ストロングビルが消える

ストロングビルの解体が決まり、これが最後の内覧会。


横浜スタジアムと中華街の間にあった、戦前の建物はロケの名所。
ドラマの「濱マイク」の探偵事務所は、実は日劇ではなく、この屋上にセットが組まれていました。


2Fへ。
「ストロング」という名は、ストロング（極東）株式会社に因んでいます。
昭和13年(1938年)の創建当初から、終始外国商社の建物であった、唯一ともいうべき存在なのだそうな。


意外とシンプルな作りの部屋。
窓の外はスタジアム。


シャネルの社長さんが喜びそうな、アンティークなガラスの照明ですよ。


3Fの踊り場はアーチ型の窓。


その脇の階段は屋上に出るのかな？
ちょっと狭い。


3Fの小部屋


隣の大部屋。
つい先日まで使われていたのよね。


天井の扇風機。


金庫として使われていたのは、かなり前のことでしょうね。
シャワールームみたいな金庫室。


1Fに戻って


裏側は駐車場。
マイクが大坪、小坪刑事と絡んだところ。


後ろ斜めから。


表の並木道。


正面玄関のアーチ。


反対側から。
赤いフードのところには、かつて横山剣さんの洋服屋がありました。

この建物は完全に壊してしまい、高層のビジネスホテルになるそうな。
ばいばい、お疲れ様でした。

防災訓練

何年経ってもご近所に友達を作らない一匹狼の若妻ですが
年に一度の防災訓練くらいには顔を出しておきますかね。
いざというときに、ダンナは役に立たない。
俺がなんとかしなきゃなんないからね。

訓練メニューは毎年変わっていて、
今年は
・救護テント組み立て
・トイレ設置
・担架運搬
・応急手当
などなど

近所だから手ぶらでと、ケータイまで家に置いて来ちゃったのは失敗。
写真撮れないじゃん。

誰も知り合いがいないから、怪我人役も救護ボランティアも炊き出し班も押し付けられることはなく、時々麦茶飲みながら、ただただ見学しているだけ。
楽チン。

でもね
お年寄り多い、子供少ないとか、
子供しつけろよ、話聞けよ、バーカ！とか
お！ワンちゃんも一緒ですかとか
色々発見もあるわけで、
全然出席もしないよりは、参加するだけでも意味はあると思うよ。
誰か、若妻の顔覚えてね。

次は避難所の見学。
よく報道されるような体育館ではなく、地区ごとに教室が割り当てられているのだそうな。
大人になってから初めて教室というものに入ったよ。
上層階は眺めが良いねぇ。
驚いたのは、机が吉牛のカウンターのように、教壇に対してUの字に並べられていたこと。
今は一律に先生の方を向かないのだね。

最後に消防署からのお願い
・家具の耐震補強をする。
・家族の連絡方法を決めておく。
・非常持ち出し用品を用意しておく。
うーん、未だ何もやってないや。


炊きたてホカホカのおにぎりと、ゴム引軍手いただきました。