少数派シリーズ/スポーツ
W杯日本-コスタリカ戦・水道使用量2割減、トイレ我慢・風呂炊事は後回し?でTV観戦
■試合結果や得点状況がつぶさに表れる水道量の変化・あなたはいつトイレに立った?
毎日新聞の記事と上記グラフ画像のように、11月27日(日)夜に行われた、サッカー・ワールドカップ・日本対コスタリカ戦のTV観戦によって多くの人がテレビにかじりつき一喜一憂し、トイレや風呂・炊事などの利用が少なかったことが水道使用量から窺える。投稿者は既号のように、スポーツは好きでもW杯や東京五輪のように、メディアがくどいほど同じことを、連日、繰り返す報道や一辺倒で、他に伝えるべき報道が蔑ろになることを批判した。今回も試合内容は書かずに、暮らしの観点からやや斜に構えて見たことを書く。だからブログの収納カテゴリは、スポーツではなく暮らし欄に。本筋に入れば、東京都水道局は日本戦(対ドイツ)のあった23日、27日それぞれのテレビ中継前後の23区など都内主要部の水道使用量の変化を公開し、6、13、20日(いずれも日曜)の3日分の平均と比較した。うち掲載したグラフデータは、直近の27日のコスタリカ戦。このデータによると、いずれも試合開始から使用量は大きく平均を下回り続け、23、27日ともに平均の8割ほどにまでに落ち込んだ。記事には書いてなかったが試合前にも1~2割使用量が高いのは、いわゆる家事・トイレの前倒し、旅行・レジャー・仕事など早めに切り上げて、都内に戻った方が多かったのか?
試合が始まってからは使用量は当然ながらハーフタイムに急増し、後半が始まると再び減少。試合が終了すると再び平均を大きく上回るペースで急増し、使用量は乱高下した。都の担当者はこの原因を「トイレや洗い物、風呂など、水を利用する行為を後回しにして観戦した人が多かったと推測される」と話す。特にサッカーなど、試合が切れ目なく続くスポーツ中継で顕著に表れる傾向だと言い「『目を離した隙に試合が動いたらまずい』という気持ちで観戦した人も多いのでは」とみる。歴史的勝利を挙げたドイツ戦と、惜敗したコスタリカ戦での視聴者の心理の違いも読み取れる。グラフは掲載されていないが、ドイツ戦では試合終了後、2段階で使用量が増えた。歴史的勝利の余韻に浸り、すぐには席を立たなかった人が多かったことが推察される一方、敗北したコスタリカ戦では終了後直ちに大きく使用量が増加。すぐに席を立った人が多いと思われる。得点シーンでも、使用量に変化が見られる。コスタリカ戦の後半36分(グラフ参照)、終了間際に失点し諦めの表れか、使用量は終了に向かって増加傾向をたどった。投稿者は酒飲みで、プロ野球や大相撲中継は適当にトイレへ行く時間が取れるが、サッカーやラグビーはつらいですね。
■11月27日は「下剋上の日」に、競馬GⅠジャパンカップ・大相撲優勝巴戦・コスタリカ戦
東京都水道局は、随時、ビッグゲームや災害時などの際に、こうしたデータを発表する。ビッグゲーム時の水道料の変化発表は、粋な計らいと思う。それはおまけであって、水道局は24時間監視で予め水の使用量が増えそうな場合は、大本の水圧を上げて対応している。業務は単なる水を浄化して送っているだけでなく、断水はもちろん流れが悪くならないよう常時の監視業務が重大なのだ。但し夜中に大きな地震が起こると、そのあと皆が一斉にトイレに行くため、対応が間に合わず水の流れが悪いことがある。ここからは余談で、中継したテレビ朝日の世帯視聴率(関東地区)は42.9%、瞬間最高視聴率(同)は53.8%だった。世帯視聴率なので、国民の半分以上が観ていた訳ではないが相当な数だ。余談の余談で、この日27日は『下剋上の日』と言われる。まず競馬GⅠ・ジャパンカップは、ヴェラアズールが1番人気のシャフリヤールを破った。次が大相撲千秋楽、28年ぶりの優勝決定・巴(ともえ)戦になり、格下の西前頭9枚目の阿炎が東前頭筆頭の高安と大関・貴景勝に勝ち初優勝。そして極め付きが、コスタリカ戦。「まさか」と捉えるか「弱者にもチャンスがある」と思うか、いずれの解釈を取るにしても人生の教訓に。故・野村克也監督の名言もある。「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」。
W杯日本-コスタリカ戦・水道使用量2割減、トイレ我慢・風呂炊事は後回し?でTV観戦
■試合結果や得点状況がつぶさに表れる水道量の変化・あなたはいつトイレに立った?
