食品のカラクリシリーズ インスタントラーメン/麺穀類
食品添加物だけでできているインスタントラーメンの味
濃厚なスープに天然つゆは1滴も入っていない
写真は一般のラーメン
■醤油や味噌・とんこつ味もメーカーの味の追求は白い粉のさじ加減?
「インスタントラーメン」は国民食であっても、スープがどのように作られているか裏側を知っている人は少ないでしょう。 ラーメンスープと言うからには、インスタントでも醤油や味噌・とんこつのスープを作って、それを濃縮あるいは粉末にしたものと思っていませんか?
実は、天然素材とは全く関係のない10数種類の“白い粉”~オール食品添加物だけで作られているのです。しょうゆ粉末、OOパウダー、OOエキスといっても、天然素材ではなく全て白い粉の“ケミストリーの世界”です。醤油でもとんこつスープでも、ほとんど同じ種類の化合物(食品添加物)が配合されます。スープというよりも、化学物質だけの液体なのです。
不気味なのは、メーカー独自の調味料、漂白剤、凝固剤、酸化防腐剤、pH調整剤、合成着色料、香料の多さです。もう一口飲みたくなるよう、さっぱりとした後味にするために酸味料、とろみを付けるなら増粘多糖類も入ります。これが、あなたがいつも食べているラーメンスープの成分です。ラーメン好きのあなたは、1年間にこんなラーメンをどのくらい食べているのでしょうか!?
▽インスタントラーメンのスープ素材(例)
※スープと具の部分だけ表示します (油脂分は表示割愛)
・食塩 ・しょうゆ粉末 ・チキンエキスパウダー ・昆布エキスパウダー ・オニオンパウダー ・ガーリックパウダー ・ジンジャーパウダー ・ホワイトペッパー ・たんぱく加水分解物 ・グルタミン酸ナトリウム(味の素) ・5-リボヌクレオチドナトリウム(調味料) ・漂白剤 ・凝固剤 ・酸化防腐剤 ・pH調整剤 ・酸味料 ・増粘多糖類 ・合成着色料 ・香料 ・その他、
・具材/乾燥ねぎ ゴマなど
■自社ラーメンは食べないインスタントラーメン会社社員
Web上には、麺自慢が食べたメーカー別インスタントラーメンの味のコメント(講評)が載っています。しかし元をただせば、メーカーやラーメンの種類が異なっても、“粉の結集”(食品添加物の組み合わせ)には変わりありません。要は、メーカーは“白い粉”食品添加物の微妙な配合で、風味や“独自の味”を出しているに過ぎないのです。
これが、皆さんが食べているラーメンの実態です。麺自慢がこれを知ったら、どうコメントするのでしょうか。CMでは、天然素材をうたっています。それはほんのチョットの量・体裁に過ぎず、天然素材を使っていることを強調するための販売方法なのです。しかし実際は、味を決めるほとんどの要素は食品添加物なのです。皆様は、こんなカラクリに騙されてはいけません。
その証拠に、大手インスタントラーメンメーカーの社員は、こうした製造工程を知っているので、気持ち悪くて食べられないと言うそうです。社員さえ食べないインスタントラーメンを、私達は実態を知らされないまま食べさせられているのです。若い方がこれほど大量に多種・日常的に食品添加物を摂れば、発ガン・アレルギーなどの恐れがあります。
塩分は1日8g未満の摂取が言われる中、一杯だけで6g以上も塩分を摂取してしまうインスタントラーメンがざらにあります。また油脂が多いことも指摘されます。そもそも塩分・油脂・食品添加物・発ガン物質の塊のようなインスタントラーメンは、食べること自体を少なくするべきです。インスタントラーメンに良いことは1つもなく、身体を悪くするだけです。
カップ麺の発泡スチロール容器から発ガン性物質が溶け出している
化学調味料で勝負する有名ラーメン店の自慢の一杯