちこめること。熱れは、熱気や臭い。「草・-」。
▽一重瞼(ひとえまぶた) = 投/一重の方は二重にしたいと思っている方が多いが、実は一重瞼のほうが「進化人」なのだ。人類がアフリカで誕生、その後、ヨーロッパと中央アジア・ロシア方面へ枝分かれしていく。後者の人類は極寒を体験し、熱が奪われないように顔を平べったく・瞼も一重に進化した。後付けではなく、専門家が報告している。なお肩こりの人は、ほとんどが一重の方。一重の方が瞼を上げ下げするには、かなり力を要すため肩こりになる。これも、専門家が報告している
▽人事(ひとごと) = 元々の字は人事と書いたが、分かりにくいので他人事になった。しかし「たにんごと」と読む人が多くなり、現在、新聞などでは「人ごと」と書くようになった。
▽一つ覚え = 一つの事だけをよく覚えていること。また、その人を罵っていう語。「馬鹿の-」。笑い言葉 < 出題者の西尾徹也先生が冴える。一点豪華主義ではなく、一点記憶主義。
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