若妻印

いぶし銀の若妻のおいしい日常
食べることしか考えてません。

大日本人

2007年06月06日 23時43分42秒 | 見ました
レディースデーサービス料金で劇場鑑賞


なんじゃこりゃぁ!?
見たことのない戦い、突拍子もないストーリー。
でも、吉本知らない人には伝わらないこと多いのでは?

インタビューをだらだら撮り続けるところは「[Focus]」みたいだけれど、映像的魅力はえらい違いだ。
会話をよーく聞けば、アメリカに対する日本のかっこ悪さとか、深いメッセージがあったのかもしれないけれど、その前に飽きた。
カンヌの観客ならずとも、中座したくなったよ。
結末に持って行き方が強引だなぁ。

金沢のおみやげ

2007年06月06日 22時38分57秒 | 捕まえた!
集合
地方のお土産などめったに買わぬ若妻なれど
こと金沢においては、欲しいものが本当にいっぱい。
買いまくってしまったわ。

加賀友禅
「加賀友禅」
ふわふわの羽二重餅に金箔。
う、美しい!
お味も上品で○
ふじ井

吸い物
「ふやき御汁 宝の麩」
もなかじゃないのよ、お麩なのよ。
お湯をかけると、中から細工麩が飛び出して、お吸い物になるなんて素敵。
おすまし、加賀みそ、暫、青かえで、田舎みそ、赤だし
加賀麩 不室屋

器茶漬け花くるみ
「器茶漬け」
お麩じゃないのよ、もなかなのよ。
ご飯に乗せてお湯をかければ、佃煮茶漬けになるなんて素敵。
かつお昆布、あさりちりめん、じゃこ椎茸、ふぐの親子漬け

「花くるみ」
野生のくるみを米飴で炊いた、お菓子とおかずの中間のような味。
無添加なあなたに惚れました。
佃の佃煮

加賀棒茶
「加賀棒茶」
ダンナはほうじ茶好き。
丸八製茶場

じろ飴
「じろ飴のつぶ」
原料は米、大麦、小麦。
砂糖を使わない、腰の強い飴。
俵屋

かいちん
なんといっても一番美しいのは
かいちん
繊細で上品な金玉糖。
食べる宝石。
石川屋本舗

石川さん
金沢良いところね。
石川さんも、また会う日まで!



金沢の味 3

2007年06月06日 21時32分40秒 | 食べ歩き
金沢三日目、最後のお昼ごはん。

麩
金沢駅・麩茶席宮田麩料理
無類の生麩好きである。
・突き出しに、一口生麩(味噌)
・生麩カツ(トンカツソース/胡桃味噌)
衣も焼き麩。
・車麩の酢の物(わさび、すりごま)
・車麩たっぷりの煮付けのような吸い物
・生麩の刺身
・生麩ステーキ
・粟ごはん、鶏そぼろ
・浅漬け(大根、にんじん)
・生麩のきなこかけデザート

金沢のしめくくりにふさわしい、やさしいご飯でした。

乗り物のお供にお菓子をば
お菓子
季節限定の「花菖蒲」
柏の葉にくるんである。
花びらは寒天、中の白餡には干しイチジクと求肥が入ってた。

百万石祭りのお菓子「珠姫手鞠」
ここのはお麩が2個乗ってた。

金沢、おいしかった!
また行きたいな。

金沢の味 2

2007年06月06日 18時20分05秒 | 食べ歩き
金沢二日目は日曜日。
百万石祭りの最中だというのに、市場も食べ物やさんもほとんど閉まってる。
お昼ごはんぴーんち!

やっとたどりついたのは
廻る近江町市場寿司
海鮮丼で有名な店だけど、回転寿司を。
(丼にしとけば良かった...)
ご当地ものとお奨めネタばかりを選び
ガスえび、白えび、赤貝、ぶり、あじ、いわし、かわはぎ、生たこ

確かにネタは良いかもしれないけれど、
ネタが小さい。
値段が横浜のスーパー回転寿司の2倍する。
シャリがあまりおいしくない。
よって、横浜のスーパー回転寿司の勝ちぃ!