毎日新聞の記事と上記グラフ画像のように、11月27日(日)夜に行われた、サッカー・ワールドカップ・日本対コスタリカ戦のTV観戦によって多くの人がテレビにかじりつき一喜一憂し、トイレや風呂・炊事などの利用が少なかったことが水道使用量から窺える。投稿者は既号のように、スポーツは好きでもW杯や東京五輪のように、メディアがくどいほど同じことを、連日、繰り返す報道や一辺倒で、他に伝えるべき報道が蔑ろになることを批判した。今回も試合内容は書かずに、暮らしの観点からやや斜に構えて見たことを書く。だからブログの収納カテゴリは、スポーツではなく暮らし欄に。本筋に入れば、東京都水道局は日本戦(対ドイツ)のあった23日、27日それぞれのテレビ中継前後の23区など都内主要部の水道使用量の変化を公開し、6、13、20日(いずれも日曜)の3日分の平均と比較した。うち掲載したグラフデータは、直近の27日のコスタリカ戦。このデータによると、いずれも試合開始から使用量は大きく平均を下回り続け、23、27日ともに平均の8割ほどにまでに落ち込んだ。記事には書いてなかったが試合前にも1~2割使用量が高いのは、いわゆる家事・トイレの前倒し、旅行・レジャー・仕事など早めに切り上げて、都内に戻った方が多かったのか?
試合が始まってからは使用量は当然ながらハーフタイムに急増し、後半が始まると再び減少。試合が終了すると再び平均を大きく上回るペースで急増し、使用量は乱高下した。都の担当者はこの原因を「トイレや洗い物、風呂など、水を利用する行為を後回しにして観戦した人が多かったと推測される」と話す。特にサッカーなど、試合が切れ目なく続くスポーツ中継で顕著に表れる傾向だと言い「『目を離した隙に試合が動いたらまずい』という気持ちで観戦した人も多いのでは」とみる。歴史的勝利を挙げたドイツ戦と、惜敗したコスタリカ戦での視聴者の心理の違いも読み取れる。グラフは掲載されていないが、ドイツ戦では試合終了後、2段階で使用量が増えた。歴史的勝利の余韻に浸り、すぐには席を立たなかった人が多かったことが推察される一方、敗北したコスタリカ戦では終了後直ちに大きく使用量が増加。すぐに席を立った人が多いと思われる。得点シーンでも、使用量に変化が見られる。コスタリカ戦の後半36分(グラフ参照)、終了間際に失点し諦めの表れか、使用量は終了に向かって増加傾向をたどった。投稿者は酒飲みで、プロ野球や大相撲中継は適当にトイレへ行く時間が取れるが、サッカーやラグビーはつらいですね。
■11月27日は「下剋上の日」に、競馬GⅠジャパンカップ・大相撲優勝巴戦・コスタリカ戦
東京都水道局は、随時、ビッグゲームや災害時などの際に、こうしたデータを発表する。ビッグゲーム時の水道料の変化発表は、粋な計らいと思う。それはおまけであって、水道局は24時間監視で予め水の使用量が増えそうな場合は、大本の水圧を上げて対応している。業務は単なる水を浄化して送っているだけでなく、断水はもちろん流れが悪くならないよう常時の監視業務が重大なのだ。但し夜中に大きな地震が起こると、そのあと皆が一斉にトイレに行くため、対応が間に合わず水の流れが悪いことがある。ここからは余談で、中継したテレビ朝日の世帯視聴率(関東地区)は42.9%、瞬間最高視聴率(同)は53.8%だった。世帯視聴率なので、国民の半分以上が観ていた訳ではないが相当な数だ。余談の余談で、この日27日は『下剋上の日』と言われる。まず競馬GⅠ・ジャパンカップは、ヴェラアズールが1番人気のシャフリヤールを破った。次が大相撲千秋楽、28年ぶりの優勝決定・巴(ともえ)戦になり、格下の西前頭9枚目の阿炎が東前頭筆頭の高安と大関・貴景勝に勝ち初優勝。そして極め付きが、コスタリカ戦。「まさか」と捉えるか「弱者にもチャンスがある」と思うか、いずれの解釈を取るにしても人生の教訓に。故・野村克也監督の名言もある。「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」。