ステップ16に進みました。砲塔背後の雑具箱を組み立てます。
とりあえず、組底ガイドの指示通りに汲んで、車外装備品のシャベルも組付けました。
砲塔背面に取り付けました。ここからガルパン仕様への変更を行ないます。
御覧のように劇中車は車外装備品のシャベルを付けていません。留め金具だけが付いている状態です。
そこでシャベル本体を全て切り離して留め金具だけを残しました。
今回のキットの組み立て工程はステップ16で終了し、ラストのステップ17では車体に砲塔をセットするだけになります。ですが、ガルパン仕様への追加工作が三ヶ所にありますので、引き続き作業を進めます。
追加工作の一ヶ所目は上図の赤円内のハッチの金具の追加です。今回のキットには該当するパーツがありませんので、プラ板で作ります。
プラ板でそれらしく拵えました。左右のハッチを合わせて固定する金具のように思えます。
追加工作の二ヶ所目は、背面の牽引フックの形状の追加です。キットのパーツは形がやや異なりますので、プラ板で上図のように作り直しました。だいたいの形を合わせた程度です。
参考にした劇中車の牽引フックです。同じようなパーツが他のイギリス戦車のキットにあるだろうかと探しましたところ、クロムウェルのそれが近いように思いました。
ここでステップ17の工程を終わらせました。砲塔を車体にセットしました。劇中車と同様に砲塔下の段差や隙間を無くしていますので、砲塔が車体上にピッタリ合わさっている状態です。
まあ、こんなもんでしょうか。続いて、追加工作の三ヶ所目に移ります。
劇中車の右フェンダー前部には予備履帯の収納ラックがあり、御覧のように予備履帯が無いので、それを留めて固定する横棒が4本見えています。キットでは予備履帯をはめ込むため、横棒のパーツがありません。それで、プラ棒にて追加することにします。
プラストラクトの0.5ミリ丸棒を、収納ラック内側の寸法に合わせてカットし、4本作って上図のように取り付けました。タミヤやイタレリのキットを作る場合でも、同じ追加工作で劇中車の仕様を再現出来ます。
以上で、塗装前の組み立てとガルパン仕様への追加工作が全て完了しました。塗装は次のタミヤキットで同じ車輛を作ってからまとめて行なう予定です。 (続く)