おてら日記

願船坊での日々のことをつづります

住職のお詫び

2017年12月10日 20時49分29秒 | 住職の戯言

今年の報恩講のお参りが、11月になってから全くできていない事に、何と申し上げても申し開きが立たないのは重々承知の上でお話ししたいと思います。
まずは、11月に大きな行事が複数あった事、片付けに奮闘していたり、総代会を控えて、それに向け「かけはし」の作成、また12月頭にあったコンサートの為の準備(楽譜の写譜)が想定していたより枚数が多い為に、かなりの時間をそれに費やさなければならなかった事、等々、息つくヒマもないほど様々なことに追われる日々でした。
保育所のおゆうぎ会も日曜学校のお餅つき大会も終わって、やっと一段落いたしましたので、報恩講のお参りのご案内を再開いたします。
何分、1人でお参りしていますので、時間のかかることではございますが、春頃までには有縁の皆様のお参りを終えたいと思いますので、どうぞ首を長くしてお待ちくださいよう、よろしくお願い申し上げます。

合掌

いい汗かきました

2016年07月14日 05時20分51秒 | 住職の戯言
先日の日曜のことですが、午後4寺より2年前に被災した高松山共同墓所で、新しく完成した合同塚の納骨式・建碑式を勤修いたしました。
また、土砂流出の際、山から転げてきた大きな岩に、園山さんという画伯が仏様の絵を書かれたのですが、その除幕式も続いて営まれました。
災害当初から関わった色々の方が参列されましたが、当日はいい天気になり、西日が容赦なく照りつける中、今回私が導師の大役をいただき、近所のお寺さんや教区広島北組の副組長さんと共に、声高らかにお勤め、表白(御仏様に向けての宣誓文のようなもの)を読み上げました。
ご先祖様の遺骨が流され、どこに向けて心を、手を合わせていいのかわからなくなられたご家族にとって、ひとつのステップが終わったことと思いましたが、しかしながら、言いようのない悲しみの二年間の心中を思い、お念仏を唱えさせていただきました。
覚悟していったので、汗はかいたけれども、充実感はありました。
あとで、墓地関係者の方々から感謝の言葉をいただけた時、この度の法縁に対してのご褒美を頂戴した感が一杯でした。

写真は、別の日に視察した際のものです。


出逢い

2016年06月08日 22時59分19秒 | 住職の戯言
今日は日帰りで東京に行ってまいりました。
仏壮の方と一緒に、未来の住職塾は「お寺葬ワンデイセミナー」を受講してきました。
そもそもの発端は、仏壮の例会の時に出た「お寺で葬儀というのはどうかの?」という話からでした。

格安切符のため、朝5時半に集合して空港に行き、朝の始発便に乗り午前中は「バーミヤン大仏天井壁画」を観に行きました。




続いて午後からは、住職塾のセミナー会場に。

受付を済ませ机で待っていたら、どこかで見たことのあるお顔が見えたと思ったら、前ご門主様が前お裏方様と一緒に表敬訪問して下さったのでした。
記念に一枚パチリと入って下さいました。貴重な一枚は総代さまのカメラの中に。

セミナーの核心は、「葬儀の全てを知る」でした。しかも、葬儀社の業界の
講師は僧侶であり、かつまた葬儀社に勤めた経験のある先生のお話は、ハイテンポで話された、しかし濃い内容なのでした。








偏見

2016年03月29日 05時15分53秒 | 住職の戯言
昨日は保育所の今年度最後の職員会議でした。

そこで、職員の最大の関心事は「人事発表」でした。

波乱が無いことはわかっていましたので、発表の前、「偏見」について少しお話してから発表したわけでしたが、終わってみるとしこりの残る状況を見ることになりました。

わが保育所は二園あり、そのそれぞれにカラーの違いがありました。

良い面もありますが、それぞれに対しての「偏見」があり、それを無くしていくことが必要だと思いました。

しかし、会議のあと、帰り際に問題発覚し、その難しさを痛感しました。

すぐに対処し、フォローしたつもりが、自分の中にこそ「偏見」があったと、夢の中で感じたのです。

まだまだです。

なまんだぶ。