御存知、聖グロリアーナ女学院チームの巡航戦車クルセイダーMk.Ⅲです。上図は最終章に登場した3輌の小隊で、劇場版以来の活躍を展開しています。第4話で初めてローズヒップ以外の車長3人の名前が明らかになりましたが、戦車自体は劇場版仕様のままのようです。
この戦車のキットが3種類手元にありましたので、比較検証を兼ねて連続で製作しました。まず劇中車に最も近いボーダーモデルのキットは、なるべく劇中車に合わせて作りました。続くタミヤのキットは、目立つ部分のガルパン仕様のみを再現することとしました。そして最も古くて形状が異なるイタレリの品については、ストレート組みとして形状の異なる部分だけをパーツ差し替えで修正すること、としました。
ボーダーモデルのキットの組み立てが終わりましたので、続いて今回は上図のタミヤのキットを作ります。目立つ部分のガルパン仕様のみを再現する方針なので、製作の作業量はボーダーモデルの約半分ぐらいと見込まれました。
中身はイタレリ製品のままです。厳密には元のイタレリ製品の、形状のおかしいフェンダー前部などを修正した改訂版です。要するにOEMであり、これにタミヤ製の搭乗員フィギュアを付けてパッケージされています。
組み立てガイドは、完全なタミヤ製品です。元のイタレリ製品の組み立てガイドの図は大まかで細部がいまひとつ分かりにくい所が少なくなかったため、タミヤで販売するにあたってガイドを刷新したもののようです。
ステップ1です。右側サスペンションの取り付けを行ないます。次のステップ2とまとめて行ないます。
ステップ2では左側サスペンションの取り付けを行ないます。ステップ3ではベルト式履帯パーツを組みます。
ステップ1とステップ2の工程をまとめて行いました。
組み上がりました。上図には写っていませんが、履帯パーツも別に保管しました。
ステップ4では、車輪類の組み立てと取り付けを行ないます。私の製作ではいつものように車輪類の取り付けは塗装後に行います。今回のクルセイダーの場合は、車輪類のみがカラーが異なるので、塗り分ける必要があります。
車輪類のパーツです。中央がドライブスプロケットつまり起動輪、左右がロードホイールつまり転輪のパーツです。
組み上がりました。 (続く)