
4案|開催年をずらせば夏季五輪2回、FIFA/W杯、冬季五輪のビッグイベントが順番に見られる


■五輪を継続したいなら20年を掛けてビッグイベントの重複年がないように調整を

(1)4年スパン構想のビッグイベントサイクル
例えば、1年目 夏季五輪/室内競技(A国の都市)、2年目 FIFA/サッカーW杯、3年目 夏季五輪/屋外競技(B国の都市)、4年目 冬季五輪を開催。4年スパンの構想で大胆に開催日程を組みかえれば、毎年、ビッグイベントが見られる。単なる投稿者の私案で、開催の順番はこだわらない。観客が楽しめ、メディアも喜ぶ日程アイディアであり、結構、良いと思うが・・・
(2)既に決まっているビッグイベントの日程
26年・冬季五輪=イタリア・ミラノ市など、28年・夏季五輪=米国・ロス市、30年・FIFA/サッカーW杯=スペインなど、30年・冬季五輪=フランス・スイスなどのアルプス地域、32年・夏季五輪=オーストラリア・ブリスベン市、34年・FIFA/サッカーW杯=サウジアラビア(見込)。34年・冬季五輪=米国・ソルトレークシティー(決定)まで、ほぼ決まっている。そのため4年スパンの開始は、30年代後半を起点にしてスタートしたらどうか。※参考/ラグビーW杯は、27年オーストラリア、31年米国。
(3)実現性
安易に「ビッグイベントサイクル」を掲げたが、現在継続している各ビッグイベントの4年ごとの周期を変えるのは大変だ。投稿者は提案した手前、試案した。複雑で省略するが30年代後半以降、20年ぐらいを掛けて定着させる必要がある。特に冬季五輪とW杯は同じ年の開催で数か月のスパンしかなく、これも解消できる。20年ぐらいを掛けると申し上げたのは、五輪開催スパンを1回だけ4年から5年に延ばすのは簡単だが、選手の出場機会減から許されず、3年間隔を何度か繰り返す必要がある。FIFA/W杯は格式が高いから、1度だけでも3年スパンで短くしたり、ずらすことも許されないだろう。過去1992年までは夏季五輪と冬季五輪は同じ年に開催していたが、冬季五輪は2年後の94年に前倒し開催し夏季・冬季五輪をずらした経緯あり。末永くビッグイベントを続けるのなら、IOCや競技団体は20年掛けても選手・観客のためにどこかの時点で調整すべきだ。ラグビーW杯や他有力競技もこの際、開催日程などの体系に加わる。
■投稿者まとめ|スポーツファンなら五輪廃止あるいはイベント日程の再編を考えるべき!

▽一般選手と障害者選手の融合を図ろう(ビッグイベント両者同時日程への模索)



前号/五輪2案|夏季五輪は甲子園方式でロス市恒久化 ◇3案|夏季を室内と屋外競技の2か国分割開催
