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「生前入棺」体験イベントが人気!これで死は怖くない・人生観が変わる/少数派

2019年03月19日 | 暮らし
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「生前入棺」体験イベントが人気!これで死は怖くない・人生観が変わる

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名所の桜並木(法律上無理ですが、できればこうした場所に埋めて欲しい)

生前葬・生前に墓碑名刻印・生前コンサートなど、「生前プラン」が花盛りです。老いればますます忙(せわ)しないのに、何も生前に慌ててやることもないと思うのですが。私の葬儀は、死後に「整然」と執り行なって欲しいと考えます(出た!オヤジギャグ)。小椋桂は生前コンサートを開き、チケット代は「香典」と称し、入場者は参列者と言ったそうです(笑)。芸能人はシャレ、一般の方は生きている間に“けじめ”を付ける、「死後」に向けて一定の覚悟を持つためと思います。先はまだまだ残っていると認識していても、交通事故やガンなどで、ある日早々と逝ってしまうかも知れません。エンディングノートに、死後への思いを書いている方も多いでしょう。現代は、どなたもエンディングノートを書く時代です。

新聞記事によると、都内のある葬儀場では「生前入棺体験イベント」を開いており人気だそうです。自分で純白の布張りの棺おけに横たわると、周囲の合掌の下、やがて蓋が閉じられます。と書くと厳かなイメージがしますが、しばらくして小窓が開けられると「何と美しいご遺体」 「まるで生きている見たい」と軽口も出ます。女性20人がキャーキャー言いながら、替わる替わる“入棺”するそうです。やはり多少の戸惑いをふっ切るためか多くの方が、安物の居酒屋で注文が入った際に厨房に叫ぶように、大きな声で「入りま~す!」と言うそうです。同じく居酒屋の掛け声のように、周囲の人が「喜んで!」と言ったとまでは書いてありませんでした(笑)。

このイベントは、「ひとり」で生きる女性の老後を応援する、NPO法人「SSS(スリーエス)ネットワーク」が開いているものです。首都圏の50~70代の女性を中心に900人の会員がいます。9割が、配偶者との死別・離別、未婚の単身女性です。うち半分は、SSSの共同墓に眠ることを決めた人達です。体験イベントに参加した人は、死後、葬儀をしない「直送プラン」も契約している女性でした。体験イベントとは言え、一旦、「あちらの世界」に足を入れてみると、覚悟ができたのか「これで死ぬのが怖くなくなった」 「安心した」など、気持ちが割り切れるのでしょうね。女性が一人で生きる不安は、キリがありません。でも最後に眠る場所があれば安心、生きている間が楽しくなるなど好評です。
▽NPO法人SSSネットワーク http://www.sss-network.jp/

お墓は生きているうちに集まるものという理解で、会員同士の交流も盛んです。言わばいつか同じ墓に入る「ハカトモ」(墓友)として、普段から女性同士の付き合いも根付いています。年1回、「合同追悼会」と称する会を開いており、いつか自分が逝く日を楽しみに?集まり、“棺おけ話”に花(菊?)が咲くようです。中には夫が健在も内緒で申込み、強引に事後承諾させた“ツワモノ女性”もいるそうです。「人間は一人で始まり、一人で終わる」と悟り、自分で死後を選び取る時代になったと言えそうです。投稿者としては家族葬・樹木葬を願っていますが、寺同士・仏葬界全体の“物騒”な?競争・しがらみも強く、なかなか思い通りにいきません。墓はあっても、ハカナイ話ですね~。寺によっては航空会社のマイルをもじって、墓参りするごとにポイントが貯まる「HAKAマイル」実施中です。

背景には長寿化によって、配偶者と死別後に長く単身で過ごす世帯が急増しています。高齢夫婦と子供が同居する世帯は減少し、既に単身世帯が逆転しています。特に女性の単身世帯が、目立ちます。話は変わり別の調査では、妻の4人に1人(26.4%)が、夫と同じ墓に入りたくないと思っています(夫側は10.6%)。理由の1位は、死んでまで一緒にいたくない、義父母も一緒だから、自分の両親と入りたい、墓はいらない、散骨と続きます。また「桜葬(樹木葬)」も要望が強く、選んだ理由は、自然に帰る(74%)、継承者がいなくてもいい(58%)、子供に迷惑を掛けたくない(40%)、葬儀や死後のサポートがある(26%)などです。あなたは、どんなプランニングしていますか?

Sankoub これからは昔ながらの宮型霊柩車で送られることも少なくなるのでしょうね

Ntopkeiji

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