早朝、兼六園へ(http://www.pref.ishikawa.jp/siro-niwa/kenrokuen/)。先日の雪が若干残っている。人もまばらな園内をゆっくり撮影。咲き始めた梅の木に野鳥の群れ、水場にはカワセミの姿も。あまりの寒さに耐えかねて、時雨亭で暖をとりつつお抹茶をいただく。茶席から眺める庭の風景は一見の価値あり。ここからしか見えない滝を眺めながらゆっくり体を暖める。兼六園で一番面白かった場所は翠滝。その流れは自然を見事に写している。鶺鴒島のあたりもいいですね。
次に西田家庭園へ行くが、残念ながら冬季休園中。気を取り直してタクシーで長町武家屋敷へ移動、野村家へ。庭の造りが不思議。縁の下を水が流れ、縁に沿うように飛石が配置されている。軒から2~3m先には崖があり、水の落下音が聞こえる(水は見えない)。庭石は自然石から加工石まで、ふんだんに配置されていて、物量にやや圧倒される。クエスチョンマークが頭に浮かんでは消え、浮かんでは消えする構造だった。
野村家前の和菓子屋「茶菓工房たろう」(http://www.sakakobo-taro.com/)で買い物。カカオ味の羊羹、不思議な食感だ。こちらで調達した芋とチョコレートの焼き菓子2種がとてもおいしかった。
次に兼六園に隣接する成巽閣へ(http://www.seisonkaku.com/)。その贅を尽くした建物の意匠に加賀百万石の威光を感じる。中でも、謁見の間の折上格天井と欄間、書見の間の紫色の壁と群青色の天井には圧倒される。
皆との待ち合わせ場所、兼六園の近所にあるカフェ「t・エリー」ヘ。高円寺あたりにあったらしっくりきそうな昔風アートな店内。客は私一人、入店すると巨大なストーブに火を入れてくれた。大量の煙とともに「ボッ」と大きな音をたてて点火した時はちょっと飛び上がった。ロイヤルミルクティーを注文。するとサービスで焼きリンゴが!これがとてもおいしい。昼ご飯がなければホールで注文したかった。
4人揃ったところで千取寿しへ。おまかせプラス地場ものをいただく。お腹一杯食べて(20カンくらいか?)9000円ぐらい。リーズナブルではあるが、特別金沢まで来て食べる寿司というほどでもないような、江戸風の寿司。昨日の「弥助」と好対照。
食後、二十一世紀美術館へ。噂には聞いていたが、子供から大人まで地元の人々で大盛況。この日は「荒野のグラフィズム:粟津潔展」が開催中。特別展よりも、コレクション展で展示されていた舟越桂の彫刻が見られてよかった。舟越作品が持つ目の力と透明感、引きずりこまれそうになる。
美術館を後にして、空港へ、帰路につく。
次に西田家庭園へ行くが、残念ながら冬季休園中。気を取り直してタクシーで長町武家屋敷へ移動、野村家へ。庭の造りが不思議。縁の下を水が流れ、縁に沿うように飛石が配置されている。軒から2~3m先には崖があり、水の落下音が聞こえる(水は見えない)。庭石は自然石から加工石まで、ふんだんに配置されていて、物量にやや圧倒される。クエスチョンマークが頭に浮かんでは消え、浮かんでは消えする構造だった。
野村家前の和菓子屋「茶菓工房たろう」(http://www.sakakobo-taro.com/)で買い物。カカオ味の羊羹、不思議な食感だ。こちらで調達した芋とチョコレートの焼き菓子2種がとてもおいしかった。
次に兼六園に隣接する成巽閣へ(http://www.seisonkaku.com/)。その贅を尽くした建物の意匠に加賀百万石の威光を感じる。中でも、謁見の間の折上格天井と欄間、書見の間の紫色の壁と群青色の天井には圧倒される。
皆との待ち合わせ場所、兼六園の近所にあるカフェ「t・エリー」ヘ。高円寺あたりにあったらしっくりきそうな昔風アートな店内。客は私一人、入店すると巨大なストーブに火を入れてくれた。大量の煙とともに「ボッ」と大きな音をたてて点火した時はちょっと飛び上がった。ロイヤルミルクティーを注文。するとサービスで焼きリンゴが!これがとてもおいしい。昼ご飯がなければホールで注文したかった。
4人揃ったところで千取寿しへ。おまかせプラス地場ものをいただく。お腹一杯食べて(20カンくらいか?)9000円ぐらい。リーズナブルではあるが、特別金沢まで来て食べる寿司というほどでもないような、江戸風の寿司。昨日の「弥助」と好対照。
食後、二十一世紀美術館へ。噂には聞いていたが、子供から大人まで地元の人々で大盛況。この日は「荒野のグラフィズム:粟津潔展」が開催中。特別展よりも、コレクション展で展示されていた舟越桂の彫刻が見られてよかった。舟越作品が持つ目の力と透明感、引きずりこまれそうになる。
美術館を後にして、空港へ、帰路につく。