テンション下がったので写真は撮らなかった。


お口なおしに、街場のおかしを買い食い。
和菓子屋さんたくさんあるし、安いなぁ(横浜の半額)。
お菓子

左上が、百万石祭り公認お菓子「珠姫手鞠」
たまひめてまり、たまひめてまり、たまひめてまりって三回言ってみ。
薯蕷饅頭が金箔と細工麩で飾られて、きれーい!
でもそのままの焼き麩自体はそれほど美味しいものではなかった。

左下は「ささげ」
定番のお菓子らしい。
まぶされているのは小豆ではなくて、「ささげ」
歯切れの良い甘くないお餅に、塩味の豆で、まったく甘くないお菓子。

右も定番の「笹餅」
これも甘くないお餅に、塩味の黒豆が混ざっている。

甘くないお菓子があるなんて、金沢、深いぞ!

夕食は片町・赤玉
おでんの有名店。
おでん

おでん
・たけのこ
・さといも
・大根(加賀大根)
・ロールキャベツ(写真左端)
・宝袋(写真中央:たけのこ、しいたけ、すだれ麩等々入り)
・赤巻き(紅白の渦巻きかまぼこ)
・こんぶ(厚い!)
澄んだ鰹出汁がたっぷり。

牛筋煮込み(写真右)
看板メニューらしい。
東京下町のラーメンのような、澄んだ醤油スープでとても上品。
トッピングのねぎがまたうまい。

冷やしおでん
夏限定の冷やしおでん
加賀大根、加賀太きゅうり、加賀つるまめ、枝豆入りかまぼこ、トマト、たまご、こんにゃく
柚子胡椒で。
冷たい出汁、だし!

金時草
金時草のこぶ〆おひたし(左)
濃い緑色で、驚きの肉厚テクスチャー。

一塩の加賀太きゅうり
加賀太きゅうりは、皮を剥いて、種をくりぬいてしまうものなのね。
ちょっとほろ苦く、生で良し、煮ても良し。

〆は
茶めし(右上)

他にも
・刺身盛り(甘エビ、鯛、鰤、鮪)
・かまぼこ串揚げ
魚のすり身の揚げ物(さつま揚げ、天ぷら)全般をここでは「かまぼこ」と呼ぶようである。

金沢は出汁文化圏ね。
お酒と同じ位、出汁飲んだわ。
<続く>

金沢の味 1

2007年06月06日 17時14分34秒 | 食べ歩き
一人楽しく金沢に行きましたよ。
デパートの物産展じゃなくて、本当の旅です。
食に感動を見失いつつあった今日この頃に、素晴らしい刺激になりましたわ。
専業主婦こそ外の味を知らないとね。

初日の昼食は近江町市場で
おまかせ
刺身屋おまかせ定食
・刺身(鰆、生たこ、鰤、鰹、鯛)
・太刀魚の焼き物
・つみれの揚げ出し
・和え物(わらび、いくら、とろろ)
・鯛の吸い物
・ご飯
・香の物

これだけ並んで1200円!
幸先良いね。

金沢では「お作り」とは呼ばず、「刺身」で統一なのね。
刺身醤油もきりっと生醤油タイプ。
生サワラなんて初めて見たわ。
市場でも、薄いオレンジ色のサクがたくさん売られていた。
脂が乗ってうまい。
太刀魚もこんなに脂あったのね。

初日の夕食は片町・源左エ門
のどぐろ
高級魚のどぐろ焼き
一尾3500円 きゃー!
ここで食べなきゃ一生たべなかったかも。
ミディアムレアの焼き上がり。
目玉も顔もバラして味わいつくしましたわ。

白エビ
富山産の白エビのかき揚げ
天つゆに醤油の色がついてないのね。
出汁がおいしくて、加賀大根のおろしを入れて、全部飲んじゃった。

いか
イカの唐揚げ
旬の赤イカかな?
すごい存在感。
ツマの加賀太きゅうりもうまい。

地部煮
地部煮
鴨肉にそば粉というのは聞いていたけれど
こんなにとろりとしているのね。
すだれ麩、生麩も入って、薬味に生わさび。
これも出汁がうまー!

焼酎
鹿児島芋焼酎明るい農村
ロックなのに、水割りと見まごう程に原液がなみなみと。
太っ腹!

他にも
・金時草のおひたし
・蓮根団子の揚げ出し(かに入り)
・さわら刺身
・わらびとアサリのウニ和え
などなど

夢中で食べたから、写真撮るの忘れちゃった。
いつもは作るばかりの専業主婦ゆえ、
誰かが私のために美味しいものを作ってくれたってことがすごく嬉しかったなぁ。

おりしも
例年より一週間早い百万石まつりの真っ最中。
武者行列もしっかり見ました。
的場
前田利家公に扮する的場浩司さん。
ギャラは100万円だって、板さんが言ってたよ。

<つづく>