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ブルーインパルス航空法違反か? 東京五輪開会日の飛行が雲に接近・突入した可能性/少数派

2021年08月20日 | 羽田新飛行ルート
Ns170minoritytp 少数派シリーズ/羽田新飛行ルート
都心を低空で離陸・着陸を繰り返す羽田新ルートは許されない!12<枠外記事>
ブルーインパルス航空法違反か? 東京五輪開会日の飛行が雲に接近・突入した可能性

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■航空法は視界不良での有視界飛行を禁じており積雲に消える複数のシーンを確認
投稿はしんぶん赤旗を活用しております/航空自衛隊曲技飛行チーム「ブルーインパルス」が東京オリンピック開会日の7月23日に行った飛行について、航空法違反だった可能性が航空専門家から指摘されています。同法は視界不良での有視界飛行を禁じており、雲との一定の距離をとるよう定めていますが、ブルーインパルスは当日、発生した雲に接近・突入した可能性があります。ブルーインパルスは同日午後0時40分ごろから同55分ごろまで都心上空を飛行。同50分ごろ、空中で旋回してカラースモークで五輪シンボルを描く際には積雲が発生していました。

航空法施行規則第5条は、飛行高度が3000メートル以下の管制区域で、操縦士が目視で位置を判断する有視界飛行の場合、飛行条件を ▽飛行視程5000メートル以上 ▽航空機から垂直上方に150メートル、下方に300メートルの範囲内に雲がないこと ▽航空機からの水平距離600メートルに雲がないこと―と定め、視界不良での飛行を禁じています。元日本航空パイロットで航空評論家の杉江弘さんは動画投稿で多数の動画を確認し、地上から見上げた航空機が雲に消える複数のシーンに注目しました。「ほぼ水平に飛んでいる航空機が突如、雲に消える。航空機が雲に入っているか、雲との間を規則未満の距離で飛行している可能性が高い。航空法に反する飛行だった疑いがある」と指摘します。

■事故を鑑み当日の気象条件であれば都心の中心部を避けるか飛行を中止すべきだった
防衛省航空幕僚監部は本紙の取材に、ブルーインパルスの飛行高度は当初、2500~5000フィート(762~1524メートル)を計画していたものの、「雲の影響を受けたため」、2500~3500フィート(762~1067メートル)に下げたと回答。気象情報会社「ウェザーニュース社」の配信記事によると、23日の東京都心は積雲が発達しやすく雲底は1000メートル前後になると予報していました。航空機と雲が近かった可能性があります。一方、空幕は、機体が雲に接近・突入した可能性については否定。「有視界飛行方式を維持して飛行していた」と回答しました。

杉江さんは「五輪の輪を描く地点にこだわったために予想に反してわき出した雲の中を飛ぶことになったのではないか。民間機なら一時的にでも雲の中を有視界飛行すれば審査は一発で不合格だ。過去にブルーインパルスは墜落事故を多々起こしている。今回の気象条件であれば、都心の中心部を避けるか、飛行を中止すべきだった」と訴えます。ブルーインパルスは1961年、65年、82年、91年、2000年に墜落し、14年に2機が接触、緊急着陸しています。

しんぶん赤旗の複製可能範囲内において、投稿者によって一部割愛や
それに伴う接続文章等の修正・タイトル付けを行いました。


■投稿者の文章|ブルーインパルスが都心を飛行する本当に意味を考えてみませんか!
57年ぶりの東京五輪の始まりを飾る目出度いセレモニーだから、大目に見てと言う意見もある。しかし毎回申し上げるように、羽田新ルートの新設によって都民と周辺エリアの方は、日々、数分おきに低空飛行する大型旅客機・貨物機の騒音と墜落・部品落下に怯えている。その他にも米軍ヘリ、警視庁と消防庁の警備へり、遊覧へり・報道ヘリの騒音でイライラしている。だからブルーインパルスの飛行といっても、素直に喜べない。ブルーインパルスも、過去、大きな事故を起こしている。都心上空で事故はもちろん接触を起こせば、部品が大勢歩く中に落ち大事故だ。それと今回は見る・撮影で、相当、”地上”が密になった。コロナ対策にも反している。当日はTBS「ひるおび」が生中継しており、上空へりからの映像を見た。確かに沸いた雲によって、機影は満足に見られなかった。と言うことは、航空評論家の杉江弘氏の通り、雲の中に突っ込んだと思われる。

五輪マークの演出は難度が高く、まして雲に突入すれば重大事故に繋がりかねない。飛行関係者なら、当然、実施時刻のだいぶ前から、天候予測しているはずだ。これも前回1964年の再来・成功記憶に捉われて、天候不順にも関わらず強行したことは問題だ。ブルーインパルスが、都心を飛行したことは今回だけではない。20年5月にも、医療者を励ます目的で飛んだ。この時も投稿者は批判した(下記リンク)が、コロナ従事者は見る余裕などなく、極めて矛盾している。病院の屋上で手を振る大勢の医療者がニュースになったが、国や都に近い病院だ。つまり大袈裟な歓喜はヤラセで、医療者は動員されたものと言われている。五輪ムードを高めるためだけではなく、裏にはコロナや五輪に託(かこつ)けた自衛隊と時の政権をPRする不純な目的が隠れている。ブルーインパルスは大空の彼方(かなた)に飛び去ったが、再び24日・パラ開会の日にもやってくる(下記参照)。この時は、少し見方を変えてみませんか?

投稿者より/このカテゴリは羽田新ルートの飛行を変更させる活動のための枠ですが、
都心飛行の危険を鑑みブルーインパルスの飛行も対象にしました。

Sankoub
46・ブルーインパルス都心低空飛行は医療関係者への感謝・敬意でも危険極まりない

Ntopkeiji

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