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「ゆるキャン△」に登場しない大井川鐡道を巡る その3 往還下陸橋から

2024年02月19日 | ゆるキャン△

 新金谷車両区の車輛群を一通り見たので、大代川側線に向かうことにしました。車両区の南側の車道へ回って、車両区の南端から線路をまたぐ往還下陸橋へと昇りました。上図は往還下陸橋の西側から新金谷車両区を見下ろしたところです。手前下に消防車のような車輛がありましたが、外観がなにかオモチャっぽく見えたので、本当に消防車なんだろうか、と首をかしげました。

 

 先に横から見た蒸気機関車の2輌、急行かわね路号のC10形8号機、トーマスに扮したC11形190号機を望遠モードで引き寄せて撮りました。いずれも石炭を満載しているのが分かりました。

 

 新金谷車両区の長大な機関車庫の屋根が並んでいました。思ったよりも複雑な形状で、建物もあちこちで増改築を重ねているようでした。

 これをNゲージの模型で再現するのは大変そうだな、と思いました。2023年11月の時点で、私のNゲージの大井川鐡道の駅は、千頭駅と井川駅が仕上がっています。今後は金谷駅と家山駅を作ろうかと計画していますが、これらを作った後には、やっぱり新金谷駅を作ることになるのかな、と感じています。

 ですが、実際に上図の機関車庫の複雑な形状とかを眺めていますと、新金谷駅はちょっと・・・、という気分になってしまいます。金谷駅と家山駅を仕上げてから、新金谷駅をどうするかをまた考えよう、と決めました。

 

 新金谷車両区の長大な機関車庫の南端は、御覧のように斜めに切れています。私が立っている往還下陸橋のラインに沿って敷地が斜めに区画されていますので、建物の端がみんな斜めになっています。奥の建物は屋根が低くなっていて、新しい感じがしますので、増築部分だろうと思います。外観がこのように複雑な形状を呈していますので、これを忠実に1/150スケールで再現出来たら凄いだろうな、と思いました。

 新金谷駅の向かいのプラザロコの模型展示のなかに新金谷駅のジオラマがありますが、それとてスペースの関係で形状をかなり大まかに作っているにとどまり、機関車庫に至ってはストラクチャーのキットをそのままセットしたような感じです。忠実に精密に作っている先行事例には、ネット上でさえお目にかかれていません。

 

 仮に、この長大な機関車庫も含めて1/150スケールで忠実に精密に再現するとなれば、まず10畳ぐらいの広さの部屋が必要となりますが、狭い我が家にそんな余裕はありません。嫁さんも「いつか広い家に引っ越して模型をドンドン楽しみましょう」と言ってくれていますが、まだまだ先の事になるでしょう。

 

 新金谷駅は、大井川鐡道の本社が置かれていますから、駅舎の他にも建物が多く、鉄道の設備もそれなりの規模があります。側線も多くて転車台もあり、しかも敷地が細長いので、1/150スケールでジオラマを作ると基台の長辺が3メートルを超える寸法となります。

 そういえば、以前に制作した千頭駅も、駅舎とホーム部分だけで1.3メートルを測ります。側線や転車台まで追加したら、千頭駅もやっぱり基台の長辺が3メートルに近くなるかと思います。

 

 往還下陸橋を東へ歩いて、車両区の機関車庫の東端まで来ると、その横の側線に停めてある上図の旧京阪電車の3000系が見えました。私たちが昭和の昔に「テレビカー」と呼んでいた懐かしい車輛です。平成の初め頃に初めて大井川鐡道に乗った時には、この3000系もまだ現役でした。2輌の1編成として走っていたと思いますが、現在はその片方のクハ3507だけが廃車後も御覧の状態で置かれて倉庫の代用になっています。

 

 旧京阪3000系と同じ側線には、御覧のようにED500形電気機関車、旧南海電鉄の6000系が停まっていました。長い事使わない車輛をまとめてこの側線に置いているようでした。

 

 ED500形電気機関車、ボロボロですね。塗装色が赤く見える部分は錆止めの下地でしょうか。2024年春の復活を目指して検査、修理中だと聞きましたが、外装品類がみんな外されていました。パンタグラフも連結器も見えませんでした。

 

 その向こうの旧南海6000系は、相変わらずピカピカに見えました。すぐにでも営業運転出来そうな感じでした。聞くところによると、この6000系も早ければ2024年中に営業運転に入るかも、ということです。譲渡されたのが2020年、令和2年7月でしたから、既に2年余り放置されていたわけですが、いつまでもそのまま、というわけにはいかないでしょう。

 おそらく、この6000系が運行するとすれば、いま災害不通のために千頭駅に取り残されて運用停止状態となっている同じ旧南海の21000系と置き換えられるのだろう、と推測していますが、どうでしょうか。

 

 以上、南の往還下陸橋から眺めた新金谷駅の車両区と側線の車輛群でした。上図の右側へ枝分かれしている大代川側線へと視線を移して、陸橋を東へと下り始めました。  (続く)

 

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